毎日杯(GⅢ)-回顧 | Thoroughbred World

毎日杯(GⅢ)-回顧

01.◎ダノンシャンティ
02.○ミッキドリーム
03.▲リルダヴァル
04. シャイニーナイト
05.△ルーラーシップ
止.△ザタイキ

~惜敗続きに終止符を、強烈な末脚でライバルを圧倒、ダノンシャンティ~

ルーラーシップが出遅れ、すぐに巻き返して馬群に取り付く。
ハナを切ったのは単騎でシャイニーナイト、2番手以降はミッキードリーム、リルダヴァル、ザタイキと続き、
中団にコスモヘレノスとダノンシャンティ、その後ろに巻き返したルーラーシップ、ミッションモード、
後方はペガサスキングビー、カットイッタウト、殿にドレスアフェアー。

1800mながら中距離を主戦とする馬が主軸ということもあり、レースは超スローで流れる。
ほとんど隊列が変わらないまま4コーナーをカーブし直線へ。


リードがなくなったシャイニーナイトに最初に襲い掛かったのはダノンシャンティ、
中団から反応よく追い出すと、見る見るうちにライバルを置き去りにしていった。
早めに並びかけたミッキードリームも渋太く粘り、直後からはリルダヴァルが迫る。
直後でザタイキが故障発生、隣にいたルーラーシップは動くに動けず、反応も悪い。

結局、もっとも反応良く抜け出したダノンシャンティがらくらく突き抜けて初重賞制覇。
2着はミッキードリーム、3着リルダヴァル。ルーラーシップは5着に敗れる。


◎単勝的中 3.7倍
◎○馬連的中 22.7倍
◎○▲三連複的中 28.5倍

完璧!!まさにパーフェクト予想だった(笑)


優勝は、ダノンシャンティ。

戦前の予想通りの展開で、末脚勝負になりこの馬の能力の高さが証明された。
前走は敗れたものの、勝負どころで不利を受けたこともあり、ほぼ勝ちに等しい内容。
今回は、ルーラーシップ、リルダヴァルなど瞬発力に魅力のある馬がそろったレースにもかかわらず、
圧倒的なキレ味を披露してクラシック戦線へ堂々と名乗りを上げた。

単純にキレと反応の良さでライバルを封じ込めた結果で、共同通信杯のレベルもそれなりだったことから、
春競馬では楽しみな存在となりそうだが、マツクニ流の皐月賞はパス作戦でNHKマイルC→ダービーへ。

ペルーサといい、ダノンシャンティといい、前哨戦を勝っておきながら皐月賞に出ないのは非常に残念だし、
本気で皐月賞を目指して出走してきた陣営にとっても邪魔で仕方ないと思うが・・・。




2着、ミッキードリーム

非常にソツのない競馬運びであったし、最後の末脚勝負にまったく屈しなかったのは驚いた。
もともと、戦ってきた相手から十分通用する器だと思ったが、今回はこの馬の新しい面が見れた気がする。

今年は先行馬に強力なライバルがいないこともあり、大穴のなりそうな予感もするこの馬。
今回はダノンシャンティに乾杯だったが、立ち回り次第で大きな舞台でも面白そうな一頭だ。




3着、リルダヴァル

軽微な骨折とはいえ、この時期の骨折明けでいきなりいいレースをしたのではないかと思う。
もちろん、休養前のレースぶりから見れば、まだまだ絶好調とは言わないがそれでここまでやれれば十分。

隣で馬が故障し、しかも外に持ち出しているロスもあることだし、
上がり34.1の展開を自ら動かずに差しきるのは、ほぼ無理だと考えていいだろう。

むしろこの馬は次が狙い目か、タキオン産駒だけい上がり目は疑問だが・・・。




4着、シャイニーナイト

これは単機で行かせてもらえた分のものだろうか。
末脚自慢のメンバー相手になかなかの粘りを見せたが、基本的には上がり勝負な苦手。
今回は脚質的な意味でメンバー構成に恵まれた感が強い。



5着、ルーラーシップ

アルメリア賞の内容を時計面から否定したが、まさにレースもそんな感じ。
今回はスタートから出遅れて後手後手に回り、インに突っ込んで猿ダンス。
それがなかったとしても、到底差しきれたとは思わないし、まあまあ力関係からいけば妥当な着順。




中止、ザタイキ

重賞の一つや二つは勝てるぐらいの素質馬だと思っていただけに残念。
武豊の故障も含め春の楽しみをだいぶ失った気がした。
ご冥福をお祈りいたします。