函館スプリントS(GⅢ)-回顧 | Thoroughbred World

函館スプリントS(GⅢ)-回顧

01. グランプリエンゼル
02. タニノマティーニ
03. ブラックバースピン
04. シンボリウエスト
05. アーバンストリート
06.◎アポロフェニックス
07.▲マヤノツルギ
08.○エーシンエフダンズ(3位入線降着)
09.△モルトグランデ
11.△スピニングノアール

~51kgなら負けない、札幌に参上!真夏のエンゼル!!~

アルシラートが出遅れ。スプリントらしい威勢のいい先行争いにはならず、内からマヤノツルギ、
それを交わしてシンボリウエストが先頭に立つ。3番手にグランプリエンゼル、タニノマティーニ。
好位からエーシンエフダンズ、ブラックバースピン、外にアポロフェニックス。
中団からメイショウトッパー、モルトグランデ、エムオーウイナー、
固まってウエスタンダンサー、インセンティブガイ、スピニングノアール、
後方はアーバンストリート、アルシラート、メジロシリング。

スプリント戦には珍しく、差し馬のシンボリウエストが単騎楽走のややスロー。
大半の馬がゴーサインを出すことなく4コーナーにかかる、ほぼ一団で内は密集。
シンボリウエストを先に捕らえたのはエーシンエフダンズ、その外にマヤノツルギ、グランプリエンゼル。
エーシンエフダンズが外に膨らみマヤノツルギがログアウト(笑)、ついでに加害者も降着。
その間に外にいたグランプリエンゼルが楽に抜け出しで単騎で先頭、
好位からレースを進めたタニノマティーニ、4コーナーでの位置取りがうまくいったブラックバースピンが迫る。
外に廻った馬たちは伸びてはいるものの、どう考えても圏外。
グランプリエンゼルは楽に先頭をキープし、51kgの3歳牝馬が重賞を奪取。
2着にタニノマティーニで6歳以下の神話崩壊、3着休み明け2走目のブラックバースピン。
3着入線のエーシンエフダンズは降着して8着に、本命アポロフェニックスはいいところなく6着まで。


本命馬6着でハズレ。
函館の開幕週で大外の馬を買った俺が馬鹿だったorz


勝ったのはグランプリエンゼル。

51kgのハンデの妙か、全く無理をすることなく楽々勝ってしまった。
まず勝因として挙げられるのが、古馬スプリントにありがちな厳しいペースにならなかったこと。
普通だとハイペースが未体験の馬で人気を過剰に吸ってドボンというのが恒例だったが、
今回は運良くそれを回避、ウエスタンダンサーが脇目も振らず引っ張ればこの馬の勝利はなかっただろう。

後は楽に抜け出すだけ、前にいた人気馬はエーシンエフダンズだけだったし、それほど脅威にならなかった。



2着、タニノマティーニ

高齢馬はダメという神話崩れたり。
洋芝の札幌大好きなタニノマティーニがここでも大仕事をやってのけた。
道中は好位を余裕で追走、勝負どころでさすがに反応が鈍く、ヒヤッとしたが直線でもう一度伸びて2着確保。
一旦、下がりながらまた盛り返してくるあたり乙なレースをしたなというか・・・。
こちらもペースが速くならなかったのが良かったのではないか、高齢馬にハイペースは厳しい。



3着、ブラックバースピン

中団から早めに前との距離を縮めていた。直線の入り口で前が開かず仕方なく外に持ち出したが、
外のタニノマティーニと併せ馬になったことで、闘志に火がついたようだ。
回転の速い走法で3着を確保、タニノマティーニには競り負けたが、叩き2走目できっちり変わり身。



4着、シンボリウエスト

かなり楽な競馬をさせてもらえた。スローペースでハナ、しかも単騎。
これだけ条件がそろったらどんな馬でもあれくらいやれるでしょう。
今回はメンバーと展開に恵まれた印象が強く着順ほどの評価はできない感じ。
ただ、約1年のブランクがありながらいきなり重賞で勝負になったことは一応認めておこう。



5着、アーバンストリート

絶対に重い洋芝の直線の短いコースは向いていないはず。しかも今回はスローペース、外の馬全滅。
それでも差を詰めているのだから実力は十分に認められていいが、まずレースの選択ミス。
どうせなら北九州記念に行くとか、夏全休で秋から始動するとかにしたほうが良かったのでは?



6着、アポロフェニックス

終始外を走らされて厳しいレースになってしまった。
ペースを見越して早めに進出は馬券を買っている側の人間としてはいい判断だったと思うが、
今回のレース展開で中団より前では外枠の時点で詰んでいた。もっと思い切りのいいレースをしないと無理。
ただ、決め手がないなぁというのも思ったとおり。
器用さを生かして、内枠で時計の掛かる競馬場のレースならば狙えそうな印象。



7着、マヤノツルギ

それほど手応えがあったわけではないが、致命的な不利。
藤田を敵に回した藤岡兄・・・、心配である。



8着、エーシンエフダンズ(3位入線)

手応え絶好で、あとは抜け出すだけという感じ。
外から51kgのグランプリエンゼルにあっさり交わされたのはまぁ仕方ないとして、
前に進路があるのに外に膨らんで修正もしないのは明らかにジョッキーの責任、反省しましょう。
馬は良くがんばったなぁという感じで引き続き期待できるだろう。

もう一度言おう。
藤田を敵に回した藤岡兄・・・、心配である。



9着、モルトグランデ

やっぱり外枠は不利。
しかもスローとなってしまうと、末脚も埋没。運が悪かった。


11着、スピニングノアール

福永じゃなくて、中京じゃないと一気に力が半減。
軽い芝に適正がありそうなのも間違いないし、北海道シリーズに参戦したのがまず間違い。