今回ご紹介するのは2012年10月上旬に発売された、

JBLの「MICRO WIRELESS」です。

「FLIP5」を紹介したかったのですが、現在聞いているスピーカーが

こちらなので、先に紹介させていただきます。

 

「CLIP2」と「CLIP3」を持っていますが、「MICRO WIRELESS」は

CLIPシリーズの原点となるBluetoothスピーカーと考えられています。

もちろん2012年に発売された製品ですので、フリマアプリでの購入です。

購入した理由は、円形のフォルムに一目惚れしたためです。

 

それでは、さっそく「MICRO WIRELESS」のフォルムを見てみましょう!

 

 

JBLのロゴも今でこそオレンジベースに白地ですが、

このシンプルなロゴは渋くてすごく気に入っています。

 

フォルムは「CLIP」と同じようなデザインです。

むしろこの「MICRO WIRELESS」をベースとして後継の「CLIP」を

作ったといっても過言ではないのではと。

とても10年前にできた製品とは思えない洗練されたデザイン。

 

機能性についてですが、音量調整がボタンではなく音量ダイヤルという

くるくる回してボリュームを調節するタイプです。

アナログですが、ボタンよりも細かく調節できるので非常に良いですね。

またボタンみたいに押しすぎて壊れる事も少ないかと。

ボタンになっているのは電源スイッチとBluetoothペアリングを

兼ねたボタンだけです。

裏面は下の写真のようになっています(シリアルは念のため非表示です)

「CLIP2」まではミニプラグ接続によるアナログ接続も可能となっています。

Bluetooth接続がないプレーヤーでも音楽を聴くことができます。

 

写真左下の穴はUSB TYPE-Bで充電するとスピーカーグリルの

LEDが赤色に光ります。右の穴は同じスピーカー同士を連結して

同時に音声を出力する事でよりダイナミックにするための

連結用の端子ですね。

 

性能面に関して防水機能はないので、外に持ち出すというよりは

出張や車内、テントの中などで聴くスピーカーでしょうか。

 

価格帯は中古で1000円~3500円の範囲で購入できます。

(それ以上の値段ではほとんど売れていません)

 

音に関してですが、素人である私の主観であることを前提とした上で、

レビューしていきます。

全体的な印象としては「CLIP2・3より優れた音質」です。

正直JBLの小型スピーカである「CLIPシリーズ」や「GO」シリーズは

最新の「CLIP4」と「GO3」を除くと音がこもったり、音質よりも携帯性に

重きを置いていているような気がします。

それでも音質は同じような出力の他メーカースピーカーと比べると

良い音がするんですが、その中でもこの「MICRO WIRELESS」は

バランスの取れた良い音が出ます。

低音はパッシブラジエーターが無いので弱いですが、

ボーカル音声はクリアに聞こえ、良い音色が聞こえます。

正直、小型スピーカーでは低音重視よりも

私はバランスの取れたスピーカーの方が良い気がしました。

 

長くなってしまいましたが、レビューについて下記の項目を5段階評価で

まとめたいと思います。

 

デザイン ★★★★★★★★  8

機能性    ★★★★★              5

携帯性  ★★★★★★★★   8

音質       ★★★★★★           6

低音       ★★★★★★           6

中高音    ★★★★★★★       7

 

総合評価 6.7/10

 

小型Bluetoothスピーカーの中では上位に食い込む機種です。

とても2012年に発売されたBluetoothスピーカとは思えません。

 

次回こそは順を紹介できなかった「FLIP5」を紹介できればと思っています。

もしかしたらまた違うスピーカーを紹介するかもしれませんが。

それではまた!