今回ご紹介するのは、2013年12月に発売された
JBLの「Voyager」です。
前回ご紹介させて頂いた、「BeYo」も2013年12月に発売されていると
いう事で、こんな時代からBluetoothスピーカーがあるのだと
記事を書きながら驚いています。
調べてみるとBluetoothはスウェーデンのエリクソン社が開発した技術で、
日本では2003年頃から普及し始めたとのことです(Wikiより)
当時エリクソン社とノキア社、インテル社が共同で同技術の標準化
を行っており、その時の開発メンバーであった、インテル社の
ジム・カーダック氏が仮のコードネームとして付けた「Bluetooth」が、
正式名称と付けようとした際に商標を調べる時間も無く、
「Bluetooth」が唯一の選択肢となったようですね(参考:Bluetooth.com)
「Bluetooth」の由来は、当時ノルウェーとデンマークを無欠統合した
デンマーク王のハラール・ブロタンの虫歯の神経が死んでいて、
青い歯をしていたことから「Bluetooth」と名付けられました。
そのイニシャル「H・B」をルーン文字で表して組み合わせたものが、
Bluetoothマークなんですよね。
ご興味を持たれた方は、ご自身で調べてみてください!
それでは早速、「Voyager」のフォルムを見てみましょう!
独特なフォルムをしていますよね。パラボラアンテナの凹凸を
逆にしたようなデザインで、かなり奇抜なデザインです。
harman/kardonの「Onyx Studio」も同じような円形のデザインですが、
こちらの方が発売が早く機能も全く異なります。
その機能に関しては後ほど紹介させて頂きますね!
背面にはサブウーハーが搭載されており、
クリアパーツを使用してオシャレな感じになっています。
端子類は前面のパネル下側のちょうど裏の部分にあります。
左から入力用の3.5mmミニプラグ端子、真ん中にUSB入力端子、
右側にACアダプターの端子が備わっています。
このスピーカーの特徴的な機能として、真ん中のBluetoothスピーカーの
部分とウーハー部分が取り外せることです。
真ん中だけ取り外せば、どこでも聴けるBluetoothスピーカー、
ウーハー部分と合体させれば据え置きタイプになります。
取り外すとスピーカーフォンみたいになりますが、
実際にハンズフリーの機能もあるのでスピーカーフォンみたいな
ものですね。なにより円盤状のデザインがカッコいい!
なお、ウーハー部分に戻せば自動的に充電してくれますが、
スピーカー部分にもMicroUSB Type-Bの端子が付いているので、
ケーブルがあればスピーカー単体でも充電する事ができます。
本製品の価格帯は新品ではほぼ購入することができません。
中古だとフリマサイトで売っていることもありますが、
7000円~13000円くらいで取引されています。
ほぼ手に入らないレアモノですので、探すのが大変だと思います。
音に関してですが、素人である私の主観であることを前提とした上で、
レビューしていきます。
全体的な印象としては
「低音もかなり効いているし、奇抜な形と裏腹に中高音も良く出ている。
明瞭度はぼちぼち」です。
備え付けの状態であれば、ウーハーの音が出るので
かなり低音が効いている印象を受けます。
中高音も結構よく出ているので、低音に負けてはいません。
ウーハー部から取り外すと少しパンチは弱くなりますが、
中高音は取り外しても変わらずに良く出ていると思います。
クリアさでいうとJBLのFILPシリーズと比べると劣りますが、
十分聴けるくらいの音質はあると思います。
スピーカー部15W、ウーハー部15Wと出力も大きいので、
結構パワフルな音を聴くことができます。
長くなってしまいましたが、レビューについて下記の項目を5段階評価で
まとめたいと思います。
デザイン ★★★★★★★★★ 9
機能性 ★★★★★★★★ 8
携帯性 ★★★★★★★★ 8
音質 ★★★★★★★ 7
低音 ★★★★★★★★ 8
中高音 ★★★★★★★★ 8
総合評価 8.0/10
デザインは結構奇抜ですが、カッコいいですよね。
スピーカー部だけ取り外しても聴けますし、
ウーハーからも音を出して上質な低音を聴きたいという場合は
元に戻して据え置きでゆったりと聴くこともできます。
持ち運び、据え置きどちらもしたいという欲張りな方には
ピッタリなBluetoothスピーカーだと思います。
レビューは以上となりますが、
もし少しでも参考になったという方がいらっしゃったら、
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是非よろしくお願いいたします!
Bluetoothスピーカーに興味のある方は
今後もコツコツとレビューしていきたいと思いますので、
フォロー頂けるとありがたいです。
それではまた!!