今回ご紹介するのは、2017年5月13日に発売された、
SONYの「SRS-XB10」です。
SONYが現在発売しているSRS-XB1●シリーズの中では初めての
モデルになります。SRS-XB1●シリーズは、コンパクトさを売りにしつつ
低音にも重点を置いた(EXTRA BASS)ラインナップとなっております。
前回はSRS-XB13を紹介しましたが、その2つ前のモデルとなります。
それでは、早速「SRS-XB10」のフォルムを見てみましょう!
デザインはXB13同様短い円筒型で、上向きにスピーカーユニットが
配置されています。違いといえば、XB13の方が角ばっていて
この「SRS-XB10」は丸みを帯びているところでしょうか。
ストラップに関しては少しチープな印象を受けますが、
意外と重要な使い道ができるお利口さんなんですよ。
それがこれ。なんと下に敷くことで横置きができる上、
少し上向きに傾斜が付くような構造になっています。
ボタン関係は横に配置されており、これはSRS-XB1●シリーズ
全てに共通することですね。当初は防水はできるだけパーツを減らす
事で防水機能を高めていたのだと思います。
底面側にはパッシブラジエーターが配置されており、
コンパクトなサイズでも低音がしっかりと出る構造です。
防水機能はIPX5です。ちょこっとシャワーが当たる程度までなら
耐える構造ということですね。本当に防水機能を求めるならIPX7の
XB13の方が良いと思います。
MicroUSB TYPE-Bでの充電に対応しており、
本体表面とカバーはゴム/ラバー系素材となっております。
このスピーカーの一番のメリットは縦置きの他に
横置きができる事ですね。
吊り下げる事もできますし、アウトドアにも家使いにも使えます。
この製品の価格帯は中古で2500~6000円で購入できます。
新品は7000~9000円くらいです。ジャンクは1500~2000円くらいですね。
ジャンクはバッテリー劣化関係が多いですが、
バッテリーを手に入れるのは難しいのであまりおススメできません。
音に関してですが、素人である私の主観であることを前提とした上で、
レビューしていきます。
全体的な印象としては「使う場所を選ばず、高音質を体感できる」です。
低音に関しては、XB13同様小型の中では非常によく出ていますが、
若干XB13の方に分があるような気がします。
最大出力も5Wと同じですし、パッシブラジエーターの配置も底部で
同じです。違いがあるといえばパッシブラジエーターの場所が
接地面から少し高いところにある事ということだけでしょうか。
中高音に関しては出ている方だと思いますが、
XB13には「Sound Diffusion Processor」という技術が搭載されており、
中高音の出方はXB13に軍配が上がります。
一方で「SRS-XB10」は調節された音っぽさがなく、自然な感じがします。
聞き疲れが少なく、流しながら聞けるように感じました。
長くなってしまいましたが、レビューについて下記の項目を5段階評価で
まとめたいと思います。
デザイン ★★★★★★★★★ 9
機能性 ★★★★★★★ 7
携帯性 ★★★★★★★★ 8
音質 ★★★★★★★ 7
低音 ★★★★★★★ 7
中高音 ★★★★★★★ 7
総合評価 7.5/10
点数ではXB13の方が高いですが、
横置きできるメリットなどもあるので、好みで選ばれるのが良いかと。
また、「SRS-XB10」は丸みを帯びたフォルムは可愛らしいので、
フリマアプリを見ると女性に人気があるような印象を受けます。
SRS-XB1●シリーズはそれぞれ好みがあるので
一概にどれが良いとは言えませんね。
次回は「SRS-XB12」を紹介してみようかなと思います。
それではまた!乞うご期待!