モンテ・クリスト伯/Gran Cantante千穐楽配信 | モンタギュー家の執務室

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ロミジュリから礼真琴をひたすら崇めている星担。地方民なので配信多め。
宝塚とエンタメ全般について綴ります。

いやぁ〜千穐楽の熱量っていいわーー!

なんと代役7人、よりによって天華えまと綺城ひか理がいないのは痛い、しかし有沙瞳の復帰は大きい。
果たしてどう転ぶか、と思いましたが素晴らしかった。
逆に、星組の層の厚さを見せつけてもらえました。

特にルイジ・ヴァンパ蒼舞咲歩とヴィルフォール夕陽真輝が見事で本当に代役?短期間でよく間に合わせたね。


お芝居については原作ものなので、敢えて辛めに。
どういう事情で二本立ての演目にしたのか知りませんが、一本物にすべき作品じゃないの?
ストーリーテラーの二人が健闘してたのと、いちおう的を得た説明内容ではあったので、ストレスは感じなかったものの端折ってる感は否めず。

そしてメルセデスにとってフェルナンなんだったんだ?問題。
浮気エピソードしっかり描写の愛のない結婚だし、フェルナン自身がクズだとはいえ、ラスト始めからいないみたいな雰囲気になってたし、アルベールがエドモンの子ってマジかよ。

しかもあの段階で「お父さん!」早いよ…。
「貴方はアルベールの父親でもあるのよ」言ってなかった?
長い婚姻生活それなりに何かあったろうに。母子共に養ってもらってるし。

フェルナンもエドモンを貶めてまで奪ったメルセデスに対して釣った魚に餌はやらない状態、どちらかというとメルセデスへの想いよりもエドモンへの対抗心が優ってたのかな?


という理由で、この作品やっぱりエデ姫がヒロインポシのがスッキリするの。自分の好みとして。


それでも終わりよければすべてよしで、メルセデスとアルベールの言動により、エドモンが復讐から解放される展開は良かった。人の心を動かすのは理屈より真心であり愛、という宝塚らしいラストでした。


スタッフへ言いたいことは以上ですが、組子全員素晴らしかった!

ありちゃん、これで星組デビューなんて嘘でしょ?

実はめぐタンテから星組稽古出席してなかった?てくらい歌唱ダンス共に完璧。

ポテンシャル高い人に見合った活躍の場をあげてみたら期待値軽く超えてきたという印象。

しかもショースターなので星組向き。

ベルツッチオはドロドロ復讐劇から少し距離をおいた立ち位置の涼しげなキャラクターというのも役得。


今回ありちゃんに並んで、売り出しポジのエデ姫詩ちづるちゃん、めぐり会いからの落差激しく、大人っぽくて歌も良かったし、いずれ凄いトップ娘役になりそう。


フェルナンせおっちは体格やオーラで凄みを出す愛ちゃんとはまた違ったカラーの悪役。美しさ故の冷たさ、薄情さが似合ってた。


他にもダングラール輝咲玲央がまたもや人間の弱さが滲み出る悪党で魅力的だし、三悪人の♪罠にハメてやる〜の歌良かったし、星組生みんな滑舌よいわ歌えるわのストレスフリー。


ショーで印象に残ったのが大劇場では3人だったオープニングをぼっちで弾ける組長の可愛さと有沙瞳の熱唱。で、ロケットに詩ちづるちゃんいなかった?いろいろあった舞台なのでことなこデュエダンもいつも以上に感慨深くて、オレはいま猛烈に感動している!いつもココで礼真琴すごい!ばかり言ってますが、今回ばかりは星組すごい!の全員野球っぷりで嬉しいよ。こっちゃん、、よくぞ組をココまで引っ張ってきた!とウルウルです。


エドモンはいろいろ変装してくれましたが、テクニカルな声色を使い分けてこういうのが上手くない訳が無い。良き題材を用意して。


この舞台のチケットが手に入らなくて、更に追い討ちをかけるようにディミトリも落選祭りの有り様でテンション下がり気味の上、ネタが無くてひと月以上ブログを放置してしまい面目ない。そうは言っても近頃はキラールージュにハマりつつ、変わらず情報収集も怠らずで星組愛は衰え知らずでございます。星組の充実ぶりにますますチケ取り厳しくなりそうな予感。いいんだか悪いんだか。まだまだ話は尽きませんが、いい加減長文だぞ!ここまでにします。私ディミトリ観れるのか⁈