今回ご紹介するのは、2019年5月18日に発売された、
SONYの「SRS-XB12」です。
この「SRS-XB12」は2017年発売の「SRS-XB10」の後継機に
あたる機種となります。
ちなみに、SRS-XB1●シリーズは、コンパクトさを売りにしつつ
低音にも重点を置いた(EXTRA BASS)ラインナップとなっております。
小型Bluetoothスピーカーの中では、このシリーズを
一番気に入っています。
それでは、早速「SRS-XB12」のフォルムを見てみましょう!
ん?「SRS-XB10」とデザイン似てない?
というかマイナーチェンジなんじゃね?と思うようなフォルムですね。
ちなみに「SRS-XB10」のフォルムはこちら。
でも色々と見たり聴いたりしていると違いがある事に気が付きます。
違いについては後述させて頂きます。
ボタン関係は横に配置されており、これはSRS-XB1●シリーズ
全てに共通することですね。ボタンの押し心地は「SRS-XB10」よりも良く
底面側にはパッシブラジエーターが配置されており、
コンパクトなサイズでも低音がしっかりと出る構造です。
パッシブラジエーターの開口部の形状が少し変わっています。
防水・防塵機能はIP67です。防水機能だけならIPX7なので、
水に浸かっても短時間であれば大丈夫ですね。
MicroUSB TYPE-Bでの充電に対応しており、
本体表面とカバーはゴム/ラバー系素材となっております。
ここで「SRS-XB12」と「SRS-XB10」の違いについて記載します。
①「SONY」ロゴが立体から平面になった
②スピーカーグリル開口部が「SRS-XB10」と比べ30%アップ
③パッシブラジエーター開口部の形状が長方形っぽくなった
④横置きできなくなった
⑤ボタンは「SRS-XB12」の方が押しやすくなった
この製品の価格帯は中古で2500~5000円で購入できます。
新品は5000~8000円くらいです。ジャンクはほとんど出回っていません。
音に関してですが、素人である私の主観であることを前提とした上で、
レビューしていきます。
全体的な印象としては「XBシリーズなのに低音よりも中高音が良く出る」です。
低音に関しては、「SRS-XB13」や「SRS-XB10」と比べると
少し弱い印象です。代わりに中低音が良く出ていると思います。
低音がマイルドになっているので、聞き疲れはしにくいですね。
あくまでXBシリーズの中では低音が物足りないという程度で、
他のメーカーの小型Bluetoothスピーカーよりも
十分な低音が出ていると思います。
長くなってしまいましたが、レビューについて下記の項目を5段階評価で
まとめたいと思います。
デザイン ★★★★★★★★ 8
機能性 ★★★★★★★ 7
携帯性 ★★★★★★★★ 8
音質 ★★★★★★★ 7
低音 ★★★★★★ 6
中高音 ★★★★★★★ 7
総合評価 7.2/10
コストパフォーマンスを考えれば相応かなと思います。
低音の強さよりも中高音の良さが際立つスピーカーなので、
重低音が苦手な人は迷わず「SRS-XB12」をおススメしますね。
XB10やXB13を持っていなければ良いスピーカーだと思いますが、
持っている人は購入の選択肢には入れるべきではないと
個人的には思います。でもBOSEを除くメーカーの小型Bluetoothスピーカーと
比べると、とても良いスピーカーだと思いますね。
(あくまで低音好きな人にとっての話です)
相場が「SRS-XB10」より少し低くなっているのは、
XBシリーズの低音を求めている人にとっては物足りないと
感じる人がいるからなのではと推測しています。
小型のBluetoothスピーカーの紹介が続いたので、
次回は中型か大型のBluetoothスピーカーを
紹介してみようかなと思います。それでは乞うご期待!