菊花賞(GⅠ)-回顧 | Thoroughbred World

菊花賞(GⅠ)-回顧

01.△オウケンブルースリ
02. フローテーション
03. ナムラクレセント
04. スマートギア
05.▲マイネルチャールズ
07.×ホワイトピルグリム
08.◎ダイワワイルドボア
13.○ダイシンプラン

~4月デビューで今年最大の上がり馬、ラスト一冠は譲らない、燃えたオウケンブルースリ~

アグネススターチがすぐにハナを奪うが、ノットアローンが抑えきれず大暴走で大外に膨れながらハナを奪取、
前半58.8というとんでもないラップで引っ張る、好位勢はロードアリエス、ナムラクレセント、ミッキーチアフル、
スマイルジャックも先行勢に並びかけていく、こちらもかかって止まらない感じ、
シゲルフセルト、マイネルチャールズがその後ろで虎視眈々、中団にかけてメイショウクオリア、ダイワワイルドボア、
マークするようにオウケンブルースリ、フローテーションが追走、
後方にかけて、ダイシンプラン、スマートギア、ホワイトピルグリム、殿にドットコム。

1000m~2000mは一転スローな流れ、3コーナーにかけて一気に馬群が固まる、ここでノットアローンが終了。
仕掛けたミッキーチアフルの外から強引にオウケンブルースリが上がっていく、その内でダイワワイルドボアは苦しい、

4コーナーを回ったところで、押し出されるようにスマイルジャックが先頭もおつりが無く苦しい、
内からマイネルチャールズも一瞬脚を見せるがこちらも一杯、間のナムラクレセントがいい脚で上がってくる、
その外にいたオウケンブルースリもワンテンポ遅れてゴーサイン、大外スマートギア。
残り200mを過ぎたところでオウケンブルースリが満を持して先頭に、間から死んだふりのフローテーションが伸びる、
ナムラクレセントは一転苦しくなって、3番手に脱落、その後ろの馬たちはもう圏外。
抜け出したオウケンブルースリにフローテーションが迫ると、もう一度オウケンブルースリが突き放してゴール。
フローテーション2着、ナムラクレセントが3着、マイネルチャールズは5着、ダイワワイルドボアは8着惨敗。


勝ったのはオウケンブルースリ。

自ら動いて抜け出して迫られたところでもう一伸びするのだから、この内容はめっちゃ強い。
まぁ、メンバーがどうだと言われると「?」なわけだが、ここは譲れなかったという感じか。
この馬はむしろテンションが高いほうだったが、レースでの折り合いは問題なし、
直線の広いコースに適性のあるジャングルポケットらしい豪快な伸び脚だった。
ノットアローンの大暴走によって、スタミナと根性が必要になった展開も助けてここは快勝。
これで、ジャパンCが楽しみになったと言っていいだろう。
ジャングルポケットらしい末脚が東京で爆発するか?



2着、フローテーション。

前半の時計が早くなり、スタミナ比べになったところで台頭。
道中は完全に死んだふり、4コーナー回って絶望的な位置取りだったが、間を割ってあわやのシーンを見せた。
なんと言ってもこういう展開に生きてくる渋いステイヤー血統が見事に嵌ったという感じ。
ちょっと怪しいと思っていたが、調教が最低だったので軽視してしまった。
菊花賞でこういった特殊な流れになるときは、最近の調子とか調教の様子はそれほど気にする必要はないのか。


3着、ナムラクレセント。

これは、どうひっくり返っても買えなかった。
まず、菊花賞で穴を開ける血統と言われるステイヤー血統にあるかどうかも、ヤマニンセラフィムではサンプルが
少なすぎてわからない。
こちらも夏の上がり馬で、ものすごい脚を見せた小倉戦の脚は認めるが、今回は全くそんな流れではなかった。
これだから菊花賞はわからん、隠された長距離適性が開花する可能性がある。
ちなみに、先行した馬はノットアローンの大暴走のせいでほとんど壊滅状態、残ったのはこの馬だけ。
そこは評価したい。


4着、スマートギア。

こちらは武豊があの乱ペースを見越してバテないように慎重なレース運びをした結果。
とはいえ、その内容では先に抜け出したオウケンブルースリに並びかけることもできない。
完全に着狙いの乗り方、まぁそのとおりの結果ですが・・・。
ベストは中距離ではないだろうか、ここを経由してもう一度中距離で期待。


5着、マイネルチャールズ。

前が引っ張りすぎて、想定したアドマイヤジャパンのようなレース運びはできなかった。
結局自重したレース運びで一瞬いい脚を見せていたものの、そこでストップ。
こちらも長距離への適性がなかったという感じでこれは仕方ない。
中山で見直そう、ただこの世代実力トップクラスかどうかは・・・、もう?


7着、ホワイトピルグリム。

特に目立った内容は無く・・・。
消極的な競馬で消極的に帰ってきてこの結果。
4コーナーで大きく外に膨れたがそれやって伸びたのは勝ったオウケンブルースリだけ。
超人気薄なので、これでもがんばったと称えるべきか。


8着、ダイワワイルドボア。

中団待機策もハイペースに引っ張られた上の3000mでスタミナが持たず終了。
3コーナーでオウケンブルースリが外目を上がっていくのに対して、
一杯に追われながら全く上がっていけない姿を見て、悲しくなった。
まぁ、こういうことがあるのが菊花賞、う~ん、これは仕方ない。


13着、ダイシンプラン

レース内容が強引すぎる。
大外を強引にまくってスタミナをなくした挙句、直線半ばでバテバテなところを武豊スマートギアに弾き飛ばされ、
万事休すの内容、血統的に距離が怪しいんだから、もう少し大切に乗らないと。


ノットアローン、スマイルジャックはともに折り合いがつかずにアウト。
こういったタイプをどれだけ見抜けるかも重要、とはいえ穴馬を見つけるのはもっと難しいんだけど。