一昨日はTVから突然流れた「宝塚歌劇団ご遺族側の弁護士の会見」に衝撃を受けて、昨日会見フル動画を視聴しました。
以下、長文駄文というかただの愚痴です。
毎週の様に文春報道があっても、劇団の調査報告までは、コメントを控え耐え続けた民度の高いファンの良心が見事に裏切られたって感じ。
弁護士の説明によると、どうやら亡くなられたご本人は日頃からご家族に詳しく劇団の様子やご自身の悩みを打ち明けておられたようで、他にもLINEや組子の証言を基にパワハラの調査がなされたようですね。
そして、その内部はほぼ報道通り。
大切な我が子、姉妹を失った方々の主張は重く受け止められるよね、そりゃあ。
とにかく擁護の仕様が無いというか…。
月労働時間400時間超え、時間外200〜270時間超えって、休日の準備含めるから厳密にはもう少し少なくなるとの説明あったけど、この半分だとしてもOUTでしょう。
長の期が二人しかおらず、明らかに通常よりオーバーワークなら誰か手を差し伸べても良くない?
みんなで手伝おうよ。
一体、組内の人間関係どうなってるの?
ところで話逸れるけど、そんな労働環境で下級生は寮住まいなんだから、感染症蔓延するよなぁとしか。
命懸けで稽古して、結局中止祭りって意味なくない?
哀しいことがあって、数週間は立ち上がれなくても、週刊誌の報道が事実無根なら、我らがトップスターのお披露目、亡くなった仲間の分まで頑張ろうと立ち上がる、という流れになってもおかしくないのにそうなってない。
てことは、下級生と上級生の間に何らかの軋轢はあるんだろうなくらいな印象はありました。
ヘアアイロン事件の報道については、本人が宙組Pに事実を告げる→なのに公式は事実無根と発表→上級生から詰問を受け精神的な負担により退団へ気持ちが傾いた……
と聞いたばかりの翌日の公式コメントから、昨夜調査報告書を受領して、てタイミング良すぎて、その「昨夜」部分要らないからー!
ホントだとしてもわざとらしいから省いてー!
それにしても、優しいよね。
現時点で訴訟は考えておらず、劇団と上級生に責任と謝罪の要求、そして調査報告は会見を行うこと、その会見後に改めて遺族側も会見を行うとのこと。
こんな丁寧に解決策を提示してくれてるんだから。
そもそも対応が後手後手になってる段階で、タカラジェンヌを全く護れておらず、どちらかというと上層部が管理責任を問われるのを避けて逃げ回っている様に見えて辛い。
お願いだから宝塚歌劇に愛があるスタッフに任せてくれよ。
愛は多少あるのかもしれないけど、方向性が間違ってるというか。
もう劇団は、身を切る、つまり誰かが責任を取らないと事態は収まらないでしょうね。
このままでは劇団全体の運営が成り立たなくなる。
責任ある立場の人たちが、己の保身より劇団の存続やタカラジェンヌの夢と努力、ファンの気持ちを優先してくれれば。
何もかも最初からそれに尽きるんですけどね。