ローズS(GⅡ)-回顧 | Thoroughbred World

ローズS(GⅡ)-回顧

01.▲ブロードストリート
02.◎レッドディザイア
03. クーデグレイス
04.△ミクロコスモス
05. ボンバルリーナ
09.○ワイドサファイア
10.△ワンカラット

~レコード駆けでキレキレの末脚、圧倒的人気馬なで斬りラスト一冠に名乗り、ブロードストリート~

ワイドサファイア、ミクロコスモスが出遅れ、メモリーパフィアが好スタートからハナへ。
2番手以降は誰も行こうとせず、ジェルミナル、クーデグレイス、チャームポット、
好位にギュッと固まって内からヒカルアマランサス、間ブロードストリート、イイデエース。
中団の外目にイタリアンレッド、ボンバルリーナ、ワンカラットは掛かり気味でその直後、
中団後ろにレッドディザイア、内からワイドサファイア、外を通ってラヴェリータ、
後方はバラバラでアイアムカミノマゴ、ダイナマイトボディ、外からミクロコスモス、ブライダルヴェール、
殿にポツンとクリノメダリスト。
メモリーパフィアが積極的に引っ張り3コーナーをカーブ、前のほうは早めに動く構えを見せて差が縮まる。
レッドディザイアとミクロコスモスが大外を回って一気に進出、ジェルミナルは内で反応が悪く、
ワイドサファイアはあっさり前が壁で終了のお知らせ、ワンカラットも前にギッシリ。
ブロードストリートも馬群の中だが前にいたイタリアンレッドが外にヨレ気味でこれが幸いした。

直線に入って逃げるメモリーパフィアを捕らえたのは直後のクーデグレイス。
坂で一気に加速して2馬身ほど突き放す、大外からレッドディザイア、間からミクロコスモス、ブロードストリート、
大外からやってくるのはボンバルリーナだがこれは届かない。
粘るクーデグレイスを捕らえたのはレッドディザイアではなく、その内にいたブロードストリートだった。
レッドディザイアも外から差を詰めるが、ブロードストリートと同じ脚色になって差し切り勝ち。
カメラの角度から末脚が目立たなかったが完全にレッドディザイアを差し切っていた形だった。


▲-◎的中 馬連11.8倍
東西ともに3着が邪魔・・・と。まぁまぁ、いいんじゃないすか、当たってるんだし。



勝ったのは、ブロードストリート。

あわわ、That's トライアルホース!!
トライアルではこういう馬を狙いましょうという典型の馬でしたねぇ。(最初から狙えよ、と。)
レッドディザイアとブロードストリートand有力馬の馬体を見た瞬間、こりゃブロードストリートかな、と思いました。
もともと細身の馬で切れ味で勝負するタイプ、時計の出る馬場も得意だし、調教は走ってなくても馬体は完成していた。
春シーズンと似たような馬体で448kg、これだけキリッとしてればそりゃ強いよねぇ。
レコードが出るような馬場では、4コーナーで動くようなロスは致命的だし、レース運びもレコード仕様。
すべてがうまくいったなぁ、というレースで本番への買い要素は単純にレッドディザイアに勝ったことだけ。



2着、レッドディザイア

外を周回して気配は悪くなかったけど、やっぱり余裕を残した馬体だったと思います。
キ甲が完全に抜けひ弱さが抜けた馬体なので、春よりも数段パワーアップしている印象。
四位は人気を背負うと大外をぶん回す味のないレースをする(結果、安定する)ので軸としては狙い目ですが、
今の馬場では外から自分で動いていっては足元をすくわれてしまいますね。

トライアルレースとしては100点満点のレース、同じ仕掛けのミクロコスモスをぶっちぎったことからも能力上位を確認。
やっぱりブエナビスタと互角に近いレベルで戦えるとしたらこの馬か。
本番への不安は京都内回りぐらいでしょうか、ブエナビスタのほうが後ろから来るだろうから、先に押し切れそうだが。




3着、クーデグレイス

馬体にハリがなくとても買う気になれなかった。古馬相手に崩れていないんだから力はあるんだろうが・・・。
こちらは前からのレース運びで先に抜け出しを図り、あわやのシーンを演出した。
周りからノーマークになっていたことと、夏競馬をずっと使ってきていた利を生かした印象が強く、
また-14kgの馬体重から本番への余力は残っていないかなぁ、狙いづらい。
でも、プロヴィナージュみたいな例もあるし、基本的に前有利の馬場だからそこだけが買い要素。




4着、ミクロコスモス

夏競馬で勝ち上がってきたけど、結局春と何も変わっていなかった。
スタートでダッシュがつかず後方から、3コーナーから無理やり外を上がっていき大外から脚を伸ばせず。
確かに素晴らしい決め手を持っているかもしれないが、それを生かすレース運びができなければ意味がない。
人気を吸い続けてトライアルでは一度も馬券に絡むことができず・・・。本番はそれでも人気に?




5着、ボンバルリーナ

後方から唯一脚を伸ばしていたがいかんせん仕掛けが遅かった。あれでは届かない。
タイプ的に前から行くはずの馬だったんだが・・・。
しかし、この馬リクエストソングと同じ新馬戦で惨敗した馬だよなぁ、よくここまで来たもんだ。



9着、ワイドサファイア

牝馬にしてはグラマーなタイプで休み明けで狙うべきではなかった。気性的にいけると思ったが・・・。
こちらもスタートで出遅れ。道中は中団のインにクビを突っ込み、掛かり気味でどうしようもない感じ。
馬場が良く、馬群がインに密集した中、完全に包まれてしまった一頭で追うこともろくにできず完敗。
本番に向けて上昇してはくるだろうけど、ここまで負けているとなんだか不安になる。
直線も長いほうが向いている印象もあるし、明らかに人気先行のタイプで好きだけどあまり妙味はない。



10着、ワンカラット

こちらは馬体が増えすぎて動きが鈍かったように思う。
道中もいつものワンカラットと比べて全部後手後手に回ってしまう感じでスムーズさを欠いていた。
直線でもぎっしり固まった馬群の真っ只中におり万事休す。
1800mなら耐えられるとの判断だったが、秋華賞では少し距離が長いかもしれない。行くのだろうか?




11着、ジェルミナル

斬ったけど、触れておこう。
中間順調さを欠いていて、どうかなぁと思ったんだが、パドック見て「ない」と感じてばっさり斬った。
一週前に傷腫れで追えず、馬体重的には許容範囲だったけど、馬体に春先のようなハリがなかった。
これでは明らかに調教不足で、さすがに勝負にならないだろう。
秋華賞まで時間がないが、どこまで戻してこられるか?
桜花賞でもチューリップ賞5着からカムバックしているように、これだけで見くびってはいけないが。