今回ご紹介するのは2014年10月10日に発売された、
Harman/Kardonの「ESQUIRE MINI」です。
Harman/Kardonと言えば、Onyx Studioという丸いスピーカーが
特徴的で、デザインもおしゃれで音も良いイメージがありますよね。
他にも独創的なデザインの優れたスピーカーを多く輩出しています。
また、Harman/Kardonは私の好きなJBLと同じHarmanの傘下で
今使っているPC内蔵スピーカーもHarman/Kardon認定のスピーカー
だったりします。
それでは、早速「ESQUIRE MINI」のフォルムを見てみましょう!
デザインが手持ちのスピーカーの中で一番良く、
手のひらサイズで携帯性にも優れています。
少し大きめの「ESQUIRE」もあり、そちらは四角に近い形をしています。
こちらはビジネス使用を意識して、胸ポケットに入るくらいの大きさで
カバンの邪魔にはなりません。
また、この「ESQUIRE MINI」はあのCOACHともコラボをしています。
後ろのカッパー(銅色)カラーがCOACHコラボです。
デザインの良さでHarman/Kardonの上を行くメーカーは
いないのではないでしょうか。
機能性についてですが、裏面にスタンドが付いており、
立てることができるのは高評価です。
AUX(外部入力)端子もついており、有線接続も可能です
(JBLのFLIPシリーズも「FLIP4」までは外部接続端子が付いています)
また、小さいながらもモバイルバッテリーとしても機能します。
ケースも純正のケースを購入するとかなり渋くておしゃれです。
(COACHコラボは専用のポーチが付いています)
性能面に関して防水機能はないので、外に持ち出すというよりは
出張や車内で聴くスピーカーでしょうか。
価格帯は中古で4000円~6000円の範囲で購入できます。
新品だと7000円~9000円くらいでしょうか。
バッテリーは3000円弱でAmazonで購入できます。
音に関してですが、素人である私の主観であることを前提とした上で、
レビューしていきます。
全体的な印象としては「音はいいが、線が細く低音は出ない」です。
正直パッシブラジエーターが付いていないうえ、
ビジネスでの通話等も意識したこの製品は、大音量や低音の強い
音楽には向いていないと考えられます。
低音はほとんど出ない上、酷使しすぎると音割れし始めます。
スピーカーの音の出力限界を超えて音量が上がってしまう印象です。
中古で購入しているからかもしれませんが、2台スピーカーユニットが
壊れてしまい、短期間で3台目の購入となりました。
購入される際は、新品未使用での購入をお勧めいたします。
正直、この「ESQUIRE MINI」はクラシックやジャズ以外の音は
壊れてしまうリスクを考えると流すことすら躊躇うくらいです。
その代わりに中高音はそこそこ出るイメージです。
ビジネス使用(通話や電話会議)はしたことがありませんが、
携帯できるスピーカーフォンとしての用途はあるのかもしれません。
音楽を聴くのであれば、同じHarman/Kardonの「NEO」を
購入した方が良いのではと思ってしまいます。
長くなってしまいましたが、レビューについて下記の項目を5段階評価で
まとめたいと思います。
デザイン ★★★★★★★★★ 9
機能性 ★★★★★ 5
携帯性 ★★★★★★★★ 8
音質 ★★★★ 4
低音 ★★ 2
中高音 ★★★★★★★ 7
総合評価 5.8/10
小型Bluetoothスピーカーはほかの会社も多く販売していますが、
デザイン重視で音量はそこまで上げないのであれば、
この「ESQUIRE MINI」は選択肢の一つになるのではないかと。
今まで紹介してきたスピーカーと異なり、少し辛口になってしまいましたが、
音の好みは人によって違うと思うのであくまでご参考程度でお願いしますね!
今度はSONY製品を紹介するかもしれません。それではまた!