今回は最近レビューしているイヤホンからまた趣向を変えて、
ヘッドホンの紹介をしたいと思います。
といいますのも、イヤホンは携帯性、密閉性が高い反面、
長時間の使用で耳が高確率で蒸れるため痒くなってしまうんですよね。
耳全体が塞がるヘッドホンはまだ耳の穴を塞ぐイヤホンと比べると
耳にかかる負担が少ないので、ヘッドホンは最近
仕事に集中したい時に聞いています。
ご紹介させて頂くヘッドホンは2012年10月27日に発売された
SONYの「MDR-1RBT」です。
結構ヘッドホンと言えばピンキリだと思うのですが、
中古のヘッドホンだと高級ヘッドホンでも手に届くくらいの
価格に落ちてきているので、買いやすいですしお勧めです。
メジャーな型番だと、某ネットショップでもイヤーパッドが
売っているので付け替えるだけで衛生面もクリアできます。
それでは今回ご紹介させて頂く「MDR-1RBT」のフォルムを
さっそく見てみましょう!
最初にお伝えしたいのが、10年以上前の製品なので、
イヤーパッドとヘッドバンドが致命的に痛んでいました。
ですので、イヤーパッドはサードパーティー製、
ヘッドバンドは100均でフェイクレザーの生地を買ってきて
糸で縫い付けてます(笑)
写真の奥側を見ると糸で縫っていない部分の生地が浮くので
少しダサいですがご愛嬌ということで。
デザインに関しては、今持っているヘッドホンの中でも
ピカイチにカッコいいです。マットなブラックがベースで
アクセントに赤が入っていて、もう何とも( ^ω^)・・・
正面から見ると、アームの部分がガンメタになっていて、
より高級感を高めています。このMDR-1RBTは
アームの付け根から折りたたむことはできないタイプですが、
アームの部分が90度回転するので平らにすることが可能です。
横から見るとハウジングの部分に「SONY」のロゴがありますが、
良いアクセントになっています。
L側には電源ボタンと各種端子が備わっています。
端子カバーが千切れていますが、そこが3.5mmのミニプラグ端子、
カバーで覆われている部分が充電用のmicroUSB TYPE-B端子です。
R側はNFCのON/OFFスイッチと曲戻し、曲送り、
再生/一時停止スイッチが付いています。
ハウジングの部分には電話を受けるボタンもあるので、
ヘッドセット代わりになるのだと思います。
(一応マイクが付いているみたいです)
本製品の価格帯は中古で約3000円~12000円、
新品での販売はほとんど無いですね。
中古市場でもヘッドバンドやイヤーパッド、バッテリーの状態や
箱の有無で値段はピンキリなので相場はまちまちです。
音に関してですが、素人である私の主観であることを前提とした上で、
レビューしていきます。
全体的な印象としては
「低音よりであるが、音のクリアさ・分離感もあり
音域を問わず良い音を奏でている」です。
音質が良く、音もクリアに出ていて低音に中高音が潰されずに
分離されている印象を受けます。低音に意識を置くと
低音を強めに感じてしまう可能性はありますが、
音域を問わずしっかりと音が出ていると思います。
ベース音は強めに出るので、低音や重低音が苦手な方は
別のヘッドホンの方が良いかも知れません。
ボーカル音は前に出過ぎず、こもらずな感じですね。
音の広がりもあり、前後左右から音が出てくるので
臨場感もありますね。さすが元高級ヘッドホン。
長くなってしまいましたが、レビューについて下記の項目を5段階評価で
まとめたいと思います。
デザイン ★★★★★★★★★★ 10
機能性 ★★★★★★★ 7
携帯性 ★★★★★★★ 7
圧迫感 ★★★★★★★ 7
臨場感 ★★★★★★★★★ 9
音質 ★★★★★★★★★ 9
低音 ★★★★★★★★★ 9
中高音 ★★★★★★★★★ 9
総合評価 8.37/10
デザインについては今持っているヘッドホンの中で、
1位か2位を争うレベルのデザインの良さです。
音質も良く、いろんなジャンルの音楽に対応できるので、
幅広いジャンルの曲を聴かれる方に向いていると思います。
また、私の頭が大きいかも知れないのですが、
圧迫感が強めなので、そこは減点しています。
後は折りたためたり、少しコンパクトにできれば携帯性も
向上するのですが、折りたたむことができないので
実際はヘッドホンスタンドに立てっぱなしです。
でも10年以上前のヘッドホンでこれだけ良いヘッドホンを
作れるSONYさん、マジパネェっす。
最新型はMDR-1AM2が出ていて、さらに進化しているみたいですね。
レビューは以上となりますが、
もし少しでも参考になったという方がいらっしゃったら、
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是非よろしくお願いいたします!
今後もコツコツとレビューしていきたいと思います。
それではまた!!