骨に負荷をかける方法について | 身長を高くするトレーニング

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打撃系の格闘技をやっている人なら、「腹を蹴られたのに、背中側の肋骨が折れた!」という話を聞いたことがあると思います。私も経験がありますが、腹には全く痛みが無く、背後から刺されたように感じるので思わず振り返ってしまうものです。

昔の人は、この現象を神秘的な力が発生したのだと考えたのですが、実際は下図のおもちゃと同じ原理であり、体内の水分子が隣の水分子に運動エネルギーを順に伝えることで起きる現象です。


では、簡単に出来る技なのか?と言えば、相手は動きますから、相応の技術が必要です。「相手が動く」とは振子のおもちゃで言えば、振子を斜めに引っ張った状態ですから、エネルギーが上手く伝わらないことになります。

身トレも同じ原理で
身トレで骨に負荷を伝えるのも、同じ原理を使用しています。ですから対象物には不動の木を使用し、エネルギーの乱れを低減させる必要があります。また当てる方法にも制限があり、制限から外れるとエネルギー伝搬が行われなくなります。

このように「水分子の運動エネルギー伝搬」を制御しなければ骨に負荷をかけられないのですから、他のスポーツでは無理と断言できるわけですし、これすら全体の論理の一片に過ぎません。


血尿との関係
それはさておき、ここからが前々回からの本題である「血尿」についてになりますが、この「血尿」は正しくは「ミオグロビン尿」と言い、筋肉の損傷によって「ミオグロビン」というタンパク質が尿に排出されます。

身トレの「指定フォーム+不動の木」であれば、筋肉中の水分子がエネルギーをスルーさせ骨に伝えるはずなのに、筋肉が傷付くのですから、方法のどこかに問題があるのです。

また、「筋肉が傷付く = 負荷は筋肉に集中」ですから、これでは骨は伸びません。

身トレは言葉で理解を
身トレのお客様の約半数は、サポートは全く無しに成長しています。
残り半数のサポートを必要とされるお客様の多くが、「痛みをこらえて頑張った」とか、「血尿が出ても続けた」など指定と全く違う解釈で実施されています。

是非もう一度、本文を読み返してください。画像だけを見て始めないでください。
身トレは「根性・体力」とは全く無縁のトレーニングです。
私にとって骨鍛錬は、激しい練習や体力トレーニングをしたくない時のサボりのトレーニングだったのです。


ちなみに、私が最初に「背中折り」の技を喰らったのは、弟子の小学生の女の子からです。とても優秀で、一度教えれば翌週には出来るようになっている子でした。この技も一週間で覚え、私は胴(プロテクター)を付けて蹴らせていたのですが、それさえ貫いて背側の骨を折られました。 曰く「鎧通しの蹴り!」です。

 

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