お久しぶりです!Bluetoothスピーカー大好き改め

「ブルスピ!」です。最近仕事が忙しくてブログさえ見れず、

書こうと思いつつも結構投稿の間隔が空いてしまいました…

 

今日はこの前近所の家電量販店を歩いていたら、

「おっ⁈SONYさんまた新しいBluetoothスピーカー出したんや」

と気になって即買いしたBluetoothスピーカーがあったので、

そのスピーカーを紹介させて頂ければと思います。

 

そのスピーカーは・・・

SONYの新しいBluetoothスピーカー、「SRS-ULT10」。

大音圧で高音質と豊かな重低音を楽しめる「Xシリーズ」、

綺麗なライティングと高音質で重低音を奏でる「XBシリーズ」

Line-Shape Diffuserを搭載している「XEシリーズ」に加え、

新しく展開する「ULT」シリーズ。

 

「ULT」とは何ぞやというとこのシリーズのコンセプトである、

「ULT(アルト)POWER SOUND」をテーマとしたシリーズのことで、

スタジアムの最前列にいるかのような圧倒的な音圧と

心震わす重低音を追及しているそうです。

 

そして今回ご紹介する「SRS-ULT10」は「ULT FIELD 1」という

別名があり、サイズの大きな「ULT FIELD7」、

ヘッドフォンタイプの「ULT WEAR」が同シリーズで展開されています。

 

前置きが長くなってしまい恐縮でございます。

説明しておいた方が良い項目でしたので、今までから今に至る

SONYのBluetoothスピーカーのコンセプトをご紹介いたしました。

 

それではお待たせいたしました。SONYの「SRS-ULT10」に

ついて見ていきましょう!

 

まずは、外箱から見てみましょう。

うん、今っぽい感じですね。シンプルですがカッコいい感じがします。

今までは白ベースや自然素材っぽい箱のイメージでした。

気になるのは、「LDAC」や「ハイレゾ」のマークがない事ですが、

後述させて頂きます。とりあえず、「ULT」の文字が目立ちます。

 

付属品はこんな感じ。箱を包んでいる良さげな不織布ケース、

充電用のUSB TYPE-Cケーブルと説明書の3点とシンプルな感じ。

 

本体はこんな感じ。SONYのロゴがホログラムになっており、

若い方から中堅くらいの年齢の方まで幅広く受け入れられそうな

デザインです。

 

本体上部にはボタン類がまとめて配置されています。

左から電源ボタン、Bluetoothボタン、再生/一時停止ボタン、

音量-・+ボタン、ULTボタンの順に並んでいます。

 

本体の両側面にはパッシブラジエータと

恐らく音の広がりを出すためと考えられる穴が4か所空いています。

 

横向けにして、ストラップを縮めれば横に持ったり

フックに引っ掛ける事もできます。

 

縦にも吊り下げる事ができる点は評価が高いですが、

普段は邪魔に感じる人はいそうです。

 

背面にはシンプルにTYPE-Cの充電端子とカバーのみ。

防水・防塵性能は「IP67」、MIL-STD-810H Method 516.8-Shockに

準拠した厚さ5cmの合板上での高さ1.22mからの落下テストをクリアしており、

耐衝撃についてもある程度は確保されているようです。

(だからといって雑に扱わない方がいいですが笑)

 

購入に関しては、中古だと14000円~17000円位で取引されています。

新品でも15000円位で買えるようになってきたので、

恐らく中古相場も今後下がってくるのではないかと思います。

発売後1か月で今の状況だと値下がりが早い気もしますが…

もしかしてセールだから安くなっているのかな?とも。

WEBではよく見ますが、田舎の家電量販店だとまだ旧機種しか

売っていませんので、相場が良く分からないですね。

 

音に関してですが、素人である私の主観であることを前提とした上で、

レビューしていきます。

 

全体的な印象としては、

「確かに重低音は印象的だが、中高音の音質は及第点。

 ただ全体的にDSPで調節されている印象」です。

 

中高音は上質な音を伴う「Xシリーズ」と比べると

透明感の面では劣りますが、ツイーターをウーハーの2WAYタイプの

スピーカーだけあって、音質は良い方ではないでしょうか。

値段と音質を天秤にかけるとまぁ及第点というところでしょうか。

 

中高音の音自体は「ULT」モードでも通常でも同様な印象で、

重低音の「ULT」モードにすると、重低音が圧倒的に前に出てきます。

中高音の音圧も上がる感じでした。「低域とパワー強化」されると

SONYの特設ページに書いてありましたが、まさにその通りですね。

 

DSPによる「Sound Diffusion Processor」を搭載しており、

音の広がりを楽しめるというところですが、

確かに音は広がっている感じはします。

単体で聴く分には違和感を感じる事はないと思いますし、

良いスピーカーだと思います。

しかし、他のBluetoothスピーカーと比較すると

DSPによって曲の音が変化している感をすごく感じました。

 

というのも、心震わす重低音をコンセプトにしている本製品ですから、

重低音モンスターのBOSE「SoundLink Mini 2」を比較してみようと

同じ曲で聴き比べをしてみたんです。

 

結果としては、「SRS-ULT10」は、文字通り心震わす重低音、

「SoundLink Mini 2」の方が自然で良質かつ迫力ある重低音に感じました。

どちらも絶対にDSPを使って音に味付けをしているんですが、

「SRS-ULT10」は味付けしてる感がよく聴くと分かる印象です。

 

それでは10段階で評価した結果をお示しいたします。

 

デザイン ★★★★★★★★★        9

機能性    ★★★★★★★★         8

携帯性  ★★★★★★★★               8

音質       ★★★★★★★★★          9

低音       ★★★★★★★★★★       10

中高音    ★★★★★★★★               8

 

総合評価 8.7/10

 

正直なところ、音のバランスという面では

現行でまだ売られている「SRS-XB23」の方が良い印象です。

この機種のコンセプトである「圧倒的な音圧と心震わす重低音」、

文字通り音圧と重低音に力を入れているので、音のバランスを

重要視する方は違和感を感じるかもしれません。

ただ、このコンセプトに惹かれた方には非常に良い製品だと思います。

一点だけ欠点を挙げるとすると、「ALT」ボタンを押したときに

大きめの音量で「ヴゥーン」ってなる事でしょうか。

 

このBluetoothスピーカーが適している人は、

アウトドア使用を考えている方全般と、大音量で重低音や音圧を

楽しみたい人向けだと思います。マンション住まいの私は

とてもではないですが夜に「ALT」モードで音楽を聴くのは無理でした。

でも一昔前の自分なら、重低音や音圧が強い機種を選んでいたので、

お若い方をターゲットにしているのではないかとも思いました。

 

こちらは個人的な推測なのですが、

「圧倒的な音圧」と「心震わす重低音」と相反する位置に

「LDAC」や「DSEE」、「ハイレゾ」があるのではと思います。

これらを搭載しなくてもALTのコンセプトを満たすことができるので、

搭載されていないのではとも考えられます。

ぶっちゃけ、コンセプトの違うスピーカーと

音質を比較しなければこのスピーカーはとても良いスピーカーです。

(個人的には、XEシリーズとは比べ物にならないくらい良いです)

 

すでに「SRS-XB23」をお持ちの方でも、コンセプトが気に入ったら

買い足しても良い製品ですね。モノラルではありますが、

このサイズのBluetoothスピーカーだとそこまで大差ありませんし。

 

もし少しでも参考になったという方がいらっしゃったら、

いいねボタンを押して頂けると励みになりますので、

是非よろしくお願いいたします!

まだまだレビューできていないスピーカーは多いですが、

今後もコツコツとレビューしていきたいと思います。

それではまた!!