【現地観戦】ヴァーゲンザイル、強烈な末脚で復活の2着! | Thoroughbred World

【現地観戦】ヴァーゲンザイル、強烈な末脚で復活の2着!

ジャパンカップデイ。空前の好メンバーが揃ったこともあって東京競馬場は大混雑。
いてもたってもいられずというか、もちろんその前座のレースもあって、
気合を入れて始発で参戦しました。


最終的に10万人を超えましたが、残り150mぐらいのポジションを確保して、
ここまではそれほど人が集まっていませんでしたので、一応移動はスムーズ。


さて、ここでのお目当てはむしろ10レースのほう。
プロミネントジョッキートロフィー(1600万下/芝2000m)にヴァーゲンザイルが出走。
抽選で戸崎騎手との初コンビでのレースとなりました。


しかし、ヴァーゲンザイル氏・・・。
前走は心房細動で大差シンガリ負け。
そこから立て直しを図り、休養後今回が初めてのレースとなったわけですが、
最終追い切りで気の悪さを見せてしまい、美浦の坂路でラスト1F19.9秒ととんでもない時計。

追試と言わんばかりに急きょ金曜日にも追い切りをしてレースを迎えましたが^^;


そんなこともあって本番では11番人気。
パドックでもずいぶんとムダな仕草が目立ち、「あー、これあかんパターンだな・・・」と思ったほど。

ヴァーゲンザイル-2014.11.30

朝イチのイベント参加もあって、複勝1000円から追銭はせずに観戦することにしました。


ヴァーゲンザイル-2014.11.30-2


イレ込んでるという感じではないので、あとは気分しだいかなと思っていたのですが。



レースでは五分のスタートから控える形で後方を追走する展開。
馬群はそれほどペースは落ちずともまとまった馬群での追走。
3コーナーの手前でちょっと嫌そうな素振りは見せましたが、
そこでしっかりついていくことができたので、一応ここでレースに参加できるなとは思いました。


4コーナーを周るころにはポジションは殿まで落ちていましたが、
戸崎騎手は諦めることなく馬群に突っこむと、
狭い面がありながらもそこで逆に心に火が灯ったヴァーゲンザイル。

クビを右に向けながら無理やり馬群をこじ開けると、そこから出色の伸び脚で上位勢を飲み込んでいきます。

馬群を置き去りにして最後は内を突いて抜け出したフレージャパンへ襲い掛かりますが、
クビ差届かず2着に敗れています。
ヴァーゲンザイル-2014.11.30-3
ヴァーゲンザイル-2014.11.30-4


負けてしまったのは確かに残念ではありますが、
そもそもが大の気分屋で、また非常にずる賢い、最も出資者に似た性格の馬です。

2年前は一度の惨敗から完全に走る気をなくし大スランプに陥ったことを考えれば、
今回は心房細動のアクシデントを1回で払拭してくれたことはとても大きいです。


準オープンでの戦いは続きますが、次はおそらく待望の中山開催。
来年は7歳になりますが、今回を見ても末脚は全く衰えていませんし、
ネオユニヴァース産駒にしてはずいぶんと長く能力を維持してくれる馬主孝行だなと思います。

獲得賞金は9000万円を突破し、いよいよ億ホースまであと一歩。
個性派の古豪として、まだまだ元気に活躍してほしいですね。