【現地観戦】ヴァーゲンザイル、2年ぶり美酒でついにOP入り | Thoroughbred World

【現地観戦】ヴァーゲンザイル、2年ぶり美酒でついにOP入り

土曜日には2頭出走。
中山10レースに出走したヴァーゲンザイルは後方から大外を周って一気に馬群を飲み込み快勝。
2年ぶりの勝利でついにオープン入りを果たしました。

重馬場にやる気をなくし、惨敗を喫した前走から一変。
わずか1ヶ月できっちり立て直して、自慢の末脚がついに花開きました。


ということで、先週も中山へ出張し現地観戦。
さすがに朝からでは辛かったので、ゆっくりお昼からの参戦となりました。

ヴァーゲンザイル-2015.3.18-1

パドックに現れたヴァーゲンザイル氏。
相変わらずパドックではやる気のないような態度でのんびりと周回。
それでもいつもより馬体は研ぎ澄まされて、体重はデビュー以来初めて450kgを切りました。

ヴァーゲンザイル-2015.3.18-2

今回の鞍上は初コンビとなる田辺騎手。通称、田辺神。
弥生賞ではブライトエンブレムを2着に持ってくるなど、とにかく相性が抜群で、
同じ中山で同じネオユニヴァース産駒でもあり、なんかやってくれそうな雰囲気。

ヴァーゲンザイル-2015.3.18-3

レースではスタートから控えて後方からいつものスタイル。
周りに馬もいなくて、折合いは抜群。写真から見てもかなり動きが滑らかになっているように感じました。

ペースはスローで後方馬群の馬には展開的に向かないんじゃないかと思いましたが、
馬場状態が外差しが利くようになっていたことが大きかったですね。

ヴァーゲンザイル-2015.3.18-4

4コーナーから進出すると、手応えも抜群で大外から一気に前を捕らえると、
ヤマニンボワラクテを一気に交わして完勝。
ヴァーゲンザイル-2015.3.18-5


ヴァーゲンザイルにとっては、2013年の安房特別以来2年ぶりの勝利。
とにかく気まぐれでこの2年は好走と凡走を繰り返し、かなり関係者を悩ませたと思います。
それでもこの長い間腐らずにヴァーゲンザイルと向かい合ってくださった方々のおかげで勝利があります。

苦難を乗り越えた先には今度はオープンでの戦いが待っています。
それでも今回のようにハマった時は準オープンでも快勝できる能力の持ち主。

今度は一番上のクラスでその実力を発揮してもらいたいものですね。
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おめでとう、ヴァーゲンザイル!