今回ご紹介するのは、2014年5月22日に発売された、

beats by dr.dreの「Beatbox Portable」です。

 

beatsと言えば、イヤホンやヘッドフォンで有名なアメリカの

オーディオ機器ブランドで有名ですが、漏れることなく

Bluetoothスピーカーも3機種ほど販売しています。

 

小型で携帯性に優れた「Beats Pill」「Beats Pill2.0」

後継機で中型の「Beats Pill+」

そして今回紹介する大型パリピ仕様の

「Beatbox Portable」です。

 

それでは、早速「Beatbox Portable」のフォルムを見てみましょう!

 

大きさを表現するのは難しいですが、横幅は39cmあります。

分類は間違いなく大型Bluetoothスピーカーに分類されるサイズです。

お若い方には馴染みが少ないと思いますが、ラジカセと同じくらいのサイズで

奥行きがややある感じだとお考え頂ければと思います。

持ちやすいように両サイドに取っ手・・・いや、キャリーハンドルがついています。

 

スピーカーグリル部が透けて奥が見えていますが、

真ん中の「b」マークのところに4.5インチのウーハーと、

両サイドに2インチのドライバーを搭載しています。

 

上部にボタンが集中しており、一番奥にNFCが付いていて、

手前側左から電源ボタン、音量ー、音量+の順に配置されています。

 

ひっくり返して裏面を見ると、分かりづらいかも知れませんが

単一電池を6本入れることができる、電池BOXが備わっています。

つまり、電池で駆動させることができる訳です。

このスピーカーは出力が60Wと結構大きめですが、

今の時代だとリチウムイオンバッテリーで駆動させることができます。

一方でバッテリーは劣化してしまうと駆動時間が短くなりますし、

完全に劣化すると使えなくなってしまうものが大半です。

 

このスピーカーの最も優れている点は、ACアダプター接続

もしくは単一電池駆動どちらもできる点です。アダプター接続時は

コンセントから直接給電するので、電池からの電力消費はありません。
電池駆動の欠点は液漏れくらいなので、液漏れさえ気を付ければ

壊れない限りずっと使う事が出来ます。

 

裏面の写真を撮ろうとしましたが、映り込みが激しく取れませんでした(´;ω;`)

簡単に説明すると右下にACアダプターの端子とUSB出力端子、

中央上部に外部入力の3.5mmミニプラグ用端子があります。

音の出力も大きめですので、簡易的なPAスピーカーとしても使えそうです。

USB出力端子があるので、音楽を聴きながら携帯の充電も可能ですね。

 

価格帯は中古だと8000円~19000円で取引されていますが、

10000円~15000円くらいでの取引が多いですね。

ジャンクはほとんど販売されていません。フリマサイトでの

出品物を見ると本体のみの販売もありますが、

その場合ACアダプターを探すのは非常に難しいです。

18V-3.33A、センタープラスで外径5.5mm、内径2.1-2.5mmの

汎用ACアダプターが必要になるのですが、

まずハードオフなどではほとんど見つける事ができません。

ネットで探すとONKYOのACアダプターは18V-4Aで同様のものがあるので、

使うとしたらこれくらいですかね。

(純正品以外の使用は自己責任でお願いします)

 

音に関してですが、素人である私の主観であることを前提とした上で、

レビューしていきます。

 

全体的な印象としては

「パリピ仕様、でも音は正統派」です。

 

低音は全体のバランスが取れた心地よい低音です。

ウーハーが大きいので低音は結構出ますね。

beatsのスピーカー全体でも感じる事なのですが、

ボーカル音が前に出てくるので聴きやすく低音とのバランスが絶妙です。

高音も自然な感じで音が出てきます。

また60Wという高出力なので、音量を上げてもだいぶ余裕がある感じですね。

 

長くなってしまいましたが、レビューについて下記の項目を5段階評価で

まとめたいと思います。

 

デザイン ★★★★★★★★★      9      

機能性    ★★★★★★★★           8

携帯性  ★★★★★                5

音質       ★★★★★★★★★★       10

低音       ★★★★★★★★★           9

中高音    ★★★★★★★★★★       10

 

総合評価 8.5/10

大型スピーカーというとJBLの「XTREME2」と比較対象になりますが、

「XTREME2」は40W、「Beatbox Portable」は60Wと出力に差があります。

音の余裕や限界は「Beatbox Portable」の方に軍配が上がりますが、

携帯性の面やバッテリー駆動という点では「XTREME2」の方が優れていますね。

音質はどちらも出るので、どちらもパリピにお勧めです。

ちなみに本機種は重さが4kgと重めなのが難点です。

 

このスピーカーがおススメな方は、

パリピはもちろんですが、屋外でダンス練習をしている方には

最適だなと感じています。このスピーカーを見た瞬間に

頭の中で夜に窓を鏡代わりにしてグループで

ダンスを練習している姿が頭をよぎったぐらいです。

音楽をかけながら、スマホも充電できますし!

(くれぐれもご近所さんに迷惑をかけないように・・・)

後は低音が強すぎず、全体的な音のバランスを重視されている方には

適していると思います。

 

レビューは以上となりますが、

もし少しでも参考になったという方がいらっしゃったら、

いいねボタンを押して頂けると励みになりますので、

是非よろしくお願いいたします!

今後もコツコツとレビューしていきたいと思います。

それではまた!!