もう勝っていいと・・・~グランデッツァ、札幌2歳S制す~ | Thoroughbred World

もう勝っていいと・・・~グランデッツァ、札幌2歳S制す~

デビュー3戦目。
初の重賞挑戦となった札幌2歳ステークスで愛馬グランデッツァが断然の人気に応え快勝。
2009年プロキオンステークスのランザローテ以来、3頭目で4つ目の重賞タイトルとなりました。

未勝利戦圧勝の後とはいえ、タキオン産駒には相性の悪い中1週での重賞参戦。
どうしても注目を集める血統だけに人気はしますが、正直かなり心配な面もありました。

それでも、パドックに登場したグランデッツァは良い意味で全く変わらず。
相変わらずちょっと太目に見えましたが、本当に落ち着いていて気性面では成長を感じました。
ここで大きな心配はなくなり、自信を持って単勝を購入。


レースでは、やや怪しいところのあったスタートをきっちり決めると好位を追走。
ニシノスタイルが引っ張って厳しい展開になったこともあって、折合面の心配もなくなりました。
速いペースでも楽な手応えで勝負どころ。
1番人気でマークされるのを承知の上で横綱相撲に打って出たグランデッツァを他の有力馬はきっちりマーク。
3コーナーあたりから徐々に有力馬が動き始め、マイネルロブストが一気に仕掛けて4コーナーをカーブ。

ここまでは未勝利戦と同じく楽な手応えで先頭に並びかけて直線へ。
すかさず外から馬体を併せたマイネルロブストと一緒に後続を突き離します。
一瞬飲み込まれかけたのですが、ここでムチが入ると手前を替えてもう一度エンジン点火。

残り100mで振り切ったグランデッツァは内から鋭く伸びたゴールドシップも追い上げも退け先頭でゴール。
最後は少し流すようなところも見え、着差以上の完勝と言える内容で初の重賞制覇。



社台・サンデーでは10頭目の愛馬。
8世代目にしてついに重賞に手が届きました。


6月の牧場見学時の様子からはとても2歳重賞に手が届くようには見えなかったのですが、
グランデッツァには驚異的な素質と成長力があるのかもしれません。

愛馬の重賞制覇は、
ブルーメンブラットの08年府中牝馬S、マイルCSとランザローテの09年プロキオンSの3度。
ともにキャリアを重ねてからの重賞制覇だっただけに、
グランデッツァの重賞制覇は本当にあっという間に届いてしまった印象さえあります。


それでも初年度からGⅠ馬に出資できたキャロットとは裏腹に、社台では1勝の難しさも感じてきたし、
リクエストソングで届くかなぁと思わせた重賞になかなか届かず辛い思いもありました。

社台では初めてオーブリエチアの出資をしてからもう8年。
そのあとPS3の新価格のCMを見て、なんだか自分に言われているような気がしました。
「いいと思う。もう勝っていいと思う。」

重賞を勝てなくて、第2希望で書いた馬がGⅠ勝ったりとずっとため息をついてきたように思います。
これでやっとひとつ階段を上がれたかな。

今日はとにかく嬉しいの一言。
ありがとうグランデッツァ、そしてこれからも良い夢を見させてください。
$Thoroughbred World-グランデッツァ-a2011.6.14社台F