4月の投稿を最後に、仕事が立て込んでおりまして

しばらく投稿が出来ず申し訳ございませんでした。

 

ご興味を示して頂いて、最後の投稿にいいねを付けて

頂いていた皆様の暖かいご声援、有難うございます!

 

何とか仕事もひと山落ち着きまして、

月2回くらいのペースで新しい投稿が出来ればと考えております。

 

今回ご紹介するのは、2014年3月8日に発売された、

SONYの「SRS-X7」です。

 

SONYのBluetoothスピーカーは色々シリーズがありますが、

「Xシリーズ」は大音圧で高音質と豊かな重低音を楽しめる上、

2014年から10年近い歴史があります。

10年? 短いでしょと思われる方も多いと思いますが、

SONYの歴史の中で本格的にポータブルBluetoothスピーカーを

発売し始めたのは、2012年の「SRS-BTV5」からです。

日本でポータブルBluetoothスピーカーが発売されたのは2008年

くらいからですから、15年くらいの歴史しかありません。

 

「Xシリーズ」の中での「SRS-X7」の位置付けとしては、

明らかに据え置きの方が適したものとなっています。

重量も1.9㎏とノートパソコンくらいの重さがありますからね・・・

 

それでは、早速「SRS-X7」のフォルムを見てみましょう!

デザインはシンプルな長方形で高級感・重厚感があり、

シンプルですがインテリアとしてもしっかり馴染むデザインです。

大きさとしては、横30cm、縦13.2cm、奥行6cmとなっており、

CD搭載で有線駆動の「CMT-X5CD」にデザインやコンセプトは

近い感じですね。

 

前面と背面はスピーカーグリルで覆われています。

このスクエア型の12辺のフレームは

Definitive Outline (ディフィニティブアウトライン)と呼ばれ、

空間との調和に加え、角をカットされていることで

角部で音波が反射する回折現象を減少させ、

不要な音の干渉を防ぐなどの音響効果にも寄与しているそうです。

 

「SRS-X3」と異なる点としては、「SRS-X5」は上面がプラスチックパネルに

なっており、少し高級感が増しています。

上列左から音量「ー」「+」ボタン、電源ボタン、

NETWORKボタン、Bluetoothボタン、

AUDIO IN(外部入力)ボタンとなっております。

下位機種にあたる「SRS-X5」ではNETWORKボタンが無く、

Airplayなどの無線LANに対応していない事が違いの一つです。

 

裏面には専用のDC18Vの端子が存在しており、

専用のACアダプターを用いる事で充電が可能です(18V-2.6A、センタープラス)

また、3.5mmのステレオミニプラグ(AUDIO IN)端子とLAN端子(有線接続時に使用)

給電用のUSB端子が付いており、モバイルバッテリー的な使い方もできます。

有線LAN端子があるという事は、据え置きも念頭に置いていると

考えられますよね。

 

「SRS-X7」からはAirplayなどの無線接続用のアンテナが

備え付けられているので良いですね。

 

価格帯は中古で6000円~7000円で購入できます。

ジャンクは天面のパネル関係のトラブルが多そうです。

 

 

音に関してですが、素人である私の主観であることを前提とした上で、

レビューしていきます。

 

全体的な印象としては「全音域をカバーしてくれる上、

前面への音の押し出しはSRS-X5を上回る」です。

「SRS-X5」との違いは、最大出力32Wと12Wほど出力が高い点、

前面へパッシブラジエーター2基を搭載していることで、

音の方向性が全て前面に集約されていることです。

ピアノからジャズ、ロックからバラードまで幅広くカバーしてくれますし、

低音もしっかりと上質な低音が出てくれています。

断然SRS-X5を買うなら、SRS-X7の方が間違いなく良いですね。

また、SONYのアプリ「Music Center」にも対応している点は評価できます。

 

長くなってしまいましたが、レビューについて下記の項目を5段階評価で

まとめたいと思います。

 

デザイン ★★★★★★★★        8

機能性    ★★★★★★★★★      9

携帯性  ★★★★★               5

音質       ★★★★★★★★★★  10

低音       ★★★★★★★★★★  10

中高音    ★★★★★★★★★★  10

 

総合評価 8.7/10

 

据え置きベースとして考えた時、機能性や音質は非常に良いので、

サイズや価格の割にコスパは良い方だと思います。

非常時にはモバイルバッテリー代わりにもなります。

SRS-XシリーズのなかではSRS-X7を境界線として

高級志向と大衆指向に分かれていると思います。

明らかに音も異なってきますし、中古で据え置き機を検討する際には

一つの選択肢として入ってきてもいいかも知れない機種です。

 

SRS-X5=フルレンジ2基+ウーハー+背面デュアルパッシブラジエーター

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SRS-X7=フルレンジ2基+サブウーハー+デュアルパッシブラジエーター

SRS-X88=磁性流体2基+ツイーター2基+サブウーハー+

デュアルパッシブラジエーター(ハイレゾ対応機種)

 

久しぶりの拙いレビューで恐縮でございますが、

もし少しでも参考になったという方がいらっしゃったら、

いいねボタンを押して頂けると励みになりますので、

是非よろしくお願いいたします!

まだまだレビューできていないスピーカーは多いですが、

今後もコツコツとレビューしていきたいと思います。

それではまた!!