筋肉の成長が追いつかないのが成長痛
身トレで順調に成長が起こると「成長痛」が発生します。
成長痛は、
1.骨が成長する
2.筋肉や腱は、その骨に合わせて伸びる
3.この順序で成長が起こるので
4.成長量が多いと筋肉や腱が突っ張って痛む
というのが成長痛です。
筋肉・腱の長さとは無関係に骨の成長が起こるのに、ストレッチで筋・腱を伸ばすことで骨の成長に影響を与えられるはずがありません。
私が知る例では、骨の成長に鼓膜の成長が追い付かず、鼓膜が裂けないようにスリットを入れる手術をした弟子がいました。
代々、その手術を受けている大男の家系です。
これらの例でわかるように
1.軟部組織は骨に合わせて後追いで変化する
2.この一般性がある以上、先行して筋・腱を伸ばしても
3.骨の成長を助ける効果はありません。
背が高くなる子は柔軟運動が苦手
空手で多くの子をみてきましたが、将来背が高くなる子は身体が硬い子が多く、逆もまたしかりです。
絶対的とは言えないものですが、その傾向があります。
ところが女子は柔軟性と成長量に相関性は無いように見えます。
身トレの「成長痛」も感じるのは男性がほとんどで女性では、あまり報告がありません。
男女の筋肉量の差が関係するのではないかと思います。
医学的には「成長痛」なんて無い!
ところで、医療的には「成長痛」という病名は無く、「成長痛という症状」があるという事になっています。
1.朝起きると痛いが、
2.学校に行くまでに治ってしまうので
3.治療の必要が無い、治療すべき異常が無いのです
身トレの成長痛も同じです。
1.朝、何かに掴まらないと立てないほど足の裏が痛む
2.立ち上がって出掛ける用意をしてると痛みが消える
なぜかと言うと
1.筋肉の長さが足りなくなって痛む
2.しかし筋肉は使う度に伸びていくので痛みが消える
3.睡眠をとると筋肉もリフレッシュされ使用前の短い状態になり、「1」に戻ります。
「靴を買うなら午後3時以降」と聞いたことがあると思います。
「足が一番大きくなるから」と言われています。
これも一日の運動で足底筋膜が伸び切って足裏のアーチが潰れてくるからです。
運動前のストレッチは時代遅れ
1.筋肉は使用すると伸び
2.伸びるにつれ発揮するパワーも低下しますので
3.運動前ストレッチを行わないスポーツ団体が増えています。
統計データもあり、運動前ストレッチに怪我の予防やパフォーマンス向上の効果は認められないとされています。
ストレッチに背を伸ばす効果があるなら体操、バレイなど高い柔軟性を求められる運動ほど子供の成長量が多くなるはずですが、そんなデータは見当たりません。

