京都大賞典(GⅡ)-回顧 | Thoroughbred World

京都大賞典(GⅡ)-回顧

01. オウケンブルースリ
02.◎スマートギア
03. トーセンキャプテン
04.○ジャガーメイル
05. モンテクリスエス
08.△トーホウアラン
11.▲アルコセニョーラ

~復活の菊花賞馬、音無厩舎東西重賞ジャックはGⅠ馬復活で、オウケンブルースリ~

コスモプラチナ、クイーンスプマンテ、テイエムプリキュアと3頭の牝馬逃げ馬がそろい、そこだけ激しい先行争い、
外で様子を見ていたテイエムプリキュアが押して先頭に立つ。2番手単騎でクイーンスプマンテ、一気に縦長に。
3番手離れてコスモプラチナ、好位はメイショウクオリアとトーホウアラン、
中団からトーセンキャプテン、キングトップガン、モンテクリスエスが続く、
直後に3頭横並びでハギノジョイフル、マイネルキッツ、外からジャガーメイル、
後方からオウケンブルースリとアルコセニョーラ、殿にスマートギア。

テイエムプリキュアがグイグイ引っ張って後続を離して3コーナーをカーブ、単独2番手クイーンスプマンテ、
後ろの馬群が固まってトーホウアラン、モンテクリスエス、ジャガーメイルなどが外を周って進出。
後方からオウケンブルースリ、殿でまだ待っていたのはスマートギア。

4コーナーを周ったところでテイエムプリキュアがお役御免で退き、クイーンスプマンテが先頭に立つ。
後続との距離があったが、ほどなくパタリと脚がなくなり、待機策を取った馬たちの追い比べに。
トーホウアランなど好位勢も差を詰めにかかるが脚色は良くなく、間を割ってきたトーセンキャプテンが先頭を窺う、
大外からものすごい脚でオウケンブルースリが前を一気に捕らえて残り100mで先頭、
すぐ内にいたジャガーメイルはあっさりと先を行かれてしまい、殿から突っ込んできたスマートギアにもパスされる。
先頭に立ったのは結局オウケンブルースリ、素晴らしい末脚で突き抜けて優勝、2着に同じ脚色でスマートギア、
間から抜け出しに掛かった人気薄のトーセンキャプテンがジャガーメイルとの3着争いを制する。
トーホウアランは無抵抗に失速し8着に敗れた。


相手が抜けてハズレ。
オウケン・・・、59kg背負ってあんな脚使えるのか・・・、もしかして強いのかこの馬?



勝ったのは、オウケンブルースリ

春を棒に振ってしまったし、脚部不安もあったみたいだったので、休み明けの59kgではと静観してしまった。
しかし、こんなレースができるとは驚きだった。
道中は後方の位置取り、前が飛ばしたものの後ろは平均ペースで、坂の下りを利用してスムーズに加速した。
4コーナーで外を回して直線に向くと、弾ける末脚であっと言う間に抜け出してしまう、
メンバーが微妙だったとはいえ、このレースぶりは驚き。
京都が大好きという可能性も否定できないが、それにしても休み明け59kgでこんなレースができれば、
GⅠでもいい戦いができるかもしれない。





2着、スマートギア

道中は単騎で殿。ずいぶん大胆な乗り方をしてくれた。
4コーナーを周ってからようやく外に持ち出して、またもや上がりNo.1の末脚を繰り出して2着。
内の馬をあっという間に置き去りにしたのは勝ち馬だけでなくこの馬もそう。
やはり切れ味だけなら現役最強クラス、これでやっとオープン馬になれたがGⅠでは賞金が足りないかも。




3着、トーセンキャプテン

経済コースを通って、仕掛けを遅らせた結果最後の伸びにつながったと思う。
もともと馬群を割ってくるような、厳しいレースでスルスルと抜け出してくるような競馬が持ち味で、
今回はそういうレースができる流れになったので、よく上がってこれた。
GⅠクラスになると厳しいので、裏街道を走りたいところだが、ウオッカのこともあるし、
天皇賞でラビットを勤める可能性もある。




4着、ジャガーメイル

1番人気を背負って早めに動かざるを得ない状況でかわいそうな競馬だった。
早めに外を上がっていったために、オウケンブルースリやスマートギアの末脚に負けてしまったが、
これはある意味仕方ない敗戦、ジョッキーも1番人気を背負って仕掛けを遅らせるわけにはいかないでしょう。
また、この馬はやっぱり府中でこその馬じゃないかと思う。
アルゼンチン共和国杯にでも行ってくれるようなら、今度こそ重賞に手が届きそうだ。




5着、モンテクリスエス

休み明けのシンボリクリスエス産駒でズブズブの馬はまず走らないんだけど、今回これだけ走れたのには驚いた。
京都大賞典は末脚が生きる展開になりやすいのでもともと向いていないんだろうけど、
叩いてから、消耗戦の厳しい競馬になれば、またまた出番があるか。



8着、トーホウアラン

多分、2走ボケ。
早めに仕掛けに行ったんだけど、4コーナーを周ってから全く手応えがなく止まってしまった。
キレ勝負に屈したというわけではないし、これは2走ボケしか理解できない。



11着、アルコセニョーラ

スローのヨーイドンになってくれれば、2400mでも耐えられるはずだと思ったが、
牝馬3騎が引っ張ってそれほどスローになってくれなかった。
こうなってしまっては最後まで息が持たない・・・、仕方ない。