今回ご紹介するのは、2017年11月27日に発売された、
DENONの「DSB50BT」です。
DENONというと日本でも80年以上の歴史が
ある会社で、根強いオーディオファンが多い
イメージがあります。どちらかというと
ガチなスピーカーの方が本職でありますが、
bluetoothスピーカーは「Envaya」シリーズが
発売されています。今回の「DSB50BT」は
そのシリーズの中でも最小のモデルとなります。
ちなみにどうでも良い話ですが、「DENON」の
読み方は「デノン」がオフィシャルです。
(私はずっとデンオンと言っていました)
それでは早速ですが、「DSB50BT」のデザインを見てみましょう!
見た目はシンプルですが、思ったよりも
質感は良いです。ファブリック生地は思ったより
しっかりしており、汚れにくくなってます。
JBLの「FLIP」シリーズよりも小さめで、
携帯性はかなり良いですね。邪魔にならない
大きさなので、出張の時のオトモとして使える
一品だと思います。
ちなみに裏面はこんな感じです。
どこにボタンがあるのか分かりません。
実は側面にボタンが集約されています。
電源ランプとかはどこにあるの?と気になりますが、
電源ランプは1枚目の写真の右側のラバー部分
(ボタン部分とメーカーロゴの間のラバー部分)
にあり、その部分は少し透過性があります。
ただ、普段は消えているので電源オン/オフは
見た目はだけでは分かりません。
ちなみに残量確認時は電源ボタンを押すと
LEDランプにて残量が表示されます。
コーデックはSBC以外にもapt XやAAC、
apt X Law Latencyにも対応しています。
よくレビューで挙げられている事としては、
バッテリーや電源周りのトラブルが多いこと。
私がフリマアプリで購入した製品も元々は
充電ができない、電源が入らないという
ジャンクでした。バッテリー関係や
残量表示も当初はうまくいってませんでした。
充電ランプも最初だけ点灯で、気付いたら
消えている。こんな状態なので、出品者の方も
ジャンクだと判断されるのも理解できました。
何度か抜き差ししていると、充電ランプが
点灯を続けていたので、フル点灯するまで
充電を続けると使えるようになりました。
個体によってトラブルも違うようです。
保証期間内だと対応も親切みたいですが、
長く使うものですからね…
この製品の価格帯は中古で4000円~6000円で購入できます。
新品は8000円で販売されています。
ジャンクはたまに販売されていますね。
フリマサイトで中古を購入する場合は、
バッテリー持ちと電源トラブルが
発生していないかを確認してから
購入されることをおススメいたします。
音に関してですが、素人である私の主観であることを前提とした上で、
レビューしていきます。
全体的な印象としては
「コンパクトなボディから放たれる重低音」です。
低音はコンパクトなボディからしっかりと重低音が出てきます。
中高音もはっきりと聴こえます。
ただ曲によっては明瞭度が低い気もします。
出力も大きく、音量を上げた時の音の余裕も
サイズの割にあると思います。
小さいのでボディを触ると振動してますが、
両端の滑り止めでしっかりグリップしているので
共振などは通常の音量では起こりません。
低音に関してはBOSEのような重低音とは
方向性が異なりますが、心地良い重低音です。
長くなってしまいましたが、レビューについて下記の項目を10段階評価で
まとめたいと思います。
デザイン ★★★★★★★★ 8
機能性 ★★★★★★ 6
携帯性 ★★★★★★★★ 8
音質 ★★★★★★★★★ 9
低音 ★★★★★★★★★ 9
中高音 ★★★★★★★★★ 9
総合評価 8.2/10
正直、音質に関してはもっと評価されても
良いと思います。大きさの割にパワーもあり
低音もしっかり出ますし、中高音も出ます。
一方でボタン部分が押しづらかったり、
充電部分の端子カバーが固かったり、
電源のオン/オフが見ただけでは分からないなど
マイナス面もあります。
このスピーカーが向いている方としては、
良く出張される方だったり、小さくても
しっかりとした音質を求める方です。
小型スピーカーよりはしっかり音が出ます。
JBLの「FLIP」シリーズは少し大きいから、
もう少し小さいスピーカーが欲しいと言う人には
ピッタリだと思います。
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また、毎回長くなってしまい恐縮です。今後も色々なBluetoothスピーカーを
紹介していきたいと思います。それではまた次回!