グランデッツァ、スプリングS制覇! | Thoroughbred World

グランデッツァ、スプリングS制覇!

直線は興奮というより感動してしまいました。
日曜日・中山11レース、フジテレビ賞スプリングステークス(GⅡ)に出走したグランデッツァ。
直線外めを真一文字に伸びて見事優勝を飾りました。

ラジオNIKKEI杯から3ヶ月の休み明けとなった今回。
山元トレセンでじっくりと乗られていましたし、馬体も絞れていました。

一週前の時点ですでに仕上がっていたことから、
「細いんじゃないのか?」「ガレて帰ってきたダメだ」なんて記事もあり心を痛めていましたが、
そんな不安を吹き飛ばすように馬体重は490kg。むしろまだ絞れるぐらいという馬体でした。

パドックでは一番後ろをゆっくり周回するという感じで、あまり気合は表に出さず。
馬体のハリなんかは格段に良くなっていましたが、物見するなどちょっと集中を欠いている印象でした。

$Thoroughbred World-グランデッツァ-2012.3.18スプリングS-パドック


今回はライバルも本当に強力で、重賞を勝っているこの馬でも3番人気がやっと。
GⅠ馬と使ってきた強みのある重賞馬を相手にするとちょっと自信も揺らぐというもの。
一番この馬の能力を信じていたのは平田調教師と初コンビのM.デムーロ騎手だったのかもしれません。


レースでは五分のスタートからいつもより一列後ろで折合いをつけます。
大外枠らしく道中はずっと外を回らされるロスがあったのですが、
それでもコーナーでうまく制御しながら、このポジションでベストのレースをしてくれました。

レースが動いたのは3コーナー、前の馬との差が一気に詰まってディープブリランテが抜群の手応え。
それをマークするようにグランデッツァが外から併せていき、
それを見るポジションにいたアルフレードもポジションを上げて、有力どころが固まります。

4コーナーで内にいたディープブリランテに弾かれてしまい少し怯んだように見えましたが再加速。
反応の違いで一旦は2馬身ほど突き離されて、大勢決したかに見えました。


しかしここからが違いました。
坂を上りながらジリジリと差を詰めると、最後は楽に交わして突き離します。
$Thoroughbred World-グランデッツァ-2012.3.18スプリングS

最後は流しながら、左手の握り拳。そして首筋をポンポンと撫でながら歓喜のゴール。
皐月賞トライアル・スプリングステークスを見事に優勝を導いてくれました。
今回は興奮というより感動のほうが大きかったかもしれません。
ここまでトントン拍子で来る馬は今まで出資したことがないので本当に夢のようです。
3年前のリクエストソングのリベンジも叶いました。


レース後のコメントを見てもデムーロ騎手もかなりの手応えを感じていた様子。
今年のクラシック戦線はなかなか中立的な目線で見られませんが、かなり良い位置まで来たのではないでしょうか。


ネオユニヴァースを見て憧れた愛馬でクラシックに挑むという究極の夢。
あれから9年・・・スプリングS、ピンクの帽子、社台の勝負服にミルコ・デムーロ。
こんな偶然があっていいのでしょうか?なんだか不思議な感じです。

$Thoroughbred World-グランデッツァ-2012.3.18スプリングS

皐月賞へ向けて、順調に、そして無事にいってもらいたい。