豪快な末脚で待望の3勝目 | Thoroughbred World

豪快な末脚で待望の3勝目

今日の中山10R初咲賞(1000万下・芝2200m)に出走したヴァーゲンザイルは、
苦しい競馬の中でも馬群を割って差し切り勝ち、今年の初笑いはヴァーゲンザイルでした。


秋は僅差負けが3戦。
1000万クラスでは明らかに上位の力を持っていることは分かっていたのですが、
やはり気性的な問題が残っていて、ゴール前で気を抜いて差されたり、勝負所でハミを取らないなど、
その分だけ届かないのかな…というレースが続いていました。

それだけに陣営は、得意の東京コースに照準を合わせての調整で
絶対このシーズンで突破するんだという気持ちでやってきたんだと思います。
しかし、その前の叩きの今回での勝利なので、これは嬉しい誤算でしょう。


レースでは好スタートから好位で競馬を進めます。
始めは掛かり気味だったのですが、道中は徐々にポジションを下げてしまい中団。
気性の問題を露呈したのは3コーナー、ここから全くハミを取らず進んでいきません。

手応え的に外に持ち出すこともできず、インに突っ込んでいきますがどう見ても進路なし。
押しては手綱を引っ張って、おかしな感じになってしまい頭を抱えてしまったのですが、
ここからがヴァーゲンザイルの違うところ。

直線に向いてもあまり良い位置とは言えなかったのですが、
ごちゃついた馬群を縫って一気の脚で先頭に馬を捕らえると、外を見て雄叫びを上げながらゴール。
最後は出色の末脚で見事に3勝目を挙げてくれました。


今後は短期放牧に出して東京のアメジストステークスを目指すとのこと。
気性的に2000mぐらいがいいのではというコメントも出ていますし、
次走でももしかして良い勝負になるんじゃないかとも思っています。


田村師も自身のブログで大喜び。
歯痒い思いをしていたのはみんな一緒だったんですね。