カペラS(GⅢ)-回顧 | Thoroughbred World

カペラS(GⅢ)-回顧

01.▲ビクトリーテツニー
02. スリーアベニュー
03.△フジノウェーブ
04. リミットレスビット
05. ナンヨーヒルトップ
12.△ダイワエンパイア
13.○カルナバリート
14.◎ワーキングボーイ

~一気の末脚で掴んだ重賞初V、芝並みのウルトラレコードでビクトリーテツニー~

芝の上のスタートにダートコースはいい感じに馬場が湿るいかにも高速決着のにおいがしたレース。
スタート後、スリーアベニューがダッシュ利かず後方から、直後からダッシュ力の差がついて縦長、
トロピカルライトとウエスタンビーナスが強烈にハナを主張しあい、ダートで2ハロン目が10.0、
直後アグネスジェダイ、コパノフウジン、ダイワエンパイアは押しながらの好位、ナンヨーヒルトップも押す、
中団にはカルナバリート、リミットレスビット、チョウカイシャトルの3頭が続き、
その後ろにビクトリーテツニーとフジノウェーブが1馬身差で追走、ワールドハンターがその外、
大きく離れてワーキングボーイ、スリーアベニュー、殿にタータンフィールズ。

前は異常なスピードでぶっ飛ばし、テンの3Fが32.7。
トロピカルライトとウエスタンビーナスは競ったまま、外からダイワエンパイアがジワジワと接近。
トロピカルライトが抜け出して先頭、1番人気ダイワエンパイアが必死にもがく中、
大外からビクトリーテツニーが一気に捕らえ突き抜けて快勝、重賞初勝利となった。
2着争いは大外から突っ込んだスリーアベニュー、3着もゴール前強襲したフジノウェーブ。

本命馬惨敗ハズレ。


いやぁ、1.08.7っておい、スプリンターズSが1.08.0やぞ!!
芝とダートの差を感じさせないくらいのオーバーペース+高速馬場だったのでしょう。
このレコードはなかなか更新できんだろうなぁ。


勝ったのはビクトリーテツニー。

これは完全に展開が嵌ったケースと考えてよさそう。
前走がヤヤ重で差し切ったところからも高速馬場を外から豪快に差し切るケースが今後も合いそうだ。
3歳馬の割りに中山のダート1200mを1.09.8で走っている時計面での裏づけもあったし、
これは本命でしっかり買っておくべきだったかなぁ。



2着、スリーアベニュー

こちらも展開が嵌ったと考えてよさそうだが、こちらは重賞勝ち、時計の裏づけがあった実績馬。
勢いを失った高齢馬が復活するときは本当の力が試される厳しい流れになったときがもっとも多いケース。
ただ、1.09.0という時計は前走の芝の時計と全く一緒、ダートに行ってどれだけしぶといんだ、と。
惜しかったのはスタートダッシュに失敗して位置取りが後方になってしまったことで、
結果的に後ろからになったからいいじゃないかという考えもあるかもしれないが、流れに乗れるかというのは、
好走のファクターになるだけに・・・。



3着、フジノウェーブ

58kgを背負ってこの結果は立派。
流れにも乗れたし、直線向いた後もしばらく耐えて末脚を溜めに溜めたのがよかったか。
能力は認めるものの、地方競馬のレースが多く時計もないので買いづらかったのも事実。



4着、リミットレスビット

こちらもスリーアベニューと同様に経験したことのないハイペースに戸惑う馬が多い中を、
経験豊富な実績馬が復活していたという結論でいいだろう。
芝で走れるスピードもここで生きる形になって、走る展開であったのは間違いない。
しかし、9歳馬。すごい馬だな、こいつ。良血馬でこんな年齢まで走る馬はあんまりいない。



5着、ナンヨーヒルトップ

経験のないペースの中、追走手一杯になりながらも、インで必死に抵抗して見せた姿は印象的。
3歳馬のレベルが高い今年のダート戦線だが、この馬も例外ではなく順調に成長していけば、
重賞にも手が届く馬になるだろう。



12着、ダイワエンパイア

かなり厳しい競馬になって、それでも4コーナーで捲くって行く構えを見せた。
しかし、結果的には惨敗になってしまい万事休す。
こればっかりは経験の差だろうから、あまり気にする必要はなさそう。
でも、まだハイペースになりそうなレースだったら、軸には置かないほうがいいだろう。



13着、カルナバリート

武蔵野Sの内容からもう少しやれていいかな、と思ったのだが・・・。
勝ったキクノサリーレも次のレースで惨敗、逆に9着に敗れたカネヒキリがJCダートを勝っているだけに、
よくわからないところ。
今回の凡走原因は経験のないハイペースだったという筋が一番ありなところ。
仕方ない敗戦だ。


14着、ワーキングボーイ

ペースについていけないのもそうだが、やはりもう少し競馬に参加しなければ・・・。
上がりのタイムは悪くないものの相対的に見れば、末脚があったとは言えず、前で競馬できるくらいの器用さがほしい。
1400mベストという話もしていたが、少しずつズブくなっているように思うので、
もうちょっと長い競馬に挑戦してみても・・・。