ステイヤーズS(GⅡ)-回顧 | Thoroughbred World

ステイヤーズS(GⅡ)-回顧

01.○エアジパング
02. フローテーション
03. トウカイエリート
04. ベンチャーナイン
05. ドラゴンファイヤー
08.▲トウカイトリック
10.△メイショウクオリア
13.△メイショウカチドキ
15.◎ナイアガラ

~JCウィーク国際舞台の裏、中山で黄金のジパングいずるとき、エアジパング~

外から勢いをつけてナイアガラが逃げる展開、直後にニシノデュー2番手、メイショウクオリア、ビエンナーレ、
5番手にフローテーション、スッとインの好位を確保したエアジパングが続く、外に並んでトウカイトリック、
中団はゴーウィズウィンド、トレオウオブキング、マキハタサイボーグ、ドラゴンファイヤーが追走。
後方にメイショウカチドキ、メジロコルセア、間が開いてレッドアゲート、ベンチャーナインが殿で一周目、
1周目3コーナーでフローテーションが一気に先頭に立ち、リードを広げる。
これで、ナイアガラはマークして動かざるを得ない流れになった。
最初の1000mが64.0、中盤1000mが64.9という流れどスローから早めに動くロングスパートのレースとなった。
2周目の3コーナーからレースが動き始める、フローテーションが引き付けるとナイアガラは早くも一杯の模様。
後ろからジワジワと各馬が迫っていた。

4コーナーをカーブして直線へ、フローテーションはまだ楽な構えだったが、ナイアガラとの間にエアジパングが入る。
直線入り口でナイアガラが脱落、滝のようにブービーまで落ちていった。
ここからは2頭の一騎討ち、内フローテーションvs外エアジパング、他は離されていた。
ずっと並んだまま200m近くのデットヒート、ゴールまで3完歩のところでエアジパングがついに競り落として、
うれしい重賞初制覇、フローテーションはまたも2ゲット!
3着にトウカイエリート、トウカイトリック、ナイアガラ両頭はいいところなしだった。


ナイアガラがブービーでハズレ。

新旧2ゲッターによる壮絶なデットヒート。
ある意味2ゲッターの引導を渡されたのか?New2ゲッター藤岡佑介。
大胆に行っても、大事に乗っても結局2着・・・、がんばろう。


勝ったのは、エアジパング。

この馬を対抗に推したのは実は中山でこの馬のレースを見ていたから。
馬体はすごくコンパクトだけど、マイラーのようにまとまっていて、そして実にパワフルだった。
そのときも本命にして6番人気で勝ってくれたのだが、まぁ中山みたいな小回りがうまい。

今回はスタートからすぐにスムーズに好位のインを確保し、道中ジッと溜めて、3コーナーで外に出すこともなく、
インを通って1番人気に並びかける、「非の打ち所のないヨコテンの騎乗」のおかげだと思う。
前走の敗戦は気にならなかったが、+3kgという点が引っかかって対抗にしてしまったのが悔やまれる。
「えっ、フローテーション買ってないじゃん」って?そのとおりですけど(苦笑)


2着、フローテーション。

1周目の3コーナーで上がっていったのには驚いたけど、レース展開を考えるとペースもそれほど上がってないし、
よかったのではないかと思う。
藤岡はラチに頼って走りたいフローテーションのクセを知っているのでそういうことができるが、
今回みたいな外枠だとインコースに入れるのが難しいところで、そうすると力を出し切れない。

現に今回の直線でも内にヨレるようにして走っていたし、結果は出ているが「クセ馬」であることに変わりなく、
次走以降もその点に注意しながら買っていきたいところだ。



3着、トウカイエリート。

これはパドックでものすごくよく見えた。
きっと、ここにきて体調面で相当上昇していたのだろう。
この馬の好走要因もエアジパング同様内でジッとしていたことだろう。
先に動いて外に回した馬は全滅しているだけに、騎手の巧拙と位置取りが深く関係したレース、よって実力は未知数。



4着、ベンチャーナイン。

位置取りが後方過ぎて、あれではステイヤーズSは勝てない。
だって消耗戦だもの、もっと積極的にいける位置にいなきゃ・・・ね。
最後はまたもや内を通っての強襲になったわけで、この馬も内外の位置取り的な判断基準で言えばGood!!
まだ3歳で上昇度もあるだろうが、脚質に幅がほしいところ。
今のままでは限界がありそう。



5着、ドラゴンファイヤー。

いやいや、よく走ったんじゃないでしょうか。
本当はJCダートを使いたかったんじゃないの?という気もしますが、
このレース自体がスローで流れたわりに、早めにスパートをかける消耗戦になったのが向いた模様。

キレ味という点ではまだまだ未知数なので、もう少し芝のレースを使ってみないとわからないだろう。



8着、トウカイトリック。

まったく見せ場なしに終わってしまった。
確かに昨年、一昨年よりも臨戦過程は良くなかったのだが・・・。
外を周らされたものの、いいわけにはならないような程度だし。



10着、メイショウクオリア。

さすがに自分の考えが甘かったようだ。
スローで流れたからといってキレ勝負になるわけではないし、低レベル3歳世代で互角に戦えない馬を重賞で
買ってはいけないはずだった。
長距離血統+晩成型のはずなので、ジックリ力をつけてくれれば・・・。


13着、メイショウカチドキ

4コーナーでの外に振られ方が尋常じゃないが、それにしても負けすぎ。
とても買えるような雰囲気ではない。


15着、ナイアガラ

駆け引きに負けたところもあったけど・・・。
1周目で先頭に立ちながら、フローテーションに交わされ必然的に追いかけなければならない立場になったのが災い。
京都で33秒台の脚を使ってきた馬が中山で消耗戦でどうってのはやっぱ苦しかったかなあ・・・。