スワンS(GⅡ)-回顧 | Thoroughbred World

スワンS(GⅡ)-回顧

1. マイネルレーニア
2.○ローレルゲレイロ
3.▲ジョリーダンス
4.◎スズカフェニックス
5. ファイングレイン
9.△カノヤザクラ

~実績馬倒して夢が膨らむ、高速決着の逃げ切りV、マイネルレーニア~

スズカフェニックスが若干出遅れ、カノヤザクラは行き脚がつかずまたも後方から、
マイネルレーニアが好スタートからハナへ、休み明けのローレルゲレイロもダッシュ良く先行策。
馬群が切れてステキシンスケクン、ジョリーダンス、レットバトラー、カノヤザクラが好位勢、
サブジェクト、ファイングレインの中団の外からスズカフェニックスが一気に捲くって好位へ取り付く、
その後ろにトーセンザオー、ファリダット、後方にトウショウカレッジ、殿トールハンマー。

直線向いてマイネルレーニアが先頭、ローレルゲレイロ2番手の格好は変わらず、
内にもぐりこんできたのがジョリーダンスとステキシンスケクンという好位勢、
直後からファイングレインとスズカフェニックスはまたしても揃ってモタモタ・・・、これは残念。
その後ろのカノヤザクラもおつりがない、外から追い上げ態勢のファリダットも伸びきれず、

結局、態勢はほとんど変わらず、マイネルレーニアが逃げ切り、ローレルゲレイロが迫ったところでゴール、
3番手のジョリーダンスもそのまま流れ込み、ワンツースリーは全部先行馬。
時計の速さが響いたか、斤量差が響いたか、後方勢の人気どころはほとんど不発。
スズカフェニックスがかろうじて4着だがほめられたものではない。


勝ったのは、マイネルレーニア。

盛大にいらんがな、あんた。
テツゾーとは本当に相性が悪い。
この秋もっとも京都を知ってるジョッキーではないだろうか?
秋華賞のプロヴィナージュに続いてここでもかという感じ。
高速馬場であることと、内外の差がないことを理解しているから、
後方勢が追い込んでくる前にスルスルと抜け出しているというレースが続いている。
うまい、これはジョッキーのファインプレーだが、マークされちゃうと厳しい流れになるんだよなぁ。

あと注目しておきたいのは前半のラップが非常に速かったこと。
これほどのハイペースにもかかわらず前が止まらないのは、やはり坂が無い影響があるかもしれないが、
今年の馬場状態も影響しているように思える。


2着、ローレルゲレイロ。

良く脚が持ったなぁ、という印象。
休み明け、しかも骨折明けということを考えると、ハイペースを追走してバテずになだれ込んだ今回の内容は、
見所十分だったのではないか。現にステキシンスケクンは止まってるし。
もともと力のある馬で、今年の春には東京マイル戦→阪神の1400m重賞を逃げ切っており、
実力があるのは証明済みだが、ここでいいレースができたのは復帰後の未来も明るそうだ。


3着、ジョリーダンス。

この馬は時々馬券になる。
そこを見抜けるか?まぁ、重賞勝ちも阪神C2着も1400mなわけで、こういう距離は得意なのかもしれない。
ただ、気分屋なところがあるうえに、流れに乗れない可能性もある馬で成績が安定しないのはある意味仕方ない。
まぁ、厳しいレースになると台頭してくるところだけ覚えておいて押さえで買っておくのがベスト。


4着、スズカフェニックス。

またしても、出遅れ。
今回はまだマシに思えるかもしれないけど、やはり短距離戦での出遅れは一番やってはいけないこと。
結局、流れに乗れないまま道中の位置取りがチグハグ、レース中に大きく位置取りを変えるしかなかった。
直線でモタモタしてしまいアウト、最後はバテたジョリーダンスに迫ったが結局捕らえきれず。
状態もやはり戻り切っていなかったのかもしれない。

この後使っていくのであれば、マイルCS→阪神Cになるだろうが、
あまり調子がいいとは言えない状況での酷使モードなので、割引が必要になりそう。


5着、ファイングレイン。

59kgの酷量を背負わなければならない立場は仕方ないとしても、まだ戻りきっていない。
むしろ、もう終わった?
スタートしてしばらくは掛かり気味だったが、直線の入り口ではベストの位置取り。
捕らえられそうなところ、しかも前は止まりつつある流れだったにもかかわらず・・・、
情けない結果となってしまった、1400mが長いかどうかについての議論も今回だけでは?


9着、カノヤザクラ。

またしても、スタート後にダッシュがつかず。
これはスプリンターズSでも同じ状況となり、レースの流れに乗れずアウトという感じだった。
セントウルSでは、キレイに好位で流れに乗っての結果だっただけに、そこのところをクリアしないと厳しい。


人気になったファリダットは8着で惨敗。

こちらは展開どうこうよりも、古馬の厚い壁に阻まれた感じだった。
3歳で1400mではなかなか古馬の壁を突き破ることはできない。