2010年を振り返る(愛馬編) | Thoroughbred World

2010年を振り返る(愛馬編)

今年はPCを置いて帰省するため、仕事納めの前に振り返る編をやってみたい。

例年同様数字的なものから

2010年67戦9-4-8-46 総獲得本賞金16979.9万円
(2009年86戦7-11-7-61 総獲得本賞金21862.1万円)

出走数-19、勝ち鞍+2、獲得賞金-4882.2万円

とにかく現役馬が激減してしまった今年の愛馬たち。
特に高齢馬はほとんどレースに出ることなく次々と引退していってしまって、結果的に出走数が激減。

一方、勝ち鞍はフラガラッハの4勝でなんとか+2勝。
オープンクラスでの活躍が少なかったが、スピリタス、フラガラッハ、リクエストソングが準OP突破。
しかし、全部芝マイルでの勝ち鞍だけに来年は路線が被りそう。


準オープンクラスでの勝ち鞍が3つあったものの、やはり出走数が少なくて全体の賞金ベースでは減ってしまった。
高齢馬たちの引退ラッシュもあったが、一時期と比べて年間の出資頭数が少なってきていることから、
今後もこの傾向が続くと思われる。

オープンクラスでの活躍馬が少なかった割にはよく稼いでくれたほうだと思う。
スピリタスを除いてはあまり足踏みをすることがなかったので、小銭稼ぎという意味ではイマイチ。


3歳勢ではフラガラッハが4勝と息を吐いたが、それ以外が残念な結果に。
2歳勢も年内はスカラブレイの1勝のみ、若い馬が全体的に走ってくれると勝ち鞍も増えていくが…。


高齢馬はランザローテ、ロードエキスパート、ベンティスカ、ティルフィングと立て続けに引退。
グリフィス、スピリタスの2頭が最も高齢馬の部類に。これは新鮮。



月別成績

1月 1-0-1-2 (4) 1545.5
2月 0-0-2-2 (4) 1208.8
3月 1-0-1-4 (6) 1216.5
4月 0-0-1-2 (3) 374.2
5月 0-1-0-5 (6) 992.0
6月 2-0-0-3 (5) 2318.5
7月 1-0-0-3 (4) 1516.4
8月 1-1-1-5 (8) 1733.8
9月 0-0-0-6 (6) 0
10月 2-1-0-6 (9) 3602.0
11月 0-0-0-6 (6) 70
12月 1-1-2-2 (6) 2402.2

獲得賞金は5着以内のみ計算

やはり全体的に出走頭数が少ないというのはありますが、なんとなくバランスよく出走してくれました。
例年夏競馬でグッと減ってしまう傾向があるkiyo厩舎ですが、今年はそんなこともなく、
6~8月に立て続けに勝利を挙げるという奇跡。主力どころがバラバラのタイミングで出走したのも大きい。
ただし、年末にかけて2歳馬の出走ラッシュで勝ち星を挙げるような流れは今年はなく来年が心配ですね。



獲得賞金はやや落ち込みましたが、それでもまずまず稼いでくれているほうだと思います。


1.フラガラッハ    5035 (29.6%)
2.リクエストソング  4048.4(23.8%)
3.スピリタス     3449.9(20.3%)

昨年獲得賞金トップだったランザローテがレース中のアクシデントもあって、故障が判明。
獲得賞金ゼロに終わったのが痛かったですね。
また、09年10月に未勝利戦を圧勝したリアルアヴェニューは結局1度も出走できず。


トップのフラガラッハは牡馬ながら総額1800万円とここ3年で最安値の牡馬。
骨折もあってわずか6走ながら4-0-0-2(着外2走も重賞で掲示板)と抜群の走り。

リクエストソングは夏の2段階降級もあって、条件戦では力上位の競馬を続けて昨年と同水準の賞金額。

スピリタスはオープンに上がってからの苦戦が響き昨年よりややマイナスでしたが、それでも堂々3番手。
以下、スカラブレイ、マカリオス、ロードエキスパートと牡馬ばかり。
牝馬は4頭で364万円と本当に踏んだり蹴ったりでした。




主な勝ち鞍、成績

湘南ステークス(1600万下)-スピリタス
紅葉ステークス(1600万下)-フラガラッハ
尼崎ステークス(1600万下)-リクエストソング
五頭連峰特別(1000万下)-リクエストソング

ききょうステークス(OP)2着-スカラブレイ
京成杯(GⅢ)4着-フラガラッハ
アーリントンカップ(GⅢ)5着-フラガラッハ


ここにいろいろな名前が並ぶことが理想なのですが、今年は結局この4頭が頑張ってくれたということ。
特に準オープン3勝は胸を張れると思いますが、2年連続で制していた重賞には手が届かず。
オープンクラスの勝ち鞍がないのも2004年以来6年ぶり。
ぜひ、来年はオープンクラスでの活躍を期待したい。

マイル戦線に3本の矢。特にフラガラッハに期待です。



7歳

ランザローテ

休養明けの欅ステークスで反則ギリギリのラフプレーを喰らった影響か、その後脚元に悲鳴。
重賞を制した昨年から一転、今年はたった1戦しただけで現役引退となってしまった。

嬉しい思いの何倍も悔しい思いをした馬だったが、
これだけ脚元の弱い中、よく7歳まで現役でいてくれたと思う。

ノーザンホースパークで乗馬になるとのことで、来年は会いに行けたらいいなと。



ロードエキスパート

一時の大スランプから脚質転換によって抜け出して、今季前半は安定した末脚で上位に顔を出した。
ここまで年齢を重ねながら連続3着、当然秋も期待したが思ったように走れず、最後は鼻血でリタイア。

勝ち鞍はわずかに2つだったが、2005年からタフに5年間も走りぬいてくれたことに感謝。
自分にとっては最後のロード馬、退会との狭間を揺れながらも彼の頑張りで最後まで見届けられた。



6歳

ベンティスカ

晩年は脚元との戦いでした。
特に屈腱炎を発症してからは慎重にならざるを得ず、今年も前半はモヤりっぱなしで調整にならず。
今年の2戦も後方から全く競馬にならず、引き際として妥当だったかなと思います。

この後は阪神競馬場で誘導馬になる予定とのこと。
脚元が治ってからになるので、もう少しあとになるでしょうが、
自慢の真っ白な馬体を見られる日を楽しみに待ちましょう。



ティルフィング

2月の尾頭橋特別ではまたも人気薄で好走。
小回り+左回りの中京コースは相性が良く、初勝利を挙げただけでなく2度も人気薄で複勝圏に顔を出すなど活躍。
ただ、嫌なタイミングで改修工事に入ってしまい、新しい中京競馬場を走ることなくターフを去ったのは残念です。

晩年はズブさが度を超え、後方でレースにならないことが多々ありましたし、
スローペースになるとどうしても若い馬たちに末脚比べで負けてしまうところが辛かったですね。
1000万下クラスに上がってからは苦労しましたが、このクラス突破の夢は弟のグリフィスに託しましょう。
この馬も全く使えない時期がありながら24走も走ってくれた孝行馬です。




5歳

グリフィス

スミヨンマジックで2勝目を挙げましたが、案の定1000万下クラスでは苦戦を強いられました。
前半はタフに月1でレースを使うことができましたが、後半はやや脚元に不安が出るなどらしくない一面も。
この中間は障害練習も取り入れているようですが、できることなら平地一本でやってほしいという気持ち。

とはいえ、前に行ってもあのズブさでは勝負にならないんだよなあ…。
馬力のあるタイプでもないからダートも難しそうだし…。




スピリタス

準オープンクラスで何度となく足踏みを繰り返してきましたが、
6月の湘南ステークスを1.31.7という驚異的なタイムで快勝し、いよいよオープン入り。
重賞で1番人気に支持されるなどアイドル的な人気を誇りましたが、
さすがにオープンクラスではあの荒削りなところが仇となりました。

来年はいよいよ6歳になり、成績も安定しなくなってくるところではあると思うので、
扱いやすい馬に少しでも精神面での成長を望みます。





4歳

リクエストソング

前半はダートで惨敗するなどちょっと足踏みをしましたが、春先を休ませたことで夏競馬からエンジン全開。
五頭連峰特別では逃げて上がり32.7をマークし3勝目、続く天の川Sでもハイレベルの中をぎりぎりまで迫って2着。

暮れの尼崎Sでは+22kgをものともせず、バキューンと馬群を割って4勝目。
昨年は重賞戦線で活躍していただけにやや物足りない成績ですが、
脚質、距離適性に幅が広がったのは来年に向けて大きな収穫です。



アンプレヴー

こちらは大きなけがもなく1年過ごすことができましたが、
古馬牝馬・500万下クラスで勝ち負けをしていないところもあって、厩舎での扱いがイマイチでした。
使ってはすぐ放牧で全く仕上げることができずに、消化不良でしたね。

夏の滞在競馬で牝馬相手なら十分対抗できるところも見せてくれたので、
ラストイヤーはもっと使ってもらえるところでというのも考えてもいいかもしれません。




3歳

フラガラッハ

暮れの新馬戦こそ後のマイルCS3着馬ゴールスキーに敗れましたが、
そのあと2010年は4-0-0-2と大活躍、今年最大のサプライズ、いい意味で誤算でした。

やや気性的に幼いところがあって殿一気のあとにいきなり逃げる競馬をしてみたりと
定まり切っていないところもありますが、逆に言えば伸びシロもまだまだあるということ。

北海道から帰ってきて年明けには臨戦態勢が整いそうで、
東京新聞杯あたりからいよいよ重賞戦線へ殴り込みでしょうか。
来年は一番期待したい馬です。




リアルアヴェニュー

骨瑠があまりにもひどく全然調整が前に進みませんでした。
能力はあるのですが、大きな体を支えきれない脆さも抱えており、
いったん休んで太ってしまうとどうしても脚元への負担が大きくなってしまいますね。

暑い時期は苦手ということで早いうちから始動してもらわないと困る馬。
順調に行けば500万下クラスぐらいは楽に突破してもいいはずなんですが…。




マカリオス

昨年は2戦惨敗と見どころがありませんでしたが、私の見立て通り7ヶ月ぶりのダート替わりで一変。
まだまだ幼いレースぶりが目立つ馬ですが、なんといってもダートで前に行ける強みがあるのが心強い。

冬の小倉できっかけをつかんだだけに来年は早々に500万下クラスを卒業してもらいたいところ。
坂への対応力もつけてもらって、馬体もすっきりしてくれればまだまだ上を目指せる器だと思います。




ライツェント

一時はどうなることかと思ったが、なんとかデビューを迎えられた。
デビュー戦は既走馬&牡馬相手に5着と健闘し、その後牝馬相手に3着と初勝利も見えましたが、
使うたびにどんどんカタさが出てしまい結局未勝利でリタイア。

素質はあるし、血統背景からも未勝利で終わってしまっては困る馬ですがこれも競馬。




エルブロンネ

デビュー戦は周りのペースに合わせることができず惨敗。
その後も脚元との戦いをつづけながら、休み休みですがレースに使うことができました。

スピードのある馬でベストは芝の1200mだろうと思っていましたが、
なぜかラストチャンスは中距離戦に突っ込んで掛かって万事休す。

管理能力に疑問を持った陣営からも、しばらく宮本厩舎は控えさせていただきたいと思った。
ちなみに弟は新馬戦を快勝していましたね…。




2歳

スカラブレイ

デビュー戦はのちにオープンクラスでも活躍するメイショウナルトを完封。
オープンクラスでも2着したように能力の高さは見せてくれました。
ただ、使い詰めや気性の幼さから出世にブレーキがかかってしまい、2勝目は挙げられず。

まだまだ成長の余地を残している馬なので、じっくりと調整してまたターフに戻ってくれれば。
オープンでやれる馬なんだから、当然2勝目は挙げてもらわないと困ります。




ファタモルガーナ

一時はどうなることかと思ったが、脚元が固まってからはジワジワ力をつけてきた印象。
デビュー戦は小回りが仇となり5着、2戦目はスタートの失敗が響き3着に敗れたが内容から勝ち上がり必至。
体型や性格から芝の中距離戦を中心に使っていくことになりそうで、
しばらくは良血馬相手で厳しい戦いになるでしょうが、自身も力をつけているので大丈夫でしょう。


全体的にはまだ非力な印象が残りますので、バシバシ鍛えて体幹の強い馬になってもらいたいですね。




ヴァーゲンザイル

やわらかい背中、柔軟な足捌きから牧場では高い評価を得ていましたが、とにかく気性が子供。
年末にやっと態勢が整いましたが、ここは除外で年明けのデビューとなりそうです。

当然期待の社台愛馬ですから、走ってもらわないと困りますね。
なんとか精神面での成長を…。




ヴェルデライト

一番の困りものはこの馬。
デビュー戦だけでなく、2戦目も全く進歩のない惨敗。
勝負どころでハミをかまず一方的に下がっていく姿には目を覆いたくなります。

せめて、最後まで馬群から離れずにゴールすることが当面の目標でしょうか。
気持ちの問題だとしたら、経験上今後もかなり苦戦を強いられるでしょうね。