ファタモルガーナ、大外一気もわずかに届かず | Thoroughbred World

ファタモルガーナ、大外一気もわずかに届かず

去勢明けで6ヶ月休養明けとなった3歳馬のファタモルガーナ。
京都新聞杯でも大きく負けなかったし、500万下クラスは突破できると思っていましたが、
さすがに今回は条件も悪く、6番人気というのも納得というデキでした。


まず、何よりの収穫は去勢をしたのに馬体を増やして成長して帰ってきてくれたこと。
もともと細身に映るタイプだけに、体重はあっても大きく減ると心配でした。
蓋を開けてみれば+6kgと少しでも増えていたことにはホッとしました。

パドックでは少しイレ込む程度で春よりはマシな精神状態でしたが、
やっぱりこの馬の課題はスタート。ポコっと浮かび上がるように出て後方待機が確定。


レースはシゲルナガマサが大きく逃げてこのクラスにしてはまずまず流れる展開となりました。
ファタモルガーナは速いペースということもあり折合がついて後方で脚を溜めます。

3コーナーの下りから大外を通って進出しますが、馬群が密集してしまいうまく捌けません。
結局大外に振られながら終いに賭けます。
横一線の末脚比べになりましたが、ブランクを感じさせない豪快なアクションで内の各馬を捕らえると、
一旦は先頭に出るかという勢いでしたが、内から馬体を併せてきたサクセスパシュートに差し返されて2着。
相手は岩田騎手ですから仕方ありませんが、やっぱりここは騎手の差が出てしまったかなという気がします。

今回はペースが速く持ち時計No.1のファタモルガーナ向きの展開であったことは事実ですが、
半年休んでこの内容ならすぐ順番だろうと思います。

精神的な難しさがある馬ですので確勝とは言えませんが、
次で決めてもう一つ上のクラスで活躍する姿を見てみたい。

スタートの遅さをカバーするならば、やはり芝の長いところで使っていくのがベターでしょうか。