今夜は布団に潜ったが、眠れない時がただただ過ぎていく。そんな夜は誰かと話したい気分になる。

どれ位、過ぎただろう。未だ眠りに就くことは出来ない。遠い昔の思い出がボクの頭をよぎる。とてもとても大切なモノばかり。

夜も更け次第に辺りは明るくなる頃だ。もう、今日という一日は始まっている。感傷に一人浸っている場合ではない。歩こう。前を向いて。

お天道様が空に昇れば、もうこの薄暗い気持ちも少しは晴れるだろうか?春の風が吹き乱れ、次第に世界を包んでくれる。

まだ歩ける。前を向いて。僅かばり、そんな力は残っている。

桜の淡く切ない色合いに導かれ、外へと出ようか?何も街と同化し、それに合わせようとする必要はない。自分らしく歩こう。

ボクはまだ前を向いて歩くことが出来る。