成瀬は信じた道をいく成瀬は信じた道をいく感想
成瀬シリーズ第2弾。期待を裏切らない面白さ!成瀬のキャラクター大好き!大津がわかる人にはあの建物、お店だな…景色が浮かぶところも面白い。今作は2月の森見登美彦さんと宮島未奈さんのトークイベントに参加するために購入。イベント時に宮島さんがミシガン(琵琶湖の観光船)の宣伝してるみたいだけど、回し者ではありませんと言ってたのも面白かった。
読了日:03月09日 著者:宮島 未奈

川のある街川のある街感想
川のある街を舞台にした3編を収録。3編の主となるのは子ども、カラスと妊婦、認知症を患った高齢者。1番ストーリーに入り込めて、切実さを感じたのが高齢者の物語。面白いなと思ったのは、江國さんのストーリーのなかで相撲(しかも具体的な力士の名前)が登場したこと。小学生の望子の贔屓が琴恵光って渋すぎる。
読了日:03月09日 著者:江國 香織

お肌は最強の「バリア」です!: 美容皮膚科医が伝える、<病気>と<老化>を防ぐ肌を育てる方法お肌は最強の「バリア」です!: 美容皮膚科医が伝える、<病気>と<老化>を防ぐ肌を育てる方法感想
美容皮膚科の院長による肌のケア方法解説本。美容皮膚科の治療についても触れられているが、極端な宣伝ではなく、基本に忠実なセルフケアの方法で印象は良い。力を入れて皮膚のケアをしないのは鉄則だけど、無意識のうちにやってしまうのは反省。頭皮マッサージや「たこ焼きんトレ」(頬の筋肉アップ)は簡単にできて良さそう。
読了日:03月08日 著者:髙瀬聡子

変な家2 〜11の間取り図〜変な家2 〜11の間取り図〜感想
奇妙な間取りと事件についての物語が全部関連したもので、最後に謎解きされるミステリー。無理矢理さを感じないでもないけれど、そこそこページ数はありながらもテンポよく読める。ホラーテイストも感じる軽めのタッチのミステリー。
読了日:03月08日 著者:雨穴

墓じまいラプソディ墓じまいラプソディ感想
タイトルにも出ている墓問題(葬儀の仕方、墓守を誰がするか)だけではなく、夫婦の姓をどうするか等日本の家制度の嫌な面がいろいろ出てくる。我が家はお墓のことで現状問題にはなっていないけれど、これから先はどうなるかわからない。地域によっては本当に厄介な問題だろうなと思う。こういう問題があるかと思うと結婚したくなくなるのは当然。
読了日:03月07日 著者:垣谷 美雨

「秒」で伝える 「観察力×表現力」を鍛える100のレッスン「秒」で伝える 「観察力×表現力」を鍛える100のレッスン感想
伝えたいことを他者に正しく伝える表現の仕方についての解説本。タイトルの「『秒』で伝える」は大げさ。普段から文章を書いている人にはとりたてて目新しいことはない、基本的な内容。
読了日:03月07日 著者:小倉仁志

私労働小説 ザ・シット・ジョブ私労働小説 ザ・シット・ジョブ感想
著者のこれまでの仕事の経験を描いたストーリーと思える内容だが、あくまでフィクションだとあとがきにある。ただ、仕事をしていて低くみられたときの悔しさや、周りで搾取されている仲間をみて感じるやりきれなさは著者の実感を伴ったものだろうと思う。「自分を騙してぼったくろうとしている人の言いなりになってはいけない」、「あたしは賃金だけではなく、人間としての主体性さえ搾取されている」、「いい子っていうのは誰かにとって都合のいい子ってことだから、搾取されやすい」。
読了日:03月06日 著者:ブレイディ みかこ

星を編む星を編む感想
『汝、星のごとく』の続編。登場人物の名前や関係性を忘れていたのでらもう一度前作を読み直したくなった。今作も泣きたくなるような場面がいくつかあった。特に北原先生の行動。人を庇って濡れ衣を着せられ、殴られたり、職を失したりということは私にはできないな。
読了日:03月04日 著者:凪良 ゆう
ホラーアンソロジー。7編収録。好みだったのは、小野不由美「芙蓉忌」、山白朝子「子どもを沈める」、岩井志麻子「あまぞわい」辻村深月「七つのカップ」。
読了日:03月04日 著者:岩井 志麻子,小野 不由美,小林 泰三,澤村伊智,辻村 深月,恒川 光太郎,山白 朝子

ワカコ酒 (22) (ゼノンコミックス)ワカコ酒 (22) (ゼノンコミックス)感想
ハイカロリーだけど、なすバター美味しそう!鮭そぼろグラタン、スパイシーくるみ、炙りあん肝ポン酢、カブのそぼろ煮も食べたいな。
読了日:03月03日 著者:新久千映

このミステリーがすごい! 2024年版このミステリーがすごい! 2024年版感想
2023年のミステリー本ランキング。こちらは参加程度に。毎年恒例の「私の隠し玉」は好きな作家さんの予定を確認できるのが良い。京極夏彦インタビューが面白かった。ランキングはNGの京極さんがよくこの本のインタビュー受けたものだ。
読了日:03月02日 著者:

NHKきょうの料理ビギナーズ 2024年 02 月号 [雑誌]NHKきょうの料理ビギナーズ 2024年 02 月号 [雑誌]感想
寒い時期にはやはり温かいスープものが美味しそう。料理研究家のいろいろな豚汁の紹介も面白い(味噌を入れない梅風味の豚汁には驚いた)。生姜レシピで作ってみたいものがいくつかあった。
読了日:03月02日 著者:

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