今回御所紹介させて頂くイヤホンは2019年6月29日に発売された
Cambridge Audio社の「MELOMANIA 1」です。
Cambridge Audio社はイギリスの老舗オーディオブランドで
当ブログでも「YOYO(S)」のレビューをしたことがあります。
同社の核心理念は「何も足さず、何も引かない」という、
原音に忠実で自然な音作りを大切にしているブランドです。
その理念はもちろん「YOYO(S)」にも当てはまっていました。
重低音に溢れる今のオーディオメーカーのトレンドと比べると、
こういったメーカーは尊い存在だなと感じます。
それでは今回ご紹介させて頂く
「MELOMANIA 1」のフォルムをさっそく見てみましょう!
ケースはオシャレというよりは実用的なデザインですね。
イヤホン本体は銃弾みたいな感じで、オシャレな感じです。
耳栓のような形で耳の穴にすっぽりと入ります。
ケース上部にはCambridge Audio社のロゴが入っていますが、
少しくぼみがあるのでケースを開けやすい構造になっています。
ロゴの下側には5段階のインジケーターが付いています。
写真を撮り忘れてしまいましたが、正面から見て左側面には
充電用のMicroUSB Type-Bの端子が備わっています。
イヤホン本体にはボタン(左側のロゴのような丸いくぼみがある部分)と
LEDランプ(ボタンの周りが光ります)が付いており、
シンプルながらもかなりカッコいいデザインです。
このイヤホンには充電用の突起状の端子が見当たりません。
どこから充電するのでしょうか。
恐らくイヤホンのスピーカーのグリル部分と本体の金具部分から
充電されていると思います。
裏面はこんな感じです。社名とロゴがはっきりと見えるようになっています。
大きくもなく、小さくもなく、ちょうどいいサイズですね。
本製品の価格帯は新品で約8500円~13000円、
中古だとフリマアプリで約3500円~7000円の価格帯で販売されています。
音に関してですが、素人である私の主観であることを前提とした上で、
レビューしていきます。
全体的な印象としては
「原音に忠実、低音も中高音とマッチしていて疲れない。
キーとなるのはイヤーピース」です。
さすがCambridge Audio。BluetoothスピーカーのYOYO(S)を
聴いた時も同じような印象を受けましたが、
原音に忠実で余計な脚色は付けられていないです。
低音も強すぎず、中高音とマッチしていて聴き疲れを起こしません。
音の解像度も丁度いい感じ。
ただ、銃弾みたいな形で耳栓と同じ感覚で耳に挿すので
イヤーピースや耳の穴の形が合わないと密閉感が低く、
十分なポテンシャルを発揮できないような気がします。
あと、他のイヤーピースは取り付ける穴のサイズが大きくて
合わないものも多いと考えられます。
どのイヤホンもイヤーピースが重要なのは理解していますが、
このイヤホンでは特に重要ですね。
長くなってしまいましたが、レビューについて下記の項目を5段階評価で
まとめたいと思います。
デザイン ★★★★★★★★ 8
機能性 ★★★★★★★ 7
携帯性 ★★★★★★★★ 8
装着性 ★★★★★★★★ 8
臨場感 ★★★★★★★★★ 9
音質 ★★★★★★★★ 8
低音 ★★★★★★★★ 8
中高音 ★★★★★★★★ 8
総合評価 8.0/10
音のバランスは凄く良く、原音に忠実でフラットな感じです。
長く音楽を聴き流しながら、何か別の事をしたい人や
メインのイヤホンを持っている人が、
気分転換に違うイヤホンを聴いてみたいという時には
このイヤホンは向いていると思います。
イヤホン本体のバッテリーの駆動時間が長いので、
長い時間流し聴きができるのもこのイヤホンのメリットです。
ただしイヤーピースが合うかどうかで音質もかなり
変わるイヤホンですのでご注意を。
レビューは以上となりますが、
もし少しでも参考になったという方がいらっしゃったら、
いいねボタンを押して頂けると励みになりますので、
是非よろしくお願いいたします!
今後もコツコツとレビューしていきたいと思います。
それではまた!!