安田記念(GⅠ)-予想 | Thoroughbred World

安田記念(GⅠ)-予想

さて、安田記念は今年のGⅠ戦線の中でも屈指の好カードとなった。

注目が集まるのはウオッカとディープスカイの両ダービー馬。
もちろんスーパーホーネットやカンパニーといったマイルメンバーの中では屈指の存在も逆転を狙う。
しかし、ダービー馬がマイル戦でぶつかる時代が来るとは。
日本のスピード優先の育成方針もここまで来たかという感じ、ますますヨーロッパで勝つのは難しくなった?


さて、1番人気として注目が集まるのはウオッカだろう。
前走はあっさりと抜け出しブラボーデイジー以下を突き放して7馬身差の快勝でGⅠ5勝目を飾った。
あのレースから死角はないようには見えるが・・・?
それほど甘くはないのではないかと思う、ウオッカは今回で春4戦目+海外遠征という条件でもある。
もちろん、東京マイルで無類の強さを誇ることは承知しているが、全幅の信頼を置けるだろうか?



さて、印の予想に入る前に展開の予想に入りたい。
逃げるのはおそらくコンゴウリキシオー、ローレルゲレイロは控えるというのは間違いなさそう。
藤田ジョッキーのブログにもそういったことが書かれているので間違いなさそうだが、
コンゴウリキシオーはテンのダッシュ力に不安が残るということもある。

どちらが逃げるにしても、事実上のペースを握るのはローレルゲレイロだろう。
確かに高松宮記念はハイペースで逃げ切ったものの、東京新聞杯を勝った2008年は東京マイルの入りを35.0と
平均ペースで引っ張ることも可能な馬で、マークが甘くなれば暴走するようなペースで行くことはありえない。


◎カンパニー

ダービージョッキー、横山典の覚醒に期待。
どこからでもいける器用な馬であり、それに加えて素晴らしい切れ味を持つ馬。
ローレルゲレイロがそれほど強く引っ張らない、キレ味が求められる展開、およびウオッカ、スーパーホーネットを
ぴったりマークしながらレースもできる、外からの末脚比べになれば全く劣らないはず。
人気もそんなにないし、人気はあちら、お金はこちらのゾーンに入ってきた(笑)

問題があるとしたら東京コースへの適正であると思う。
9戦して0-0-1-8という鬼門っぷり、ただその内容を紐解いてみればそうでもない。
昨年の天皇賞タイム差なしの4着、一昨年の天皇賞も3着だし、ここにきて成績も安定しているので心配なし。




○ローレルゲレイロ

左周りの高松宮記念でGⅠ初制覇、うちの馬場が苦しいとはいえ注目が集まらないのならば狙うのは当然。
だって、人気馬はみんなある程度後ろから行くんでしょ?教科書に書いてありますよw

さて、まずはコンゴウリキシオーとの兼ね合いであるが男藤田は両方の馬をよく知っているので大丈夫。
自分のペースに持ち込んで、馬場がいいとなればそうそう後ろから差せるような展開にはならないはずで、
34秒台前半で押し切ってしまうようなことがあれば、あれよあれよということもありそう。
ただ、今日の馬場のバイアスはちょっと外に偏ってきているのは悲しいところ。




▲ディープスカイ

昨年のダービー馬、古馬とぶつかってからは勝つことはできていないものの、常に好勝負を繰り広げ実力はなかなか。
休み明け緒戦となった産経大阪杯は2kg軽いドリームジャーニーに差されたものの、初の59kgをこなした。
4歳馬で上昇度は人気馬の中でも髄一であるのは間違いないが・・・。

心配なのはやっぱりしばらく勝っていない事と1年ぶりのマイル戦、そして馬体重が増えたので2走ボケだ。

しばらく勝てていないが安定している馬というのは大きく負けることはないが、勝ちを拾えないケースが多い。
昨年のエリザベス女王杯のカワカミプリンセスなんていい例である。
一年ぶりのマイル戦というのもペースについていけるのかという不安、スタート後ダッシュが微妙なだけに。
体重が増えたことによる2走ボケも心配な材料だ。




△ウオッカ

もちろん能力は認めるものの、そもそもあんなパフォーマンスを何戦も連続してできるはずがないのだよ。
ジェベルハッタ、ドバイDF、ヴィクトリアマイルとこの春は早くも3戦を消化しており、上昇度は微妙。
相手強化、マークされる展開、競り合いに持ち込まれると脆い気性などから軸には押しづらいと考えた。

前走だって2着以下はGⅢ級のレベルだったし。




△スーパーホーネット

悲願のGⅠ制覇をかけるスーパーホーネット、さぞかし今回も陣営は緊張していることだろう(笑)
昨年の秋マイルCSはスーパーホーネットに向いた上がりがほぼフラットなGⅠレースだったが、
内からブルーメンブラットに抜けられてアウトだった。
東京コースは直線が長く、坂もあるので、最後の1Fが遅くなる厳しい戦いになるレースが多い。
そういう展開になるとスーパーホーネットは脆く、それが非根幹距離に勝利が固まっている要因である。
だからこそ、今回はベストの条件とは言えない。

爆発したように見せて、ラスト1Fでガス欠というようなレースになる予感がする。




◎カンパニー
○ローレルゲレイロ
▲ディープスカイ
△ウオッカ
△スーパーホーネット

◎軸三連複○▲△△