京王杯2歳S(GⅡ)-回顧 | Thoroughbred World

京王杯2歳S(GⅡ)-回顧

01. ゲットフルマークス
02.○フィフスペトル
03.▲エイシンタイガー
04.△トップカミング
05. ダブルレインボー
08.◎アイアンデューク
11.△パドブレ

~人気は無くても100点満点の逃亡劇、あっと言わせたゲットフルマークス~

ゲットフルマークスが好スタートからそのまま先頭へ、パドブレはタイミングが合わず後方から。
消極的な先行争いでエイブルインレース、フィフスペトル、エイシンタイガーなどスタートを決めた馬は好位。
直後にマークするように内からトップカミング、外からスパラート、間にロラパルーザ。
スズノハミルトンが続いて、ナンヨーアイドルは道中で不利を受けポジションを下げる。
アイアンデュークとダブルレインボーはそろって大きな中団馬群の一番後ろ、ここまで大きな一団。
パドブレ、トップオブピーコイは後方でマイペースに。

道中は1400mながら12.0-12.0と極端に緩んだ流れでゲットフルマークスは気持ちよく逃げる。
エイブルインレース、フィフスペトル、エイシンタイガーなどは好位でジッと我慢して、後方も差を詰める。
スパラートが早めに動いて4コーナーをカーブし、直線へ。

先頭のゲットフルマークスはまだ余裕の手応え、有力馬2頭フィフスペトルとエイシンタイガーは並んで内へ。
外に回った馬はまったく伸びず、先に動いたスパラートに至っては失速という憂き目に、
内枠からうまく立ち回ったトップカミングやダブルレインボーが脚を伸ばすが届かない。
フィフスペトルとエイシンタイガーは併せ馬も、前にいる一頭に近づくこともできない。
逃げたゲットフルマークスはそのまま逃げ切って優勝、14番人気という低評価を覆した。
フィフスペトルが競り合いを制し2着、エイシンタイガー3着、2番人気スパラートは10着に敗れた。


本命惨敗ハズレ。


勝ったのはゲットフルマークス。

もうこれはノーマークだったことが全てではないか?
スタートを決めて先頭、ここでまず誰も競りかけてこず楽にハナ確保、しかも12.0-12.0という1400mにしては、
異常なまでにペースを落とすことができたのが勝因だろう。
勝ちタイムはさほど速くはないが、これはペースを落としてのもの、上がりは34.1でまとめた。

ただ、今回の評価は難しいところ、マークされない立場だったのが全てだったように思う。
朝日杯FSは圧倒的に前有利なところがあるので、逃げて重賞を制したこの馬は当然注目すべきだが・・・。

また、終わった後、少し疲れが見られるとのこと。もし出てくるようなら調子にも注目しておこう。




2着、フィフスペトル

確かに大事に乗りすぎた。
エイシンタイガーと併せ馬の形になったが、内に進路を取ったのは間違いではなかったと思うが、
いかんせん仕掛けが遅かったように見えた。
また、休み明けでそれほど本気度が高くなかったはずの今回で体が増えてこなかったのはちょっと疑問。
444kgと小柄な馬だけに、ハイペースを前で勝負するようなレースは難しそうだ。



3着、エイシンタイガー

こちらは間違いなくフィフスペトルをマークするレース運びだったが、結局捕らえられず3着。
いったん出掛かるようなところがあったが結局差し返された。
この年齢でマークしながらそれらしいレースができる器用さを持ち合わせているが、その反面詰めが甘い。
ヒモで買うのがオススメ。



4着、トップカミング

インを突いて上がってきた脚はいかにも今開催の東京競馬が内有利かを証明するものだったのでは?
今回も外に持ち出した馬は全滅、狭くてもしっかり進路を取れるなら、絶対内有利だ。

さて、予想の段階では距離短縮が向くのではと予想したが、ジョッキーは長いほうがいいと言っている。
今回のほうが結果出たのにねぇ・・・。
ただ、調教師はゆっくりと長い距離を走れるように調教中らしい。



5着、ダブルレインボー

直線での位置取りがすでに絶望的。
それでも、伸びてくるあたりちょっと注目しておいたほうが良さそう。
スローに嵌ったが、上がりは最速。いかにも東京向きで広い馬場で狙おう。



8着、アイアンデューク

とにかく流れが向かなかった。
自分からレースを作れないのはつらいし、今開催の東京の馬場を考慮するとちょっと無理があったようだ。
ハイペースで追走して好走した函館のレースとはベクトルが違うものだった、仕方ない。


11着、パドブレ

なんだか流れに乗れず。
やっぱ、夏競馬連勝明けの馬は狙っちゃだめなのか?