共同通信杯(GⅢ)-回顧 | Thoroughbred World

共同通信杯(GⅢ)-回顧

01.◎ブレイクランアウト
02. トーセンジョーダン
03.△トップカミング
04. マッハヴェロシティ
05. シェーンヴァルト
07.△メイショウパルマ
09.○プロスアンドコンズ
10.▲ショウナンアルディ

~内から鮮やかなブレークショット、ここは通過点、期待に応える快勝劇、ブレイクランアウト~

プロスアンドコンズが出負け。押してフレンドケントがあっさりハナ、シングンレジェンド、ヒシポジションも前へ。
トーセンジョーダンはこの先行争いを冷静に見ながら好位をキープ、その後ろにマッハヴェロシティ、
ショウナンアルディはやや行きたがる、内から吉田豊とカノンコード、マイネルクラリティも掛かる。
中団外目からダイワプリベール、トップカミング、その内にブレイクランアウト、マークするようにシェーンヴァルトだが、
これは完全に掛かり気味、その後ろにプロスアンドコンズ、こちらも折り合いがぎこちない。
後方にシゲルエボシダケ、メイショウパルマの2頭。
ここでヒシポジションが競争中止、大きな被害はないものの外を回った馬を中心に不利を受ける。

フレンドケント、シングンレジェンドが引っ張り、その後ろはスロー。やがて前は両馬とも自滅。
直線に入ると仕掛けた馬が軒並み外に広がり、インがすっぽり空くような形に。
これを見逃さなかったのがブレイクランアウトの武豊、早めに仕掛けたマッハヴェロシティやトーセンジョーダンを、
じっくり見ながらゴーサインを出すと即座に反応し、あとは一人旅。
一瞬で突き抜けてしまえば、並んでどうとかも関係ない。
2番手争いは先に抜けたマッハヴェロシティをトーセンジョーダンがズブズブの末脚で2着。
インをすくったトップカミングが3着、プロスアンドコンズは9着、シェーンヴァルトは5着それぞれ惨敗。


2着馬、持ってないハズレ。

あ~、ブレイクさんやっぱ強いっすわ~、
で、2着は?トーセンジョーダンかい、冠名にスケール感がないとかいう理由で切っちゃ駄目ですね(-o-;)
ってか、プロコン!!
結局、つかないという理由で外したようなトーセンジョーダンが2着に入り、三連単は190倍以上。
3着にトップカミング持ってたのに、ヒモ荒れればつくやん。つくづく馬券下手っぷりを露呈した。


勝ったのはブレイクランアウト。

パドックの気配は良好、ただちょっと細めに映ったのも事実。
もう少し成長してもらったほうがなお良い。
道中はインコースで我慢の競馬になるかと思ったが、横にも前にも馬がおらず願ってもない形で追走できた。
小さな馬だけに道中ストレスを掛けないというのは、やはり必須条件。
3番手以降がスローと判断し、4コーナー前で仕掛けたことにより遠心力で外にふくらみ、インがぽっかり空く。
労せずしてイン突きが可能になる、今回は切れ味抜群で一瞬にして抜き去ると、
あとは楽にトーセンジョーダン以下を抑えて完勝。
並ぶと木を抜く弱点も一瞬で突き放してしまえば問題なし、昨年の安田記念ウオッカがいい例だ。
ただし、このレースは淀みなくマイラー色が強いレースになったので、長い距離でこの乗り方が生きるか?



2着、トーセンジョーダン

道中はある程度のスタートから、周りを確認し好位でのレースを選択。
ただ、直線に向いてからは手応えも反応も悪くちょっとどうかな?という感じ。
後ろにいたはずのブレイクランアウトにあっさり抜かれてからやっとエンジン点火で2着争いを制したが、
どうやら、左回りだとまだ本気で走っていない模様、3歳春の時点でズブいのはクラシックに関してはマイナス。
脚質的にもタイプ的にも中山のほうがいいだろう。



3着、トップカミング

直線はイン突き、コース取りのうまさじゃら、道中で離れていた前との差を労せずして短縮できた。
ちょっと仕掛けが遅れたが、並んでからはいつもどおりの相手なり。
良くも悪くもいいところまでは来るのだが、後一歩が足りない。
こんな感じでまたしても賞金が加算できないのがもどかしい。


4着、マッハヴェロシティ

道中は好位掛かり気味。前の馬が故障してしまったこともあり、進路が外に膨らんだ。
結果的に早めに行かざるをえず、4コーナーを外から強引にまくり、一気に先頭に並びかける流れだった。
しかし、ブレイクランアウトに交わされてからは急にフォームが怪しくなり、さらに2頭に抜かれてゴール。
止まり始めると急に頭が高くなり、上に伸びるようなフォームになってしまう。
まだまだ走法も若いし、改善の余地あり。アンカツもそういった点が解消すれば必ず走ってくると断言している。
ただ、あのままでは長く脚を使うことはできないだろう。



5着、シェーンヴァルト

道中はやや後ろで掛かる。3コーナー手前でヒシポジションの故障による不利をギリギリ回避できたものの、
ここでさらに掛かり始めてしまい、しかも多少の減速するロスもあったはず。
それでもって外を回すしかない状況で、不完全燃焼。
最後はそれなりに来たが、これは乗り方と不運な展開が重なったもの。ちょっと差が開きすぎた感はあるが。


7着、メイショウパルマ

道中しんがり。4コーナーでも、前との差を詰めるだけで仕掛けることはできず。
直線でも前が壁、ただそれでも前が壁だったから伸びてこなかったというわけではなく、単純に力不足か。



9着、プロスアンドコンズ

出負け。中団外目を追走も掛かる。4コーナーから大外に持ち出すも、すぐ隣にいたシェーンヴァルト他に置いてかれアウト。
リズムの悪さを最後まで引きずったような形。レース前からテンションが高く、気性的にも輸送競馬は厳しかったか。



10着、ショウナンアルディ

中団の前で揉まれ頭を上げて掛かり気味。それでもなかなかの手応えで4コーナーをカーブする。
しかし、両脇に馬が来ると急にシュンとしてしまい、自ら進路を譲るようにしてずるずる後退。
前に行って垂れた馬は確実に捕らえてほしかったのだが・・・。
今回は初めて揉まれるレースになったので、この経験を糧にレース巧者になれれば。