函館2歳ステークス(GⅢ)-回顧 | Thoroughbred World

函館2歳ステークス(GⅢ)-回顧

01. ステラリード
02.△キョウエイアシュラ
03.○ソムニア
04. エステーラブ
05. インテグラルヘッド
06.◎ノーワンエルス
08.▲チェリーソウマ
12.△エスカーダ

~我慢して弾けた、07世代初の重賞制覇はクラブへのプレゼント、ステラリード~

ノーワンエルスが伸び上がるようなスタート。ショウナンカガリビが好スタートもチェリーソウマが制してハナ。
インテグラルヘッド、カネスフォルテが3,4番手、バトルレッド、クロガネ、エスカーダ、ステラリードなど。
中団後ろにクロワラモー、ドナルドバローズ、その後ろキョウエイアシュラ、それを交わしてロジディオン。
コスモソルスティスが後方、エステーラブ、ノーワンエルス、ソムニアが殿に並んで3コーナーをカーブ。

まずまずのペースで引っ張ったチェリーソウマを目掛けて外からロジディオンとキョウエイアシュラが仕掛ける。
4コーナーを周って、チェリーソウマをインテグラルヘッドが捕らえる、
外から共キョウエイアシュラ、ソムニア、インコースからステラリード。
抜けたインテグラルヘッドをキョウエイアシュラが捕らえに掛かるが、間からステラリードが一気に突き抜けて快勝。
キョウエイアシュラが2着、一緒に伸びたソムニアが3着、本命ノーワンエルスは6着。


本命馬飛び上がって出遅れ、アウト。



1着、ステラリード

記憶が正しければ広尾TCは初重賞では?
サウスニア時代から仕上がりが遅いイメージがあったので、広尾になって時代は変わったのかも。

道中は少し掛かり気味、前が壁になっていたのが功を奏したのかわからないが、なんとか我慢していた。
4コーナーを回っても、前が壁になって追い出すこともできなかったが、
ショウナンカガリビがバテて空いたスペースに突っ込み、残り150mから末脚が炸裂。
スパッと切れる牝馬らしいタイプではあるが、馬群を割る根性も持っており面白い馬。
仕上がり早のタイプとはいえ、年末から来年の春まで楽しめそうな一頭。



2着、キョウエイアシュラ

能力を一番見せ付けたのはこの馬。負けて強し。
外枠からのスタートで馬群が固まる嫌なレース展開、ペースは遅くないが早めに仕掛けていかざるを得ない状況。
4コーナーを回ってから外に振られたが、もう一度エンジンが掛かるといい脚で突っ込んで2着。

勝ったステラリードとの差はわずかだし、枠順と展開を考慮すると明らかに強いのはこっち。
3戦目でも厳しい競馬を経験しながら伸びてくるあたり、競馬センスが2歳馬の中では一枚上手だろう。




3着、ソムニア

スタート後の位置取りが悪く、後方からの競馬。腹を括って勝負どころまで我慢した。
4コーナーの手前から仕掛けることなく、外を勢い良く上がってくる。
大外に持ち出してキョウエイアシュラに並びかけるが瞬発力ではあちらが一枚上。
走り方からはちょっと小回りコースでは十分に力が発揮できていない可能性アリ。
距離が伸びてもいい可能性もあるので、次のファンタジーSでも狙ってみたい。




4着、エステーラブ

ソムニアの外から豪快なフォームで追い込んできた馬。
スタートの失敗が少々痛かったか。ソムニアに先に外から上がっていかれてからの追い出し。
ジョッキーの腕の差なのか、完全にスパートのタイミングを逸していた。
こちらはいかにも北海道の重い馬場向きの馬でもあり、早熟色が強いイメージ。



5着、インテグラルヘッド

チェリーソウマが止まり、上位入線はすべて差し馬であったことを考えると良く踏ん張っている。
仕掛けのタイミングが早く、一か八か勝ちに行く競馬だったが我慢しきれず。
速い時計で走った経験がなく、勝ち時計からもちょっと手が出ない状況。
もう少し力をつけてスピードを鍛えていければ。



6着、ノーワンエルス

スタートで伸び上がってすべてが終わってしまった。
位置取りも後方で、前にも外にも馬が多くて動けない状況で万事休す。
インコースでバテた馬を捌きながらなんとか6着まで追い上げるが、不完全燃焼でなんとも言えず。




8着、チェリーソウマ

この馬、逃げっぷりは素晴らしいが、残念ながらスタートダッシュがつかない(苦笑)
今回のメンバーでも先手を狙うのに苦労したということは、今後は脚質を変える必要があるかもしれない。
さらにペースを落とすことができず、この馬に限らず前に行った馬は全滅しており惨敗は必然。
気性の改善か脚質の改善かどちらかを施さないと、結果につながらないか。





12着、エスカーダ

インに閉じ込められ、戦意喪失。
勝負どころで上がっていけるスピードがなく、ヨーロッパ血統の悪いほうが出てしまった。
1200m戦ではスピードが絶対的に足りないイメージで、距離を伸ばすか、ダートを試すか路線を変更したほうが。