彼じゃなきゃ嫌、どうしても別れたくない！
この仕事を手に入れないと！
友達を取られたくない！
こういう何か（誰か）に対する執着が起こることがあります。
大人になるということは
執着、依存先をたくさん持つこと
分散させることができる人が幸せである
と、どこかの誰かが言っていました
（出典は忘れてしまいました、スミマセン
）
好き、という気持ちは、ある意味「執着」や「依存」です。
でも、
盲目的になってしまう、
相手の迷惑は考えられない、
他のこととバランスが取れないとなると、
生活しにくく、苦しく、不幸せになっていきます。
そこまでの執着、依存は、なぜ起こるのか。
そこには自己肯定感が低いという原因があります。
自分がダメだと思っているので
それが手に入れば、ダメじゃなくなるという想い
（それが手に入っても、一時的に楽になるだけで
それにしがみつくことになる）
自分で自分の人生に責任を持てないので
誰かにその責任を持ってもらいたいという想い
（あなたが愛してくれていれば、幸せなのに！など
相手に自分の人生を決断してもらおうとする）
以前に起こった出来事で、傷つくことがあり
その手に入らなかったことを投影している
（愛されなかった、手に入らなかった過去の経験から
別のものを手に入れることで解消しようとする）
自分の軸がぶれてしまっているので
相手を軸にしようとしてしまっている状態ですね。
相手が去ってしまったり、距離を置かれたり
面倒だなと思っている態度をとられたりするのは
理由があなたの執着や依存のことがあり得ます。
（もちろん、お相手の依存、わがままだってありますが）
相手をコントロールすることはできませんが
自分の内面のことは
１日では変わりませんが、必ず変えていくことができます。
恋愛をしているときは、自分を変えるチャンスです。
彼がどういう人だから、合わせようという変え方ではなく
自分の考え方、生き方を変えていく。
そのことでお二人で成長していける
素晴らしい関係になっていけると思います。