武蔵野S(GⅢ)-回顧
01.△ワンダーアキュート
02. ダイショウジェット
03. ワイルドワンダー
04.◎マチカネニホンバレ
05. ラヴェリータ
06.▲トランセンド
10.○サクセスブロッケン
16.△サイレントプライド
~勢いに乗って重賞連勝、駆け上がる3歳馬世代交代を誓う、ワンダーアキュート~
ラヴェリータが出遅れ。先行争いは内からヴァンクルタテヤマ、
しかしそれを制するように外からドヤドヤと上がってきて、一気に先団は混戦状態になった。
先行争いに決着がついたのは3コーナーの手前、ワンダーアキュート、ネイキッド、サクセスブロッケンが並び、
直後にサイレントプライド、内にトーホウドルチェとヴァンクルタテヤマ、外にマチカネニホンバレとセレスハント。
中団はダイショウジェット、シルクメビウス、トランセンド、テスタマッタとここも固まってごちゃつき、
その後ろにワイルドワンダーとラヴェリータ、マルブツリードが続いて、単騎殿にナムラハンター。
ひとかたまりで4コーナーをカーブ、しかし先団から後方まで位置取りが固まりきらず息が入らない厳しい流れ。
特に固まった分、内に入れない外枠の馬はものすごい不利なレースになってしまった。
直線に向いたところでワンダーアキュートが先頭、1馬身のリード。
直後の馬たちも迫ろうとするがなかなか差は詰まらず、それどころか先に一杯になってしまう。
突っつきに掛かったネイキッドなどは早々に脱落、サクセスブロッケンも我慢はしていたが残り200mでドロップアウト、
その後ろで我慢していたマチカネニホンバレ、後方待機からやや外に持ち出したワイルドワンダーが追い上げを開始も、
ワンダーアキュートのリードはすでに3馬身以上になっていた。
外から伸びてきたのはトランセンドとラヴェリータ、しかしこれもほどなく脚色が一緒になってしまい
先に仕掛けて脚色が鈍くなったところを内から伸びてきたダイショウジェットがまとめて交わして2番手。
この争いを尻目にワンダーアキュートは厳しい流れをそのまま押し切って重賞連勝を飾った。
2着にダイショウジェット、3着にはワイルドワンダーが入った。
本命馬4着、ハズレ。
ダイショウジェットなんて見向きもしてなかったし、ハズれたことはもうどうでもいいんだ。
でもさ・・・、
このレース、ワイルドワンダーいっぱいいなかった?
勝ったのはワンダーアキュート。
激しい先行争いだったが、内枠が功を奏してインコースをうまく取ることはできた。
サクセスブロッケン、マチカネニホンバレ、トランセンドなども前のほうの位置取りだったが総じて外枠だったのがミソ。
あれだけ固まってのレースになってしまうと、いくら広い東京だと言っても大きなロスになる。
また、隊列がなかなか決まらなかったことによって、ペースを落として息を入れる暇がなかった。
結果的にタイム以上に苦しい競馬になってしまい、後方待機の馬たちにチャンスが来たのだが・・・。
ここも勢いに乗っての快勝だったが、前走よりもさらに味のある勝ち方だった。
他の有力馬よりも斤量が軽かったとはいえ、モタモタしてる馬たちをあっさりと突き放すあたり只者ではない。
この後はジャパンカップダートに向かうようだが、そこには懸念材料がひとつ。
今回、大きく馬体を減らしたことだ。
レパードSの力関係をわずか3ヶ月でひっくり返した成長力はもちろん認めるものの、
一方で、この中間どうやって仕上げてくるかが見もの。
阪神コースは重賞を含む3勝、ヤヤ重でも全く問題ないことから速い時計には対応できそう。
これだけの力が出し切れれば、GⅠの強敵相手でもそこそこ戦えそうだ。
2着、ダイショウジェット
これはラッキーだったと言わざるを得ない。
ハイペースに巻き込まれてスタミナを消耗する有力が多かった一方でこの馬は1枠を引いてインでじっくり我慢できた。
直線に向いて先に仕掛けた馬はラスト苦しくなって一杯になり、外を周った馬はロスが大きくて伸びを欠いた。
しかし、この馬は良い感じに勝負どころで前が狭くなり、仕掛けがワンテンポ遅れたのがかえって良いほうに向いた。
ワンダーアキュートのラスト1Fが12.6で2番手以下とほとんど差が詰まっていないということは、
追い込んできた馬たちも12秒台中盤しか出せないほど脚色が一杯だったことになる。
そこを閉じ込められていたがために脚がまだ残っていたダイショウジェットが追い込んで2着。
タレた馬をお掃除するような騎乗、うまく着狙いで2着を確保した。
3着、ワイルドワンダー
実はレース前から気になっていた馬。
約1年ぶりのレースで陣営からもあまり景気の良いコメントが聞けなかったので買い目には加えなかった。
結果的にレースレベルが上がり、非常に苦しいレースになったのが、経験豊富なこの馬にはうれしかった。
まわりが止まってしまえばこちらはシメたもので、馬群を縫ってスイスイと追い込んできた。
また、この馬も内枠でラクにインを追走できたのも好走要因のひとつであったのは間違いない。
ちなみに、このレースでワイルドワンダーが何頭かに分身したかのような実況があったが、
たぶん本物は後ろから追い込んできた赤い帽子の馬だと思う。
4着、マチカネニホンバレ
厳しいレースになったが、最後までドロップアウトせず良く頑張ったと思う。
このレースで力を発揮したのはワンダーアキュートとこの馬かな、と。
レースは激しい先行争いのすぐ後ろから。それでも外枠であったがために内に入れず道中はかなり距離ロスがあった。
直線に入ってライバルはサクセスブロッケンとばかりに早めに仕掛けたが、そのサクセスブロッケンが先に失速。
結果的にそれより後に仕掛けた馬に足元をすくわれる形になったが十分力は示せた。
この後はJCダートには向かわずに休養の方針だそうだが、このレース内容なら本番でもそれなりにできたかも。
5着、ラヴェリータ
この馬は出遅れが全て。
位置取りが後手後手に回ってしまったのが悔やまれるところ。
とはいえ、仕掛けが遅くなったことでかなりの馬をパスすることができたし、
このメンバー、牡馬の一線級の中に入った3歳牝馬にしては本当に良く頑張っている。
6着、トランセンド
道中はダイショウジェットと同じような位置取りにいたが、やっぱり枠順の差でインを走ることはできなかった。
最後は良く脚を伸ばしているものの、あれだけ厳しい展開になってしまうと、距離ロスが大きく響く。
前回のエルムSと同じような内容でかわいそうの一言。内枠に入ったレースなら十分見直せるだろう。
10着、サクセスブロッケン
今回は正直陣営のトーンが上がってこないので実はちょっと心配していた。
もともとJBCクラシックに出走する予定だったはずで、このレースに出なければならないのは誤算。
しかも、59kgを背負っているだけに仕上げすぎるとJCダートにまで影響が出かねないのでさじ加減が難しかった。
レースは激しい先行争いの巻き込まれ、しかも外を走るという斤量大きなハンデを背負ってのレース。
前に壁を作ることができず、力んで走っていたことも最後ぱったり止まってしまった原因だと思う。
力を出し切れなかっただけなので、この後のJCダートで評価を下げる必要はない。
ただし、気性面での難しさは相変わらずなのでその辺は注意して見守りたい。
16着、サイレントプライド
久々のダートでこんなに厳しい競馬をされてはひとたまりもない。
しかも外枠から先行していたのだから、なおさらだろう。
ダート戦線はこれで諦めて、今度は障害に活路を見出そうとしているらしいが、もう少し我慢して使って欲しかった。
02. ダイショウジェット
03. ワイルドワンダー
04.◎マチカネニホンバレ
05. ラヴェリータ
06.▲トランセンド
10.○サクセスブロッケン
16.△サイレントプライド
~勢いに乗って重賞連勝、駆け上がる3歳馬世代交代を誓う、ワンダーアキュート~
ラヴェリータが出遅れ。先行争いは内からヴァンクルタテヤマ、
しかしそれを制するように外からドヤドヤと上がってきて、一気に先団は混戦状態になった。
先行争いに決着がついたのは3コーナーの手前、ワンダーアキュート、ネイキッド、サクセスブロッケンが並び、
直後にサイレントプライド、内にトーホウドルチェとヴァンクルタテヤマ、外にマチカネニホンバレとセレスハント。
中団はダイショウジェット、シルクメビウス、トランセンド、テスタマッタとここも固まってごちゃつき、
その後ろにワイルドワンダーとラヴェリータ、マルブツリードが続いて、単騎殿にナムラハンター。
ひとかたまりで4コーナーをカーブ、しかし先団から後方まで位置取りが固まりきらず息が入らない厳しい流れ。
特に固まった分、内に入れない外枠の馬はものすごい不利なレースになってしまった。
直線に向いたところでワンダーアキュートが先頭、1馬身のリード。
直後の馬たちも迫ろうとするがなかなか差は詰まらず、それどころか先に一杯になってしまう。
突っつきに掛かったネイキッドなどは早々に脱落、サクセスブロッケンも我慢はしていたが残り200mでドロップアウト、
その後ろで我慢していたマチカネニホンバレ、後方待機からやや外に持ち出したワイルドワンダーが追い上げを開始も、
ワンダーアキュートのリードはすでに3馬身以上になっていた。
外から伸びてきたのはトランセンドとラヴェリータ、しかしこれもほどなく脚色が一緒になってしまい
先に仕掛けて脚色が鈍くなったところを内から伸びてきたダイショウジェットがまとめて交わして2番手。
この争いを尻目にワンダーアキュートは厳しい流れをそのまま押し切って重賞連勝を飾った。
2着にダイショウジェット、3着にはワイルドワンダーが入った。
本命馬4着、ハズレ。
ダイショウジェットなんて見向きもしてなかったし、ハズれたことはもうどうでもいいんだ。
でもさ・・・、
このレース、ワイルドワンダーいっぱいいなかった?
勝ったのはワンダーアキュート。
激しい先行争いだったが、内枠が功を奏してインコースをうまく取ることはできた。
サクセスブロッケン、マチカネニホンバレ、トランセンドなども前のほうの位置取りだったが総じて外枠だったのがミソ。
あれだけ固まってのレースになってしまうと、いくら広い東京だと言っても大きなロスになる。
また、隊列がなかなか決まらなかったことによって、ペースを落として息を入れる暇がなかった。
結果的にタイム以上に苦しい競馬になってしまい、後方待機の馬たちにチャンスが来たのだが・・・。
ここも勢いに乗っての快勝だったが、前走よりもさらに味のある勝ち方だった。
他の有力馬よりも斤量が軽かったとはいえ、モタモタしてる馬たちをあっさりと突き放すあたり只者ではない。
この後はジャパンカップダートに向かうようだが、そこには懸念材料がひとつ。
今回、大きく馬体を減らしたことだ。
レパードSの力関係をわずか3ヶ月でひっくり返した成長力はもちろん認めるものの、
一方で、この中間どうやって仕上げてくるかが見もの。
阪神コースは重賞を含む3勝、ヤヤ重でも全く問題ないことから速い時計には対応できそう。
これだけの力が出し切れれば、GⅠの強敵相手でもそこそこ戦えそうだ。
2着、ダイショウジェット
これはラッキーだったと言わざるを得ない。
ハイペースに巻き込まれてスタミナを消耗する有力が多かった一方でこの馬は1枠を引いてインでじっくり我慢できた。
直線に向いて先に仕掛けた馬はラスト苦しくなって一杯になり、外を周った馬はロスが大きくて伸びを欠いた。
しかし、この馬は良い感じに勝負どころで前が狭くなり、仕掛けがワンテンポ遅れたのがかえって良いほうに向いた。
ワンダーアキュートのラスト1Fが12.6で2番手以下とほとんど差が詰まっていないということは、
追い込んできた馬たちも12秒台中盤しか出せないほど脚色が一杯だったことになる。
そこを閉じ込められていたがために脚がまだ残っていたダイショウジェットが追い込んで2着。
タレた馬をお掃除するような騎乗、うまく着狙いで2着を確保した。
3着、ワイルドワンダー
実はレース前から気になっていた馬。
約1年ぶりのレースで陣営からもあまり景気の良いコメントが聞けなかったので買い目には加えなかった。
結果的にレースレベルが上がり、非常に苦しいレースになったのが、経験豊富なこの馬にはうれしかった。
まわりが止まってしまえばこちらはシメたもので、馬群を縫ってスイスイと追い込んできた。
また、この馬も内枠でラクにインを追走できたのも好走要因のひとつであったのは間違いない。
ちなみに、このレースでワイルドワンダーが何頭かに分身したかのような実況があったが、
たぶん本物は後ろから追い込んできた赤い帽子の馬だと思う。
4着、マチカネニホンバレ
厳しいレースになったが、最後までドロップアウトせず良く頑張ったと思う。
このレースで力を発揮したのはワンダーアキュートとこの馬かな、と。
レースは激しい先行争いのすぐ後ろから。それでも外枠であったがために内に入れず道中はかなり距離ロスがあった。
直線に入ってライバルはサクセスブロッケンとばかりに早めに仕掛けたが、そのサクセスブロッケンが先に失速。
結果的にそれより後に仕掛けた馬に足元をすくわれる形になったが十分力は示せた。
この後はJCダートには向かわずに休養の方針だそうだが、このレース内容なら本番でもそれなりにできたかも。
5着、ラヴェリータ
この馬は出遅れが全て。
位置取りが後手後手に回ってしまったのが悔やまれるところ。
とはいえ、仕掛けが遅くなったことでかなりの馬をパスすることができたし、
このメンバー、牡馬の一線級の中に入った3歳牝馬にしては本当に良く頑張っている。
6着、トランセンド
道中はダイショウジェットと同じような位置取りにいたが、やっぱり枠順の差でインを走ることはできなかった。
最後は良く脚を伸ばしているものの、あれだけ厳しい展開になってしまうと、距離ロスが大きく響く。
前回のエルムSと同じような内容でかわいそうの一言。内枠に入ったレースなら十分見直せるだろう。
10着、サクセスブロッケン
今回は正直陣営のトーンが上がってこないので実はちょっと心配していた。
もともとJBCクラシックに出走する予定だったはずで、このレースに出なければならないのは誤算。
しかも、59kgを背負っているだけに仕上げすぎるとJCダートにまで影響が出かねないのでさじ加減が難しかった。
レースは激しい先行争いの巻き込まれ、しかも外を走るという斤量大きなハンデを背負ってのレース。
前に壁を作ることができず、力んで走っていたことも最後ぱったり止まってしまった原因だと思う。
力を出し切れなかっただけなので、この後のJCダートで評価を下げる必要はない。
ただし、気性面での難しさは相変わらずなのでその辺は注意して見守りたい。
16着、サイレントプライド
久々のダートでこんなに厳しい競馬をされてはひとたまりもない。
しかも外枠から先行していたのだから、なおさらだろう。
ダート戦線はこれで諦めて、今度は障害に活路を見出そうとしているらしいが、もう少し我慢して使って欲しかった。