私たちの生き方には二通りしかない。

奇跡など全く起こらないかのように生きるか、

すべてが奇跡であるかのように生きるかである。

<アルバート・アインシュタイン>

 

人間として生まれてくる確率って

宝くじで億万長者になる確率よりも低いって

ご存知ですか。

 

手のひらに砂を被せて、手の甲に残った僅かな砂ほどの数だと例える人もいる。

 

生まれてくる、それも五体満足で生まれてくる、

たとえその人生が波乱万丈で苦しいことの連続だったとしても、

木のように何百年も生きても生まれた場所を動けない、

動物や昆虫のように命を奪われ食べられる事もない、

人間として生まれてくる、その確率こそが奇跡そのもの。

 

だから生まれてきたことの意味を知るために生きる。

木のように動けないわけではなく自由に動ける。

知恵を使って何かを生み出したり開発する事もでき、

言葉を発することもできる。

この奇跡に感謝して、自分には何ができるか、

考え、悩み苦しみながら、人生を駆け抜ける。

 

それって贅沢な時間だったんだなぁと今なら思えます。

何度も死に掛けた自分だからこそ、今の時間はおまけの人生。

与えられるはずのなかった大切な時間。

そして人間として与えられた命。

宗教でも哲学でもなく、気づきがあって悟ったコト。

 

Excentric*Kanon