Bluetoothスピーカーの主なトラブル症状と解決策 

ここ最近、ジャンクを含めて色々なスピーカーを買っていて、

レビュー記事よりを書くよりもジャンク修理にハマっている

「Bluetoothスピーカー大好き」です!

 

ジャンク商品はフリマアプリを通した購入やハードオフなどの

リサイクルショップにて購入することができます。

 

これから記載する記事はあくまで私個人の主観であり、

必ずしも合っている訳ではないことをご了承ください。

また、個人で修理などを行う場合はメーカーの保証書があっても

メーカー修理ができなくなってしまいます。

また、十分な知識をお持ちでない場合は感電などの

大きな事故につながる可能性もあります。

メーカーさんも分解などは禁止事項として必ず説明書に掲載しております。

あくまで行う場合は、ご自身の責任で修理するようにしてくださいね!

本体を開けて内部を触るときは、必ずバッテリーを真っ先に外してください。

絶縁手袋は必須ですよ!

後は無理だと思ったら自分でやらないのが一番です。

 

それでは主なトラブル症状と解決策について経験した範囲で

お伝えいたします!

 

①電源が入らない・電源は入るが充電されない

おそらく一番多いトラブル原因になると思います。

あくまで個人的な主観ですが、2022年現在では

2015年製以前のBluetoothスピーカーで多く発生しています。

電源が入らなくなった経緯を把握することは非常に大切です。

いきなりなのか、久しぶりに使おうとしたら使えなくなっていたのか、

徐々にバッテリー持ちが悪くなったのかなどを把握しておくべきです。

 

原因

・充電端子の破損(microUSB Type-Bなど)

→端子の片端もしくは両端が欠けていないか確認してみる

・配線・フラットケーブルの外れ

→内部を開けてみると、配線やフラットケーブルが外れてしまい、

電気信号が伝わらず電源が入らない可能性も

・基板の各種部品の破損・焼け・外れなど

→基本的に素人では治せない

・バッテリーの劣化・バッテリー保護装置の作動

→最も多いトラブル。他の異常がない場合は、最終的な原因として

バッテリーの劣化を考える。徐々にバッテリー持ちが悪くなった場合は

こちらのケースが多いです。

またBOSEのSoundlink miniシリーズに多いのがバッテリー保護装置の

作動などのバッテリー系トラブル(いわゆる赤ランプ)

普通に長時間使えた製品が、しばらく放置していていきなり使えなくなった場合は、

バッテリー保護装置の作動の可能性が高いです。

BOSEのBluetoothスピーカーの場合は、自己責任でバッテリー交換を行って

ダメなら諦めるか、最初から手を加えずにメーカー修理に出した方が良いです。

 

解決策

・充電端子の破損

→素人では端子の付け替えができないため、諦めるしかない

接触不良程度であれば、接点復活剤で治ることもあるが、

バッテリーが付いたままで掃除するとショートする可能性もあるため注意。

・配線・フラットケーブルの外れ

→Youtubeなどの分解動画を見ながら自己責任で中を開けて

最初にバッテリーを外してから各配線をチェックしてみる。

外れている場合は繋げる、またははんだ付けを行う。

最後に全てチェックしてからバッテリーを繋げて電源が入るか

確認してみる。

・基板関係

→素人では対応が難しいため、諦めるしかない。

もしくは基板が問題ないジャンクを買って基板のみ入れ替えるなど。

・バッテリー劣化

→バッテリーをインターネットで買って、付け替える。

※製品や製造時期によって、バッテリー交換の難易度が異なる。

JBL:FLIP3は製造時期によっては、フラットケーブルを外さないと

バッテリー交換できない。大体フラットケーブルが断線してしまう。

SONY:比較的中を開けばバッテリー交換は容易。

ただし、本体から中を開くまでの難易度は高いものも多い。

(SRS-X3やSRS-X33などは比較的容易)

BOSE:ある種の賭けに近いものがあるし、機種によっては

はんだ付けなどが必要なので素人では難しい。BOSEのジャンクを

私は買いません。バッテリー保護装置の作動に対しても

解決できる術はほとんどないのではないでしょうか。

 

②音が割れる・異音(ブツブツ音など)が鳴る

原因

・バッテリーの劣化

→十分な電圧が確保できず、音質が不安定になっている可能性がある(推測)

・低音の音割れ

→パッシブラジエーターが付いている場合、ゴムなどが割れている場合がある。

またパッシブラジエーターにフラットケーブルなどの配線が当たってしまい、

共振してしまうことによっても起こる。

・中高音の音割れ

→スピーカーユニット自体の故障の可能性もある。

 

解決策

・バッテリーの劣化

→①の解決策の記載を参照ください

・低音の音割れ

→パッシブラジエーターの破れの場合、その素材にあった接着剤や

ラバーコーティングスプレーなどを用いてくっ付ける。

配線などが当たっている場合は、ホットボンドなどで当たらないように固定する。

・中高音の音割れ

→諦める(音が正常なジャンクを購入し、入れ替える方法もあるが高コスト)

 

③Bluetoothが繋がらない、安定しない

こちらも経緯を確認する必要があるトラブルです。

正常なペアリング方法を実施した上での話なのか、

ペアリング方法が分からないのかなど。

安定しない理由についても、スマホとBluetooth接続していて

いつもは自動接続するのに接続されないのか、

スマホと接続している場合はスマホで音楽を聴きながら他のアプリを

弄っていないかなど。

 

原因

・出品者の方がペアリング方法を勘違いしている

→操作方法を分からず、正常なペアリング方法を試していない

(過去にこのトラブルにおいて、3台くらいはこれが原因でした)

・Bluetoothアンテナが外れている

→距離が近い場合でしか音が流れない、離れると音が途切れるなど

・内部基板やボタンの破損などのトラブル

→Bluetooth接続モードにならない、Bluetooth接続できても音が鳴らない

・Bluetooth接続しているスマホで負担のかかるアプリ操作を行っている

→スマホ側が不安定になり、音楽を聴いていてもアプリ切り替えを行った際に

音が切れてしまうこともある。

 

解決策

・出品者の方がペアリング方法を勘違いしている

→まずは説明書に書かれた方法でペアリングモードにしてから

ペアリングを行ってみる。

・Bluetoothアンテナが外れている

→本体内側にシール状に張り付けられた配線があり、それが外れていないか確認。

外れている場合は再び繋げるか、はんだ付けなどで対応。

・内部基板やボタン破損などのトラブル

→取り合えず本体をリセットしてみて、無理なら諦める(素人にはどうにもできない)

・Bluetooth接続しているスマホで負担のかかるアプリ操作を行っている

→スマホでBluetooth接続する際は、極力操作を行わない。

(スマホを弄りたい場合は、他にBluetooth対応の音楽プレーヤーを買うのも一つ)

 

Bluetoothスピーカーのトラブルの原因は①電源が入らない②音割れ・異音

③Bluetooth接続関係の3点に大きく分けられます。

 

もちろんこう言ったトラブルの解決策の大前提は

メーカーの保証による無償もしくは有償修理です。

 

解決策の中には本体を開けて中を見ないといけないケースも

提示しておりますが、あくまで自己責任で行ってくださいね。

出来ないと思ったらやらない!無理をせずに諦めることも重要です。

 

ご自身で出来る範囲で参考になれば幸いです。

次回はまたBluetoothスピーカーのレビューが出来ればと思っています。

それではまた!