安田記念(GⅠ)-回顧 | Thoroughbred World

安田記念(GⅠ)-回顧

01.△ウオッカ
02.△ディープスカイ
03. ファリダット
04.◎カンパニー
05. ライブコンサート
07.▲スーパーホーネット
15.○ローレルゲレイロ

~狭いところをこじ開ける、大ピンチ脱してGⅠ6勝の絶対彼女、ウオッカ~

スマイルジャックがやや出遅れもあとはそろったスタート、外からローレルゲレイロがハナを主張。
すぐにアルマダが追っかけ、押して押してコンゴウリキシオーも先行策、好位にタマモサポート、
マルカフェニックス、トウショウカレッジは掛かり気味、サイトウィナーまでが一団。
中団にはライブコンサート、ウオッカ、少し離れてディープスカイ、スーパーホーネット、
内にホッカイカンティ、外にリザーブカードが続く。
後方はカンパニー、スズカコーズウェイ、さらに離れてアブソリュートとスマイルジャック、殿ファリダット。
2,3ハロン目が10秒台という前には厳しい流れになったが、その後落ち着いたため馬群は固まったため、
どちらかというと後ろに有利な流れになる。

直線に入ってコンゴウリキシオーが先頭も、内からタマモサポート、外からローレルゲレイロ、
その後ろのディープスカイ、さらに狭いところにウオッカも虎視眈々と構える。
外に持ち出したスーパーホーネット、その後ろにはファリダットが上がる、大外カンパニー、
ディープスカイが完全に抜け出して先頭、ウオッカは200mを過ぎてもまだ前が開かない、
外からファリダットが伸びる、大外カンパニーももう一度伸びてくる、スーパーホーネットはジリジリ、
しかし、スーパーホーネットとサイトウィナーの間を強引に割ってウオッカが追撃開始、
抜け出して粘るディープスカイにウオッカがひたひたと迫る、ゴールに向かってグングン加速、
きっちりとディープスカイをゴール前で差して快勝、2着ディープスカイ、3着はハナ差抑えたファリダット、
本命のカンパニーは4着に惜敗、スーパーホーネットは7着に完敗した。



優勝、ウオッカ。

出来は安定していて、前走の疲れはないように見えた、状態はいい意味で平行線だった。
前が速くなったため、折り合いも労せず、絶妙な位置の中団。
しかし、直線に入ってからは全く前が開かず、残り200mを切っても追い出すことが出来ない。
頭を上げて必死に居場所を探すウオッカ、強引に間を割ってからは素晴らしい瞬発力を発揮、
あっという間にディープスカイを捕らえてしまった、抜群の瞬発力で一気にトップギアに入る。

この春は絶好調と言っていいが、さすがに疲れるレースだったように思う。
勝ったからいいものの、武豊はヒヤヒヤもんだっただろう。「下手でしたねぇ」には笑った^^;




2着、ディープスカイ

+14kgでさすがに余裕ありという馬体だった。
中間何かあったのか?というぐらい、ここに向けてこんな馬体で出てくる必要はなかったように思うが・・・。
速いペースだったので、折り合って中団を追走したが、両脇に馬がいてリラックスできなかったように思う。
直線ではウオッカのうちに潜り込んで、一瞬の切れを使って内から抜け出す。
早めに一頭になってしまったのは誤算だったが、ウオッカが来てからも無抵抗。
ラスト200m12.4という止まり方だったので、切れ味で負けたというよりは少しだけ仕掛けが早かったのかも。
どちらにしろ、グランプリに向けて条件も状態も上向いてくるのは間違いなさそう。




3着、ファリダット

道中は殿だったが、そこから馬群に取り付くまでが実にスムーズだった。
直線では外から溜めて、溜めて末脚発揮、この母系から厳しい流れのマイル戦で善戦するのは意外だった。
流れも向いたが、ジョッキーの手綱さばきによるところが大きかったのではないか。




4着、カンパニー

4着病・・・。
道中は後方から、外に持ち出して勢い良く伸びてきたところでやったと思ったが、そこからが長い。
結果的には仕掛けが少し早かったようだ。
いつも以上に馬がやる気になっていたために、反応が良すぎたようだった。
直線ではスタンドに向かってどんどん外に寄れていった、もうちょっと直すなりなんなりすれば3着だった。



5着、ライブコンサート

4コーナーの手ごたえは抜群、外に持ち出してジワジワ伸びてはいたものの全体的に地味。
もう少し外に持ち出すのが早ければと思うところはあるものの、バテないようにタイミングが遅れていたため、
着狙いの乗り方のような形になった。




7着、スーパーホーネット

もともと非根幹距離が好き、前走はマイル戦でも異常にスローだったから来れただけだったのか。
直線ではウオッカ、ディープスカイと同じようなところにいたものの、結局馬群から抜け出せずジリ貧。
マイル戦線で主役を張っていた馬とは思えない、味のない負け方をしてしまった。
あの切れ味はなりを潜め、瞬発力という意味でもちょっと見劣りしてしまう、これは深刻。
ここからどう持ち直すか、往年の力はもうないのかもしれない。



15着、ローレルゲレイロ

当日の馬場状態から直前で一気に消し評価まで下げた。
未勝利戦、500万下と午前も午後も外差しがスパスパ決まる馬場でとても狙えない感じだった。
レースでもコンゴウリキシオーがすんなりハナを奪って淡々と流れれば良かったものの、
コンゴウリキシオーのダッシュ力が中途半端なばっかりに、2,3ハロン目が速くなり前の馬には厳しい流れ。
後ろから早めに仕掛けたディープスカイ、カンパニーもそうだが、それよりも前に行った馬の全滅っぷりが
レースの厳しさをあらわしていたのではないかと思う。