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ドラマ感想に関してお願いします。
心の琴線に触れるポイントは人それぞれだと思うので、

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  • 27Aug
    • あなたが好きなブログと好きな理由を教えて!

      あなたが好きなブログと好きな理由を教えて!みんなの回答を見るキャンペーン詳細好きなブログは「つば九郎の一言日記」です!選手のいろんな表情が見られるのが好きな理由です。更新されるたびにチェックしています。

    • あなたがブログをはじめたきっかけを教えて!

      あなたがブログをはじめたきっかけを教えて!みんなの回答を見るキャンペーン詳細野球(某プロ野球チームや学生野球)が大好きで、自分と同じ思考の人と交流が持ちたかった。。ところが最初でした。そのうち、フィギュアスケートやドラマ(大河ドラマなどのドラマ)の感想を書いたりするようになりました。

    • 今日は仏壇の日

      お家に仏壇、あった?ある?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう仏壇、ありますよ!もちろん!神棚もあります。毎朝、神棚と仏壇とに拝んでから出かけています。

  • 21Feb
    • 今日は夏目漱石の日

      ▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう質問「夏目漱石の本読んだことある?」ということですが・・。私が読んだのは「それから」と「彼岸過迄」かな。大体、「坊ちゃん」とか「我輩は・・」とかから始めるんだろうケド。大学(国文学系)のときに、科の教授が「読んどけ」って言ってた作品じゃないところが私らしいんだけど^^;

  • 04Jan
  • 26Dec
    • 今日はプロ野球誕生の日

      好きな野球チームは?▼本日限定!ブログスタンプあなたもスタンプをGETしよう東京ヤクルトスワローズです!ファン歴30年になります。ファンになった端緒は池山さん!

  • 30Nov
    • アメブロ漢字検定の結果

      ▼あなたの検定結果はこちらアメブロ漢字検定に挑戦してみよう検定っていうからどんな問題が出るのかと思ってドキドキしてたら意外とできました!

  • 28Feb
    • BS時代劇「大岡越前」(3)第七回「過去を失くした男」

      BS時代劇 大岡越前ドラマトピックス第七回 「過去を失くした男」あらすじアヘンの抜け荷の取り締まりを行う南町奉行所。大岡越前(東山紀之)が先頭に立ち、取引現場を押さえようとするが失敗する。奉行所では内部に情報を流したものがいるのではとの疑いが持ち上がり、同心の田所(寺島進)が、北町奉行所の同心で親しい後輩の沢田(高岡奏輔)に会いに行く。沢田は最近素行が良くないとの評判があった。その沢田が突然何者かに襲われ、頭を強く打って記憶を失ってしまう。@物置沢田、男を殴りたおす。男「あぁ・・」沢田「(胸倉を掴む)言えっ!てめぇが賭場開いて博打で  荒稼ぎしてんのはわかってんだ」久助「旦那!死んじまいますよぅ、旦那!旦那ぁ!」沢田、男の懐から財布を抜いて金子を確認し自分の懐に。久助「旦那・・」沢田「どうせ汚ぇ金さ」久助、男に駆け寄り「すまねぇ・・」沢田が去った後、筧がやってくる。筧「沢田・・あいつまたやりやがった」勘太「沢田って北の?」沢田、子どもを突き飛ばして歩いていく。筧「(抱き起こして)よいしょ。おい大丈夫か?」勘太、子どもの土をはらってやる。筧「あの野郎・・」@南町奉行所の一室片瀬「北の沢田?あいつ、またゆすりを?」筧「うーん」立花「まっったく困ったもんですね」筧「奴は八丁堀の面汚しさ」田所「そぅかぁ・・あいつが・・」片瀬、立花。筧の視線が田所に向く。田所「すまん・・」筧「いやぁ・・あの・・田所さんが謝ることじゃ」立花「悪いのは沢田です」片瀬「そういや、田所さん。北町奉行所詰めだったとき、沢田を  かわいがってたそうですね」田所「幼馴染ってやつだ・・よし!わかった。俺が沢田に会って  くる」@飲み屋沢田「申し訳ありませんでした。ま・・言われてみると思い当たる ことばかりで・・妻を亡くしてから私はどうも・・」田所「あああああ。気持ちは分かる!うん。まぁまぁ、飲め飲め  な!うん(酌をする)かすみさんもよ?おめぇのこと心配して  るよ。うん」沢田「そういや、田所さん。南町じゃ近々大きな捕り物があると」田所「あ?あぁ、あぁ。三崎屋の抜け荷の一件な・・ (沢田、表情が変わっていく)あれはとうとう掴んだよ。  次の取引きでよ・・一網打尽だよ。はははは」沢田「(酌をする)へぇ、そうですかぁ」三日後・・川。荷を積んだ舟が渡し場に着くと・・南町奉行所の一団が大挙して現れる。忠相「三崎屋の荷だな?」利助「へぇ」忠相「南町奉行・大岡越前である。その荷、検める!」橋田「それっ!」一同「はっ」片瀬と立花、荷物を検める。片瀬「は・・昆布だ」源さん「ない・・他にないのか?」片瀬「あ・・ありません」田所「お奉行!!」利助、にやりとする。忠相、その顔を見つめる。@南町奉行所の一室源さん「いや、今夜、取引があること間違いなかったはずでは」橋田「うん・・肝心のアヘンが押さえられんとは・・」田所「くっそぉぉ。三崎屋にちげぇねぇんだ」筧「そうです!今、盛り場であぶれ者の間に出回っているアヘンの  元締めは・・」片瀬「(うなづく)村上さん!三崎屋に踏み込んでアヘンを押さえ  ましょう!確かな証拠さえ押さえりゃ、三崎屋は・・」源さん「馬鹿野郎。そんな、すぐに見つかるようなところにアヘン  を隠すわけがねぇ」立花「もしかして・・誰かが今夜の捕り物のことをもらしたの  かも・・」片瀬「まさか・・」立花「そうじゃなきゃ、三崎屋に出し抜かれるわけは!」片瀬「くっそぉ、どこのどいつだ」忠相「片瀬、立花。今は仲間を疑っているときではない。  (片瀬・立花うなづく)我らが手をこまねいている間にも  アヘンは江戸市中に広まりつつある。いつ、まっとうな暮らし  をしている人たちを蝕むとも限らん。(田所、うなづく)  三崎屋は、二手に分かれたとも考えられる。  品川沖で降ろした荷を運ぶとすれば、やはり舟しかない」橋田「川筋だ!みんな、川筋をくまなく洗ってくれ」一同「はっ」@三崎屋の一室儀兵衛「沢田様のおかげで取引が上手くいきました。大事な荷は  町方の手の届かぬところへ無事運び入れましてございます」沢田「大事な荷って何でぃ?」儀兵衛「御禁制の品とだけ申し上げておきましょう」沢田、にやり。儀兵衛「南町に一泡ふかせられたのも沢田様のおかげ」利助「耳寄りなねたがございましたら、またいつでもお聞かせ下  さい。お礼はしっかりさせていただきますので」沢田、謝礼の小判を受け取り去っていく。細谷「(ふすまの陰から)あの男か?」儀兵衛「(うなづく)あぁいう手合いは始末に負えません」細谷、うなづく。一泡ふかす=相手に手痛い打撃を食らわすこと一泡ふかせる= 相手の不意をついて(相手を)驚き慌てさせるこれ、語尾変化するんだっけ?と疑問がわきました。南町に一泡吹かせることができた。沢田様のおかげです。かな・・って思いました。お礼はしっかりさせていただきます当方の苦手な「させていただきます」が来たなぁ・・^^;「しっかりとお礼はいたします」 でいいのになぁ・・。小判を確認していた沢田に不意打ちが・・細谷「えいっ!」沢田「何奴?あぁ?てめぇ、三崎屋に雇われやがったな?」細谷「ふんっ」沢田、細谷の刀を交わした弾みで倒れ、荷車に頭をうち、そのまま川に落ちました。物音にあわてて駆けつけた田所、細谷を追いかけるが逃げる。川に沈んでいる沢田を見つけます。田所「沢田_?」@小石川養生所/廊下廊下で待つ田所。久助がかけよってきます。久助「田所の旦那・・沢田の旦那は?」田所「榊原先生が手当てしている」伊織が病室から出てくる。久助「先生?」伊織「傷はたいしたことはない。ただ、頭を打って・・」@小石川養生所/病室久助、治療を終えた沢田に駆け寄ります。久助「沢田の旦那!沢田の旦那」沢田「あ・・田所さん・・」田所「いい。何も言うな」久助「旦那・・ご安心を。このことは北の旦那方には誰にも・・」沢田「どなたですか?」久助「(驚く)やだなぁ、久助ですよぉ」沢田「久助?」久助「え?」久助と田所、顔を見合わせる。枕元に羽織と十手がおいてある。沢田「あの十手はまた私がいたずらをして家から・・・」田所「!?」沢田「はぁ・・また父上からお小言か・・」田所「何を言ってる?お父上の源右衛門殿は当の昔に亡くなって」沢田「え?そんな馬鹿な・・え・・それなら私が父上に代わって  北町奉行所にご奉公を?」田所「(困惑する)榊原先生・・」伊織、蝋燭の灯で沢田の顔を照らし、じっくりと見る。久助「どうなんです?先生」伊織「うーん・・」久助「旦那ぁぁぁ」田所、沢田の顔を見つめる。@南町奉行所の一室田所が忠相に呼び出されている。忠相「今日来てもらったのは他でもない。北町の沢田のことだ。 (巾着と小判差し出す)斬られた沢田の懐にはこの金があった。  問いただしたいところではあるが、沢田は何も覚えていない  そうだな・・」田所「はい・・ここ十数年の話は、同心になってから妻を娶った  ことも含めて全く・・」忠相うなづく。田所「でも私のことは覚えてるんです。小さい頃よく遊んでやった  もんですから。しかし、小者の久助のことは・・」忠相「うん・・昔のことを思い出せなくなった者にはそのような  ことがある・・と伊織は言っていたよ」田所「お奉行。この件、私に調べさせてください!沢田を斬った男  何としてもこの手で・・お願い致します!」忠相「うん」田所、頭を下げて出て行く。忠相「(背後の襖の向こうへ)三次」三次「(襖をあけ)お奉行様・・」忠相「頼みがある」三次「へい」ナレ「ただ・・手がかりのつかめないまま日は過ぎた」@沢田の家久助がお給仕中。そこに田所がやってくる。田所「おい!」久助「これは・・田所の旦那」田所「ちょっと・・おじゃまするぞ。おい、お前、もういいのか?」沢田「(仏壇の前に座り)亡き父に倣い、人々に慕われる同心に  なりませんと」田所「沢田・・やっぱりまだ思いだせんか」沢田「は?」田所「三崎屋の一件だ。前にも聞いたが」田所「すいません・・なにも」田所「はぁ・・そうか、、まぁ気にすんな」田所が「もういいのか?」って聞いてるのに沢田はそれに答えてないよね。スルー?無視?@江戸市中三次、陰に隠れ遠巻きに見ていると・・利助、わざとらしく財布を落としてく。沢田「もし!(財布を拾って)気をつけるんだぞ(渡す)」利助「ご親切に・・」(二人の様子を三崎屋の二階から、見ている儀兵衛。陰で遠巻きに見ている三次)@三崎屋の一室利助「やはり、噂は本当でした」儀兵衛「(うなづく)利助、沢田は全くお前と気づかなかったね」利助「これで一安心でございますね」儀兵衛「ふふふふ。奴を消す手間が省けた」(屋根裏から見ている三次)@川(三崎屋が抜け荷をしたらしい川)子吉が筧を案内してくる。 子吉「旦那。こっちです。あの中州です」筧「確かに、あの晩なんだな?」子吉「へぃ。真夜中にあんな中州に行く奴なんかいねぇってんだよ」筧「あの晩、あそこに明かりが?」子吉、うなづく。@南町奉行所の一室源さん「それは、何かのつなぎかもしれねぇな」筧「もし、その明かりがつなぎなら、あの晩奴らはあの明かりを  頼りに・・・」源さん「うん。だとすりゃ、お奉行がいうように俺たちが押さえた  荷は目くらましだったにちげぇねぇ。三崎屋があの晩、アヘンを  無事運び込んだところが他にきっとあるはずだ」筧「みんなで手分けしてまずは中州の近くを探ってみます」源さん「ご苦労だが頼む」筧「はっ。(ひざを進めて)村上さん、田所さんの方はどうです?」源さん「うん。沢田を斬った男を追ってはいるんだが・・」沢田、自身が斬られた堀の前に居る。(遠巻きに田所が見ている)男「旦那。またいいねたあるんですよ。買ってくれやせん?」沢田「え?」男「やですよ。おとぼけはぁ・・あん時も・・」沢田「金は一文もない。何かの間違いじゃないか?」去っていく。男「ちっ。三崎屋でいい思いさしてやったってのによぅ・・  っとになぁ・・」田所、男に近づく。田所「そのねた、俺が買ってやる」男、逃げようとするが田所、がっちりと捕まえ倒す。男「何すんだおい!」田所「おい、こら。三崎屋って何だ?言え、おら!」@江戸市中腕組みしながら歩く田所。田所「沢田はやっぱり三崎屋に通じていた」歓楽街から具合の悪そうな遊女。ふらつき座り込む。田所「おい、どうした?おい」女、何も答えない@小石川養生所の一室伊織、治療が終わり外で待つ田所の下に来る。田所「先生・・」伊織「風邪をこじらせているが心配はない」田所「そうですか・・」伊織「ほっとしたよ」田所「え?」伊織「症状やらもしやと疑っては見たが・・アヘンによるものでは  なくてよかった」田所、うなづく伊織「お前、どうする気だ?沢田を」田所「犯した罪は償わねばなりません。私も同罪です」伊織「そう思いつめるものじゃない。お前には忠相がいる。  (田所遠い目)お前の傍にはどんなことがあっても、お前を   信じて任せてくれている頼りがいのある男がな」田所、頭を下げる。伊織「もう行くのか?」田所「調べに戻りますんで」@自身番田所「辰三?」辰三「へぃ」田所「捜して欲しい男が居る。右ほほに刀傷のある浪人者だ。   その男が三崎屋に出入りしてねぇかどうか・・」辰三「でも、そいつがどうしたんです?」田所「沢田を斬った野郎だ」辰三「(え・・)」驚いている。田所「誰にも言わんでくれ。頼んだぞ」辰三「へぃ」@江戸市中道端で泣き出してしまう女の子。沢田「(駆け寄って)どうした?ん?」久助「どうやら、迷子になっちまったようですね」沢田「(抱き上げて)よいしょ。まってろよ。必ずおっかちゃん   みつけてやるからな」沢田が抱き上げた弾みで脱げた女の子のぞうり。久助、拾って追いかける。@小料理屋・たぬき久助「人がね・・全くかわっちまって・・。」田所「泣いてる迷子の女の子を背負ってか・・」久助「一日中走りまわされてこっちはへろへろですよ」お秀「おかわり、おまちどおさま」@江戸市中橋の近くで具合悪そうな沢田・・田所が通りかかる。田所「沢田・・」沢田、倒れこむ田所「お・・おい。どうした!沢田、おい!」忠高「(通りかかる)おぃ、田所じゃねぇか」@大岡忠高宅沢田、豪快に食事をする。妙「そう・・二日もご飯を・・それに札差で替えたお金を全部」忠高「米もだよ」沢田「病気の孫を救うために家宝の仏像を泣く泣く売ろうとし ているおばぁさんがお気の毒で・・」田所「あのな・・沢田~。そのばぁさんはなぁ」妙「ちょっと、田所さん。いいですからちょっと」田所「はい」田所、妙に隣の部屋へ連れてかれる。妙「本当のことは・・ね?言わない方が」田所「いや・・あいつに騙りだって教えてやったほうがいいん  ですよ」忠高「そうだよ!泣き売だって教えてやったほうが身のためだ」妙「いけません!あの方は疑うことを知らない赤子のような心を  お持ちの方です(田所と忠高、顔を見合す)  せっかくのお気持ちを汚してしまうことはありません」田所、うなづく。妙、部屋に戻る。妙「おしょうゆ味の焼き団子もおつくりしましたのよ。さ、どうぞ」沢田「(食べる)うーん。美味い!本当に美味い!」妙「ふふふ」隣の部屋から見ている田所と忠高。田所「疑うことを知らない」忠高「赤子のような心か?ばぁさんも上手いこと言ったもんだ。 ははははあ」田所「(はーい)」大きくうなづく沢田「おかわり・・お願いします」妙「はい」沢田「いいにおい」妙「ふふふ」隣の部屋から見ている田所と忠高。(雷鳴)土砂降りになる。慌てて家の軒先に駆け込む沢田。忠相「とうぶんやみそうにありませんな」沢田「はぁ」忠相「以前、お会いしたことがございましたな」沢田「申し訳ありません。いろんなことを忘れてしまって」忠相「いろんなこと?」沢田「思い出せぬのです」相合傘をし通り過ぎていく男と女。目で追う二人。沢田「実は今、さるお方のお宅でごちそうになりましてね。 見ず知らずのわたくしを散々もてなしてくれて・・ 優しいというか、とにかくあたたかくて・・。美味しかった な・・しょうゆ味の焼き団子・・」忠相、うなづく沢田「すばらしいご夫婦だった」久助「(傘を持って)沢田の旦那!捜してたんです!」沢田「(笠を受け取り)あ・・有難う。あなたがお使いください」忠相「いやしかし・・」沢田「いいんです。いこう!」沢田、久助の傘に入り、去っていく。忠相、二人を見送り優しい笑みを浮かべます。傘差しつつ二人で駆けている途中・・沢田「(思い出したように)久助・・俺には妻が・・」久助「え?」沢田「俺には妻が居た」@大岡忠相宅雪絵、忠相の着替えの介助しながら・・雪絵「そうですか・・そんな親切な方が・・」忠相「うん」お花「奥様、濡れたお召し物を干してまいります」雪絵「ありがとう・・お花」忠相「ふふふ」雪絵「あら・・いやですわ。思い出し笑いなんて」忠相「久しぶりに母上が作ってくれたしょうゆ味の焼き団子が食べ  たくなってね・・」雪絵「では明日、うかがってお義母様にお願いしてまいりましょう」忠相「うん。すまんな」雪絵「私も好きですから。お義母様の焼き団子」忠相、笑顔でうなづく。雪絵「ついでにお義母様に作り方、習ってまいります」忠相「うん」@大岡忠高宅田所、焼き団子を食べている。(泣いている・・)その様子を見て、何も言わずに去っていく忠高。@沢田の妻・かすみの墓の前沢田、なき妻の墓の前に立つが草ぼうぼうで荒れている墓。沢田「何でこんなに・・」久助「旦那は「死んだものにかかずらっててもしょうがない」って  墓参りなんて・・」沢田「名前は?妻の名だ」久助「かすみ様と・・」沢田「かすみ・・か」久助「かすみ様が亡くなってから、旦那がかわっちまいましたから。  「金さえありゃぁ、もっといい薬、のませられたのに」って。  荒れて荒れて、博打まで手ぇ出して」三崎屋から手代が出てくる。久助「手代だ・・三崎屋の・・」沢田「三崎屋?あぁ、そういえば、田所さんが・・」久助「旦那。寄ってったらどうです?まえはよく三崎屋に・・。  寄ったら旦那、何か思い出すかもしれませんぜ」@三崎屋沢田「俺は何で三崎屋に・・」沢田が腰掛けると、尻の下で物音。ふたを開けると・・金子!!@沢田の妻・かすみの墓の前墓の前に居る沢田。田所がやってくる。沢田「田所さん・・」田所「お前・・かすみさんのこと思い出したのか?」沢田「いえ・・まだ」田所「うん・・お前、うれしそうだったんだぞ?」沢田「え?」田所「思い出せねぇか」沢田「思い出せることもあります」田所「ん?」沢田「私がまだこんくらいだった頃、覚えてませんか?私が駄菓子  屋で盗みをしたって店の親父に疑われたこと。(沢田の回想)店主「こらこらこらこら!え?これはなんだ?」涙目で否定する沢田。  いたずらをされて懐に入れられたんです!って言っても  信じてもらえなくて・・(沢田の回想)田所「やめろ!」店主「お?」田所「こいつがそんなことやるわけねぇ」     田所さん、親父に食ってかかってくれて・・うれしかったな」田所「(照れる)そんなことあったか?」沢田「はい。あれはずっと忘れません。あの時思ったんです。  田所さんを決して裏切るまねはしないって・・  あのときの気持ちは今でもずっとかわりませんから」田所「じゃぁ、俺は、お前が信ずるに足る男でいねぇといけねぇな」沢田「田所さん・・三崎屋は一体何を?」田所「抜け荷買いの疑いがある」沢田「・・・」@川(三崎屋の寮の前)子吉が筧とやってくる。 筧「あんなところに船着場が・・」子吉「えぇ。あっしも知りやせんでした」勘太「旦那!」筧「勘太!どうした?」勘太「あの船着場、どうやら三崎屋の寮のものらしいですぜ?」筧「なに?」勘太「何でも、こないだの取引の前に買ったらしくて・・」子吉、うなづいている。@三崎屋の店の前そば屋に扮した辰三。三崎屋を見張っている。田所「どうだ?」辰三「さっき、駕籠が入っていきやしたが・・沢田様!」三崎屋の門が開き、細谷が出てくる。辰三「居た!奴です!」田所「覚えてるか?お前を斬った男だ」沢田「いいえ」細谷に続いて駕籠が出て行く。田所「辰三。お前は村上さんたちに知らしてこい!俺はあの駕籠   をつける・・」辰三「へぃ」@自身番勘太が駆け込んでくる。勘太「旦那!三崎屋がさっき、寮に入りました!」立花「筧さん!もしや、今夜取引が!」筧「うん」勘太「そ・・そのあと田所さんと北の沢田様が堂々と中へ・・」@大岡忠相宅源さんが知らせに来る。忠相「何?田所と沢田が三崎屋の寮に?」源さん「はぁ・・田所は何かつかんだのかも・・」忠相「源さん、二人は命を捨てる覚悟だ」源さん「えぇ?」@三崎屋の寮の一室田所と沢田、待たされている。別の部屋から二人を覗き見ている儀兵衛。儀兵衛「あれか、田所とか言う南町の同心は」男「はい・・沢田様と一緒に働きたいと・・」儀兵衛「忘れたというのは沢田の芝居だったか」男「いかが致しましょう」儀兵衛「大事な取引が迫ってる。いいから待たしとけ」男、頭を下げる。@三崎屋の寮の外筧、片瀬、立花が寮を見張る。片瀬「動きは何も・・筧さん!村上さんは?」筧「備えを整え次第、お奉行とこっちに向かうてはずになってる」子吉「さっき、浪人者が表から何人も入っていきやした」@三崎屋の寮の一室田所「三崎の野郎、いつまで待たせんだ!」田所が窓の外を覗くと、浪人者がうろうろ・・田所「おい」ここから、儀兵衛・沢田・田所の会話と物陰にいる奉行所連・・筧・立花・片瀬らの台詞が交互に出てきて忙しいシーン・・(苦笑)@三崎屋の寮の外儀兵衛らが出てくる。片瀬「あ!筧さん、明かりが・・」筧「子吉、村上さんに知らせて来い!」子吉「へい!」荷を積んだ舟がつく。源さんが忠相らと駆けつけてくる。儀兵衛「これでまた大岡に一泡吹かせることができる  ははははは」立花「お奉行はまだか」筧「まにあわねぇ。俺たちだけで踏み込むか」片瀬「あ!筧さん!」沢田と田所がやってくる。儀兵衛「暫時、お待ち願いたいと申し上げたはずですが?」沢田「三崎屋、俺を斬ったろう?」筧「沢田はもしや時を稼ぐつもりか?」沢田「はぁ、ちと物入りでな。またお前のために働きたいのだ」儀兵衛「・・・」沢田「何もかも忘れたふりするってぇのもこれで案外疲れる」儀兵衛「へっへっへ。やはりお芝居でしたか。この三崎屋、まんま  とだまされました。いや、しかし今日はあいにく持ち合わせが」ピストルを突きつける。同心たち、銃に色めきたつ。田所が細谷と対決寸前になる。沢田「三崎屋、お前・・」儀兵衛「かすみ様でしたかなぁ、あ?御妻女の名前は・・  お会いなされたいでしょう。ずいぶん大事にされていたようで  すから・・」沢田「俺は、そんなに命が惜しいか・・」沢田、抜刀しようとする。片瀬、飛び出そうとしてとめられる。儀兵衛が銃を向けたと同時に・・忠相「三崎屋!観念しろ!南町奉行・大岡越前である。神妙に縛に  つけ!」沢田「あのお方が・・」細谷「きさまぁぁ」切りかかる。田所「お奉行!」橋田「それ!」三人(筧・片瀬・立花)「はっ!」奉行所連が大挙して、三崎屋の手下たちにかかっていく。儀兵衛が舟を出そうとするのを沢田が制止。もみ合いになる。片瀬、立花らももみ合いになっている。忠相もそのなかに加わり、敵を払っていく。陰から儀兵衛、銃口を向けている。沢田が気づいて動いたところを撃たれる。田所「沢田!」沢田「大丈夫です」浪人ども、全てお縄にし、三崎屋の寮の前に。また出てきた~「一泡ふかせる」こっちって、また大岡に一泡ふかすことができるな・・じゃないかなぁ・・と思いました。@三崎屋の寮の前儀兵衛「おい、大岡よ。いいのかい?こんなことをして・・  御公儀の御重役、お大名・・わたしゃねぇ、お前の考えの  及ばぬような方々にお出入りしてるんだい・・。  はははは。へへへへへ  おぅ、沢田。おめぇさんもただじゃすまねぇだろうなぁ。  洗いざらいぶちまけてやる」沢田「もとより覚悟の上だ!」儀兵衛「なにぃ?」片瀬「お奉行!」つぼを持って入ってくる。儀兵衛「あ・・そのつぼは・・」つぼをひっくり返すと・・。男「あ・・アヘンが・・」儀兵衛「ばか者が!」忠相「三崎屋、もはや言い逃れはできまい。御公儀の御重役、  大名・・全ては商いの上でのつながり。  皆、お前がアヘンを扱ってると知ったらどうするか・・  利にさといお前だ。おのずと分かろう」儀兵衛「・・」橋田「ひったてぃ!」一同「はっ!」田所「申し訳ありません!皆の調べを漏らしたの俺なんです」沢田「何を言ってるんですか?私です!この沢田源蔵が皆さん  の調べを三崎屋に売っていたんです」田所「いいえ!沢田は全てを忘れて・・この責めは(十手を  取り出し見つめて置く)私が負います」忠相、源さん、筧、片瀬、立花・・言葉が出ない。忠相「(田所のそばに来る)田所、腹を切ることは許さん。 お前は南町奉行所になくてはならぬ男だ」田所「・・」筧、片瀬、立花、うなづく。忠相、置かれた十手を田所へ・・田所感無量。田所「みな、すまねぇ」源さんも感無量に。忠相「沢田・・先ほど、もとより覚悟の上と申したな」沢田「はい・・お奉行様」忠相「皆、聞いてくれ。三崎屋、アヘン荷抜けの一件、並びに  沢田源蔵の身柄は北町奉行・中山出雲守のお裁きに  任せようと思う。よいか」源さん「はい。誰に異存がござりましょうや」筧「はい」片瀬「はい」立花「はい」田所「お奉行・・」忠相、うなづく。田所、泣き出してしまう。田所さん、十手を置いて(同心を辞める!?)責めを負います・・と言ったが忠相は「切腹は許さん」!?同心がやらかしたら十手返上で切腹!?@江戸城・広間吉宗「忠相!」忠相「はっ」吉宗「さすがの南町もこたびは北町に手柄を浚われたそうじゃの」忠相「は・・面目次第もございません」吉宗「出雲が得意顔で余に知らせにまいったわ。何と言ったか・・   その北町同心は・・」忠相「沢田源蔵にございますか?」吉宗「それよそれ。お手柄であったそうじゃのぅ」忠相「はっ」吉宗「出雲も喜んでおった。その沢田とやらのことは悪いようには  せんであろう。よくぞ、江戸八百八町をアヘンから守った。  江戸の民を守るのに北も南もない。のぅ、忠相!はははは」忠相「上様・・」頭を下げる吉宗「はははは」@沢田の妻・かすみの墓の前田所、墓参り・・。合掌している。沢田「私はまだ、たくさんのことが思い出せません。その思い出せ  ない間に己が何をしてきたのか考えると私は・・」田所「どんなことがあろうとお前はこれからの行いで償っていくしか  ねぇ。俺はお前ならできると信じてる」沢田「・・・」田所「大丈夫だ。今のお前が本当のお前さ」沢田「田所さん・・」頭を下げる。田所「あ・・そうだ・(袂から焼き団子を取り出す)どうだい?」沢田、ひとつつまんで食べる。涙目になっていく。@小料理屋・たぬきお秀「おまちどぉさま!」(お酒を持ってくる)片瀬「おぉ来た、来た」子吉「でも面白くねぇなぁ・・」辰三「全部、北にくれてやったんですから」筧「けちくさいこと言うなよ」立花「そうそう!」片瀬「ははは」源さん「手柄は大事だがもっと大事なものがあるんじゃねぇのか?」片瀬「大事なもの?」忠相「己を信じてくれる人がひとりでも居るかどうか・・ (筧・片瀬・立花うなづく)沢田にはそれが居た。田所という  一人の友が」源さん「若・・」 泣き出す。筧「村上さん!また~」片瀬・立花、笑い出す。辰三・子吉、お秀も笑い出す。ナレ「己を責めて苦しんで、友を信じた田所を   また信じぬいた名奉行。たとえ手柄を譲っても忠相を慕う皆の  心は雲ひとつなく晴れやかだった」(沢田と田所が笑顔で帰っていく絵と小料理屋たぬきでみなが盛り上がっている絵がバックで流れる)たとえ手柄を譲っても<たとえ手柄は譲っても じゃない!?南町の旦那方は「うれしい・手柄」は北にあげた。それなのに悔しさはなくて、晴れ晴れとした気持ち!だし。お久しぶりの田所さん。田所さんメインになる回は、以前所属してた北町奉行所がらみが多い。確か前回もそうだった。大岡越前が「観念しろ!南町奉行・大岡越前である。神妙に縛につけ!」と啖呵切るシーンはカッコイイなぁ。ヒガシ、似合ってきたなぁ~。

  • 23Feb
    • 【ブログネタ参加】7周年限定エリア、行ったよ!

      ブログネタ:【ピグ限定】7周年限定エリアもういった? 参加中本文はここからセカンドラウンジまで行ってジョージフィギュアもらったけど、その次はまだまだ行けてないです。ファイナルラウンジまで5500ポイントくらい必要だから。ゲーム参加しているともこもこ雲が体についちゃうね。

  • 21Feb
    • BS時代劇「大岡越前」(3)第六回「源さん恋をする」

      BS時代劇 大岡越前ドラマトピックス第六回 「源さん恋をする」あらすじ身寄りのない子供たちの面倒を見る於満紀(樫山文枝)に心ひかれる源次郎(高橋長英)。実は於満紀は、老中の水野(渋谷哲平)の養母だった。その於満紀が人を殺したと言って奉行所に現れる。どうやら誰かをかばっているらしい。手がかりを探す源次郎。一方心配した水野が於満紀に会いに行くが、縁は切ったはずとかたくなに拒まれてしまう。やがて越前(東山紀之)は、水野のライバルである老中が、背後に関係していることをつかむ。@江戸市中/饅頭屋源さん「あぁ、親父。十(とお)ばかり包んでくれぬか」店主「あいよ~」子吉「あれ?旦那」源さん「ん?」子吉「お見回りですかい?」源さん「うん・・いや・・まぁな」子吉「(掌にツバ吐く)プップッ!あっしもお供しましょう!」源さん「無用だ!」子吉「・・・」店主「はい。いつものやつできたよ」源さん「では・・な」子吉「親父!俺もいつもの!」店主「へい」お見回り・・・?見回りに「お」がつくの??@於満紀の屋敷/門前源さん、屋敷の前にやってくる。奥から歌声が。♪~後ろの正面だぁれ!於満紀「おまつ?」子どもたち「は~ずれ!」 源さん、奥をのぞいてみる。♪~「周りの周りの小仏は何で背がひーくいの。 親の日に魚(とと)食べて・・」彦四郎「村上さん!」源さん「あ・・。いや、藤川殿。近くまで来たもので子ども  たちに」彦四郎「あぁ、これは。いつもかたじけのぅ存じます。  於満紀様~!」於満紀、立ち上がってお辞儀。源さん、頭を下げる。@於満紀の屋敷/庭皆で鶴を折っている。於満紀、源さんに折り方を教える。於満紀「あ・・ふふふ。ここはこのように・・首をこのよう  に折ってできあがり!」源さん「あ・・なるほど。こう・・と」少女「首が短~い。うふふふ」笑い声が起こります。庭の外から遠巻きに見ている子吉。子吉「(饅頭かじりながら)甘ぇぇぇ」@小料理屋・たぬき忠高「ははーん。老いらくの恋ってやつだな」立花「恋ですか?」片瀬「あの村上さんが?」筧「まさかぁぁ」子吉「ホントですって!」辰三「分かった、わかった。で、どんな人だい?」子吉「あぁ、なんていうかこう・・凛としたたたずまいの・・ たとえて言うなら・・(店を見回して)あの!お花のような お方でしたね」(奥でお秀がくすっと笑う)忠高「おぉ~。桔梗か」一同「おぉぉ!」お秀「(奥から出てくる)誰が桔梗ですって?」三次「お前じゃないから気にすんな」お秀「あっそ!はい」忠高「ちょっと待てよ!うちは増上寺の裏手だと言ったな!」子吉「へぃ。かわらけ町のはずれです」忠高「よし!ちょぃと見てくらぁ」一同「え?」忠高「そのさ・・おめぇじゃねぇんだい(子吉の頬をたたく)   桔梗の君をな!ははは」一同、唖然。@南町奉行所・忠相の部屋雪絵「あなた。お義父様がおいでです」忠相「父上、どうされました?」忠高「知ってるかい?」忠相「何をです?」忠高「源の字が懸想しているお方だ」忠相「懸想?」雪絵「まあ。村上さんにそのようなお方が?」忠高、うなづく。忠相「また、たぬきで噂話でも仕入れてきましたか?」忠高「いやいや。噂なもんか。この目でちゃんと確かめた」雪絵「どのようなお方ですか?」忠高「うん・・。於満紀様と言ってな、水野和泉守様の御養母   だった方だ」忠相&雪絵「御老中の(お母上)?」 顔を見合す。忠相「まことでございますか?」忠高「おぅ」@小料理屋・たぬきお秀「村上様、それから行ってないんですか?お方さまの所」片瀬「あぁ、真面目な人だからなぁ。己の立場ってもんを  ふっ・・振り返っちゃったんじゃないか?」三次「殿様も罪なことしたもんだ」子吉「おいら、何だか悪いことしちまったなぁ」片瀬「ははっ」辰三「仕方がないさ、どのみち叶わぬ恋だよ」立花「(駆け込んでくる)大変!大変です!」片瀬「おい・・ど・・どうした?大変はわかった。何だ?」立花「桔梗の君がきました」三次「だ・・誰だって?」筧「於満紀様か?」立花、うなづく@南町奉行所の一室於満紀「こんなときどうすればよいかわかりませず、村上様に  ご相談申し上げるのが一番だろうと思いました」源さん「いや、拙者がお役に立ちますならば・・」於満紀「実は・・わたくし・・」源さん「あ・・はい」於満紀「(手元にある布を持ち上げ)人を殺めました・・。 (布を取ると血まみれの刀)」源さん「(唖然)いや・・」@武蔵屋の寮筧と辰三が向かう。中に入り部屋を探している。ふすまを開けると血まみれの遺体が・・。辰三「旦那・・」筧「・・・」@南町奉行所の一室筧「お方様の仰せのとおり武蔵屋の寮に主・仙右衛門のむくろが  ございました」源さん「そんな馬鹿な!何かの間違いだ!(皆の視線が向く) 於満紀様は人を殺めるようなお方ではない」片瀬「しかし・・本人が名乗り出たんだから」橋田「うん・・では決まりだな」源さん「馬鹿なこと言わんでください!」忠相「源さん!」源さん「お奉行・・これにはきっとわけがあるんです。何か裏が  あるに違いありません」忠相「源さん!」源さん「はっ」忠相「少し落ち着かぬか!」源さん「あ・・申し訳ありません」忠相「うん・・だが私もお方さまの申し出をうのみにしてよいとは  思わぬ」源さん「お奉行・・」忠相「皆も思い込みを捨て、一から調べにあたってもらいたい」一同「はっ」源さん「それがし、早速聞き込みに参ります」 出て行く。立花「お方様はいかが致しましょう?牢屋敷に送るのも」忠相「逃げる気遣いもあるまい。奥座敷に居ていただこう」@南町奉行所・奥座敷(風鈴の音) 忠相「ご無礼仕ります」於満紀、声のする方向に向き直ります。忠相「南町奉行・大岡越前守忠相にございます」於満紀「あなた様が・・(頭を下げる)」忠相、頭を下げる。於満紀「こたびは済まぬことをいたしました」忠相「(部屋に入り座す)いくつかお尋ねしてよろしゅうござい  ますか?」於満紀「はい。何なりと」忠相「武蔵屋とはどういったよう向きで会われたのでしょう?」於満紀「金子を借りておりました。その返済を待って欲しいと頼み  に参りましたところ言い争いになり、とっさに刺してしまいました」忠相「そのような乱暴が働ける方とはお見受けいたしませぬが」於満紀「怒りで血がのぼせてわれを見失ったのです」忠相「(うなづく)なぜ、水野様をお頼りにならなかったんです?」於満紀「私はとうに水野家を出た身でございます。御老中様に借財  を申し込むなど・・」忠相「いかに身分を捨てられたとはいえ、この件が表ざたになれば 御老中のお立場にも関わりましょう。私ならまず、水野様にご相 談申し上げ、内々に事を運ぼうと考えまする」於満紀「仰せのとおりなれど、そこまでは思い至りませんでした」忠相「旗本の奥方だったあなた様が気づかなかったと申されますか」於満紀「浅はかでございました。しかしながら水野様とは遠い昔に  ご縁がなくなっております。  お奉行様、なにとぞ厳しいお裁きを賜りますよう伏してお願い  申し上げます」忠相、考え込む(風鈴の音)なんとなくもやもやした感じの言い回しが↓お頼りにならなかったんです?<頼ろうとなされ(なさら)なかったんです?@於満紀の屋敷片瀬と立花が彦四郎に話を聞いている。彦四郎「私は留守番を仰せつかりました。子どもたちがおります  ので・・」片瀬「失礼だが藤川殿は一体どのようなお立場で?」彦四郎「於満紀様が水野家においでの頃から身辺をお守りして  おりました」片瀬「うん・・一緒に行ってたらあんなことにはならなかったと  思うとさぞ無念でしょう」彦四郎、目を伏せる。その様子を訝しむ片瀬と立花。源さんも於満紀屋敷周辺で聞いて回っている。女「この辺りは夜になると人通りが絶えますんで・・」男「物音?あぁ、これといって覚えありゃしませんね。すいません」男「確かにその夜ココを通りましたが、舟があったかどうかは・・」源さん「いや、すまなかった」筧「村上さん!」源さん「おう」筧「目新しい話、出てきましたか?」源さん「いや・・」筧「こっちもとんと・・誰か一人ぐらい見たって奴がいそうなもん  ですけどねぇ。今から武蔵屋の店のほうを当たってみます」源さん「あ、そうか。ご苦労さん」筧「はい」於満紀の屋敷の方を見やると子どもたちがはしゃぐ声。@江戸城・中庭鯉にえさをやる吉宗。傍に忠相畏まっている。吉宗「このような場所で話も何だが老中どもに聞かれとうない」忠相「和泉守さまのことでございますか?」吉宗「老中を解任せよとの声が出ている。その方が忠之の養母を  預かっているというのはまことか?」忠相「まことでございます」吉宗「咎人であるか?」忠相「今のところ「違う」という証しは出ておりません」吉宗「うーん」吉宗、歩き出すと忠相が後についていく。忠相「御養母の不祥事は老中解任の理由になりまするか?」吉宗「忠之を取り立てたことで不満を抱いている者は大勢居る。  その者らにとっては願ってもない機会だろう」忠相「ならば早急に真実を突き止めなければなりませぬ」吉宗「うん。忠之は辞めずにすむか?」忠相「そう願っておりまする」吉宗「忠之は改革を進めるためにはなくてはならぬ男だ。心して  事に当たってくれ」忠相「かしこまりました」@江戸城・廊下阿部豊後守正喬、戸田山城守忠真が歩いてくる。忠相、頭を下げる。阿部「越前!久しいのぅ」忠相「豊後守様にはお変わりもなくご壮健のご様子、何よりと 存じ上げます」阿部「そう見えるか?老中職を辞してから暇でのぅ・・  すっかり肥えてしもうたわぃ・・ははは。和泉守の一件、  災難じゃなぁ」忠相「・・・」阿部「今更隠すでない。とっくに噂になっておるわ」忠相「噂ほどあてにならぬものはございませぬ」戸田「問題は老中たる者に左様な醜聞の生じたことじゃ・・  わしは和泉守の老中職解任を上様に進言申し上げた」阿部「山城守殿参ろう・・」戸田「はっ」二人、去っていく。忠相、ため息。@南町奉行所の一室水野和泉守が訪れている。水野「こたびは母が世話をかける(頭を下げる)」忠相「お手を・・お上げください」水野「私が何度訪うてもいつも母は会って下さらなんだ。  借金までしていたとは・・」忠相「ご心配を・・おかけしたくなかったのでしょう」水野「母にあわせてもらえぬか?少しの間でよい。話がしたい」忠相、うなづく。@南町奉行所・奥座敷水野、戸を開けると於満紀振り向く。於満紀「!?」水野「母上・・」於満紀「おそれながら、御老中様。わたくしはもはや、あなた様 の母親ではございません」水野「何を申されます!」於満紀「いいえ。あなた様がご本家へお帰りあそばすときに親子  の縁は切りました。もし、このたびのことで上様からお叱り  を受けることがありますれば、そのように言上くださいませ」水野「母上!」於満紀「そのように呼んではなりません。今一度申します。   あなた様と私は無縁でございます」水野、悲しげな表情に。於満紀、頭を下げます。部屋の外で、聞いている忠相・・。水野、門へ向かって歩いている。水野「もはや無縁とは・・悲しいことを申される」忠相「御老中のお立場を慮っておいでなのです。私には深い  親心と聞こえました」水野「越前、母をよろしく頼む(頭を下げる)」忠相、頭を下げる。水野、駕籠に乗り込む。@南町奉行所・奥座敷於満紀「忠之様・・」雪絵「失礼致します」於満紀「何でしょう?」雪絵「ありがとう。戻っていいわ」お花「はい」雪絵、折り紙を差し出す。雪絵「御老中様がお手すさびにと置いてゆかれました」於満紀「忠之様の幼いころ、よく一緒に折りましたの」雪絵「それでお持ちになったのですね」於満紀「私のところに参られましたのは忠之様が五つの  ときでした。初めて会うたときすぐに母上と呼んで  くれましてね。私に子が授からないのは忠之様を  お育て申し上げるためだったのかと思うたものです」於満紀、やさしく折り紙をなでる。じっと見つめている雪絵。於満紀、鶴を折っていく。同じ頃、水野和泉守も・・水野「(鶴を折りあげる)母上・・」@大岡忠高宅妙「何だか気の毒ですねぇ」忠高「水野様がか?」妙「いいえ。村上さん」忠高「なーに。惚れた女のために走り回ってるんだ。本人は まんざらでもねぇだろうよ」源さん「御前!おいでですか!」忠高「おぅ、こっちだ。あがれ。噂をすれば何とやらだ」妙「どうぞ」源さん「お知恵をお貸しくださいませ」忠高「お!何でも聞いてくれ」源さん「いえ。大奥様に!」妙「私?」源さん「はい。大奥様にとってご自分の命と引き換えにしても  守りたい人はどなたですか?」妙「命がけで守りたい人ですか?」忠高「馬鹿なこと聞くんじゃないよ。おいらに決まってんだろ」妙「忠相か雪絵さんね」忠高「あぁなるほど」源さん「やはりそうですか。いや・・これで確信が持てました」忠高「源さん、手伝うぞ」源さん「お気持ちだけありがたく!」 去っていく。忠高「おい」妙「ん?」忠高「於満紀様が守ろうとしてるってのは老中様のことか?」妙「ほかにもおりますでしょ?」忠高「え?」@自身番町名主「於満紀様のところを巣立った子の行き先ですか?」源さん「町名主のお前さんなら知ってるだろ?」町名主「えぇ。大方は。書き留めてまいりますので少々おまちを」源さん「頼む」@南町奉行所の一室源さん、調書をいくつも取り出しては引っ込めしつつ探す。@阿部豊後守正喬の屋敷の一室西田「では、和泉守様が罷免された後、再び殿が老中に?」阿部「山城守殿が推挙してくれる手はずじゃ」西田「それは重畳」(阿部の回想)阿部「ささやかながらご助力申し上げたい」小判を差し出す。於満紀「はぁ。困ります。このような」阿部「それがしにも徳を積ませてくださらぬか?ぜひにも・・  無論。これは差し上げる金でござるが・・形だけ証文を  書いていただくのがよろしいかと存ずる」証文を広げる。(西田の回想)@武蔵屋武蔵屋「豊後守様がこの証文を形に金を借りたんですよ。  四の五の言わねぇでえ耳そろえて返してもらいましょう」彦四郎「そんな馬鹿な話が」武蔵屋「あくまで白を切るなら奉行所へ訴えでてもいいんで  すよ?もっとも、御養母が借金を踏み倒したとあっては  御老中・水野様の御名に傷がつきましょうなぁ」西田「あの証文が武蔵屋の手に渡ろうとは夢にも思わなかった  でしょう」阿部「あまり善人すぎるのも考え物じゃのう。ははははは」@大岡忠相宅の一室源さん「若、お耳に入れたいことが」忠相「うん。入ってくれ」源さん「はっ。於満紀様が育てた子の中に行き方知れずになって  る者がおります」忠相「行き方知れず?」源さん「はい。長吉と申しまして茶問屋の中条屋に奉公している  者です。於満紀様に引き取られたのは八年ほど前ですが・・  まずはこちらを(調書を差し出す)  長吉は日本橋魚河岸に店を構える大店のせがれでした。しかし  店がつぶれて二親は長吉を残して心中いたしました」忠相「幼いわが子を連れて行くのは忍びなかったのであろう」源さん「於満紀様はいたく不憫に思われたようでぜひ、引き取らせ  てほしいと申し出たんだそうです」忠相「父親は武蔵屋に借金をしていたのか」源さん「はい。魚河岸の連中が言うには父親が商いをしくじったの  は、武蔵屋に仕組まれたからじゃないとずいぶんと噂になって  たそうです」忠相「長吉はそのことを知り、武蔵屋を恨んでいたと」源さん「長吉は於満紀様が引き取り育てた最初の子。思い入れも  ひとしおでしょう。身代わりになって罪を被ろうとしても  不思議はありません」忠相「いずれにしても鍵を握っているのは長吉だ。源さん・・」源さん「はっ」忠相「早々に捜しだしてくれ」源さん「はい」忠相が「武蔵屋を恨んでいた・・と(そういうことか)」って言ってるのに次の源さんの答えがかみ合ってない感じがする。「はい。長吉が恨みを持って、事に及んだと知った於満紀様が身代わりになり罪を被ろうとしても不思議はありません。長吉は於満紀様が引き取って育てた最初の子。思い入れも強いでしょうし」とか言って~。@阿部豊後守正喬の屋敷弁蔵「お呼びだそうで・・」西田「弁蔵」弁蔵「へい」西田「長吉の居所を突き止めろ」弁蔵「おや。御家来衆では見つけられやせんか?」西田「町奉行所の目もある。表立っては動けん」 三両出す。弁蔵「さいですか。ま、裏のことはあっしに任せていただければ」阿部「万が一にも小僧が越前めの手に落ち、於満紀の詮議がひっく り返るとやっかいじゃ。急げ」弁蔵「承知しやした!」 去っていく。阿部と西田、部屋へ入っていく。阿部「あやつもいささか知りすぎたのぅ」西田「はい」阿部「用がすめば、そのときは・・」庭先に三次。会話を聞いている。@大岡忠相宅の一室忠相「三次か?」三次「へい。お察しのとおり、豊後守が一枚かんでおりやした」忠相「やはりな」三次「弁蔵という奴を使って長吉を捜しているようです」@於満紀の屋敷/門前源さん、屋敷の前にやってくる。饅頭を持って。門前の物陰から見ている子吉「お・・いつものやつ」立花「村上さん!」源さん「おぅ。かわりはないか?」筧「どうしました?」源さん「いろいろ考えたが長吉の居場所を知っているのは藤川殿  しかあるまいと思ってな」筧「知っていたとしても言わんでしょう」源さん「そのときはそのときで何か動きがあるだろう。とにかく  聞いてみる」筧・立花「はい」字幕出して見てたんだけど、この立花さんの台詞のところ片瀬さんになってた。@於満紀の屋敷/庭先源さんが入っていくと、子どもたちがさびしげ。源さん「おう、みんなどうした?元気がないな。うん?ほら、  土産だ。藤川殿は?」女の子「いないよ」源さん「居ない?」女の子「長吉にーちゃんのとこ」源さん「なに?」@物置小屋彦四郎「さ、食べなさい」長吉「おいら、町奉行所へ行きます」彦四郎「気持ちは分かるが於満紀様のお言いつけだ」長吉「彦四郎様は平気なんですか?於満紀様は無実なのに」彦四郎「長吉!身代わりになるとお決めになったのは於満紀様だ。  私の役目はお前を無事に逃がすことだ」戸が開く弁蔵「あいにくだがそうはいかねぇよ」長吉「弁蔵さん・・」弁蔵「よぅ、長吉。おとっつぁんとおっかさんのかたきがうてて   よかったじゃねぇか」彦四郎「長吉をそそのかしたのはおぬしか?」弁蔵「俺は親切に教えてやっただけだけどなぁ」西田「弁蔵」弁蔵「へい」西田「ご苦労であった」弁蔵「へい」西田、弁蔵の背後から斬りつける。弁蔵「う・・くっ」彦四郎「お手前方は一体」西田「名乗る必要もあるまい」彦四郎「(長吉の前に立つ)長吉、離れるなよ。えい!(火に  かけた鍋を蹴飛ばすとお湯がこぼれ)」火が消えて煙。西田「逃がすな」斬りあいになり、彦四郎、手首を斬られる。彦四郎「う・・」西田が刀を構えたとき、石が飛んできた。投げたのは三次。筧「待て!」源さん&筧、西田の手下たちと斬りあいになる。西田「引け~!引けぇぇぇ!」筧「待てぇぇぇ」源さん「二人とも大丈夫か?」彦四郎「村上様」長吉「申し上げます。武蔵屋さんを殺めたのはおいらです。   どうか、お縄にしてください(両手を差し出す)  どうか・・お願いします」源さん「・・・」@南町奉行所・白州白州に長吉と彦四郎が座している。於満紀が案内されてやってくる。於満紀「長吉」長吉「於満紀様!」於満紀「なぜです?彦四郎」彦四郎、目を伏せる。忠相が白州に向かおうとすると、水野和泉守が来ていた。水野、頭を下げる。忠相、一瞥して白州へ出て行く。「南町奉行・大岡越前守様、ご出座・・」忠相「一同のもの面を上げぃ。  ただいまより武蔵屋殺害の一件について吟味を致す」(白州奥の小窓から様子を見ている水野和泉守)於満紀「おそれながら・・」忠相「何か?」於満紀「長吉がお白州におりますのはいかなる理由にござりま しょうや」忠相「これは長吉の白州にて於満紀様には証人としてのご同席  とご承知くだされ」於満紀「これは異なことを。武蔵屋を殺めたのはわたくしだと  申し上げました」忠相「しかしながら長吉も下手人は己であり於満紀様は身代わり  に立たれただけと申し出てまいった。  さて、中条屋奉公人・長吉」長吉「はい」忠相「その方の申し状によれば、親の恨みを晴らしたい一心で  武蔵屋に会いに行ったとあるが相違ないか?」長吉「お調べのときはそう思ったけど、本当は・・」忠相「うん・・申してみよ」長吉「おとっつぁんとおっかさんのことはそりゃ、恨んでなか  った訳じゃないけど・・ (長吉の回想)於満紀「憎しみにとらわれている暇があるのなら失った御店を  取り戻す才覚を身につけなさい。  その方が父様(ととさま)母様(かかさま)がどれほど、  お喜びになるかしれません」」忠相「では、何ゆえ、武蔵屋を殺めた?」長吉「於満紀様をだまそうとしたからです」於満紀「長吉!」長吉「弁蔵さんから聞いたんです。 (長吉の回想)@中条屋(物置)弁蔵「ひでぇはなしじゃねぇかよ。お方様がおとなしいのを  いいことによぅ」長吉「本当なの?」弁蔵「なぁ、このままじゃおめぇの親の二の舞だぜ。(短刀を  出す)馬鹿、ここで恩返ししねぇでどうすんだよ!  ましてや武蔵屋は親の敵だろうがよ!俺も手伝うからよ。  一緒に恨み晴らそうや・・なぁ。ほら、ほら・・  あぁもう!(長吉の懐に短刀をねじ込む)男だろ?」@武蔵屋武蔵屋「はははは。そんなの怖くねぇよ。いくらでも訴えろ。  うちにはな、証文があるんだ。へへへ  お前の二親も間抜けだったけど、於満紀さんはもっと間抜け  だよな。ははは」長吉「うわぁぁ」武蔵屋「あぁ・・うぅ・・小僧・・」   その後のことはよく覚えていません。気がついたら・・   於満紀様の家の前でした。殺めたのは私です」於満紀、立ち上がる。忠相、怪訝そうな顔。於満紀、白州に降り長吉の隣に座す。於満紀「お奉行様、。この子に罪はございません。わたくしが  おろかだったのです。わたくしの罪にございます」忠相「於満紀様、お戻りください」於満紀「いいえ。長吉一人を白州に置くわけにはまいりません。  長吉がお裁きを受けますならば、わたくしも一緒にお裁き  願います」(白州奥の小窓から様子を見ている水野和泉守、考え込む)彦四郎「お奉行様、恐れながら申し上げまする!於満紀様の  借金証文と申しますのは・・」忠相「豊後守が書かせたものであろう?」彦四郎「ご存知でしたか」忠相「証人をこれへ」弁蔵が入ってくる。忠相「荒くれの弁蔵」弁蔵「へぃ」忠相「その方、ここにおる長吉を存じておろう」弁蔵「へい。もうこうなりゃ何でもしゃべりますぜ。  武蔵屋を殺ったのは長吉じゃございやせん!  (於満紀、彦四郎、長吉が驚いた顔)(弁蔵の回想)長吉が武蔵屋を刺し、慌ててその場を離れる。弁蔵「逃がしちまっていいんですか?」西田「構わぬさ・・。殿のおかんがどおりなら、於満紀を頼って  行くだろうがからな」弁蔵、うなづく。西田「ガキの始末はその後だ」武蔵屋「おのれぇぇぇ。豊後守の差し金か・・」西田「まだ生きていたか。手間を駆ける奴だ」刀でとどめ・・武蔵屋「あ・・うぅ」忠相「豊後守の差し金・・武蔵屋は確かにそう申したのだな?」弁蔵「へぃ。長吉に話してけしかけたのも豊後が書いた筋書き  でさぁ。この俺まで消そうとしやがってぇ・・。  あの大悪党め・・勘弁ならねぇ。あてててて」於満紀「豊後守様が・・」忠相「於満紀様、豊後守は水野様を老中の座から引き摺り下ろ  さんがために長吉とあなた様を利用したのです」(白州奥の小窓から様子を見ている水野和泉守、驚いた顔)於満紀「そうとも知らず、わたくしは・・」忠相「弁蔵・・」弁蔵「へい」忠相「その方、再吟味の上、追って沙汰いたす」弁蔵「へへぇ」同心「ほら(立つように促す)」弁蔵「はいはい。わかってますよ」忠相「さて、中条屋奉公人・長吉」長吉「はい」忠相「怨恨を持って刃傷におよび、武蔵屋に傷を負わせた罪は  償わねばならぬ。よって、江戸所払いを申し付くるところ  なれど、年若きゆえ、罪一等を減じ、かわらけ町外に住ま  う満紀方へ預けといたす。よいな?」長吉「はい」於満紀「ご温情、かたじけのうございます」忠相「元水野家奥・満紀。人を殺めたと偽りを申し立て、世上  を騒がせしことまこと不届き千万」於満紀「はい」忠相「なれど、そのもとは長吉を救わんがための一途な思いより  いでしこと。また、みなし子たちの母となり育て、慈しむ  心根は何物にも代え難く尊いものと存ず」於満紀「もったいのうございます」忠相「血のつながらぬ母子であってもいや、だからこそ、一度  つないだ親子の縁はそうやすやすと消えるものではありま  せぬぞ!それは老中・水野様にとっても同じこと」於満紀「あ・・・」忠相「水野様を慮るあまり、自ら遠ざかろうとされましたこと  水野様の心中はいかばかりであったか」於満紀「わたくしが意地を張ったばかりに忠之様を苦しめて  いたと・・」忠相「親が子を案ずるのと同様に子もまた親を案ずるのです。 もっと水野様をお頼りなされ。あなた様がお育てしたお子 です。何の遠慮がいるものか」(白州奥の小窓から様子を見ている水野和泉守、頭を下げる)於満紀、泣き出す。忠相、うなづく。恨んでなかったわけじゃない。「じゃなかったわけじゃない」二重否定で肯定してるね。恨む気持ちがあった(と思う)恨んでいたかもしれない。じゃないのかな、長吉は。これも最初の方にあったのと同じ、もやもやした言い回し。水野様をお頼りなされ<水野様を頼られてはいかかですか?@江戸城・広間広間に安藤、水野、戸田山城守、阿部豊後守が平伏している。吉宗「山城守!」戸田「はっ」吉宗「先日よりわしが預かっていた和泉守解任の上申書だが」戸田「はっ」吉宗「(破く)無用になった」水野「忠之、これからもますます励んでくれ」水野「お言葉、肝に銘じまして・・」安藤「ときに豊後」阿部「は・・」安藤「用人の西田が腹を切ったそうじゃな」阿部「は・・己のしたことを恥じ入ったものと存じます」吉宗「ほぉぉ。その方は恥じてはおらんのか」阿部「いいえ。知らぬ事とはいえ、家臣の不始末は主の不始末。  それがしも責めを負う覚悟にございます」吉宗「よき心がけじゃ」阿部「はは」吉宗「とかげのしっぽを切ったと安心致すなよ(肩をポン!)」吉宗に、肩ポンされたこの方は切腹だろうね。「家臣の不始末は主の不始末」どっかで聞いたことあるなぁ・・。最近辞めた大臣さん。於満紀と長吉が帰ってくる。子どもたち「せんせーい!」子どもたちが駆け寄ってくる。彦四郎、頭を下げる。子どもたち「せんせーい。おかえりなさーい」於満紀「ただいま」男の子「鶴千羽!」於満紀「まぁぁ」女の子「おうちにかえろー」於満紀「うん」子どもたち「おうちかえろー」於満紀「はい、かえろー」子どもたち「かえろーかえろー」楽しそうな様子を遠くから見ている源さんも笑顔。@江戸市中源さん、笑みを浮かべて歩いている。忠高「おい、源の字!」源さん「あぁ、御前。若も」忠高「よかったなぁ」源さん「はい。やっぱり於満紀様、お優しい方です。私ますます」忠相「ますます・・何だい?」源さん「なんですか、若まで・・」忠高「あははは。おいたまには三人で一杯やらねぇか」源さん「あぁ・・」忠相「いいですね。私が奢りましょう」源さん「お供します」頭を下げる。忠相、うなづく。ナレ「優しい日差しを背に浴びて、並んで帰る道すがら。このままでいい このままがいいのだと笑う源次郎であった」奢りましょうお奉行が言うのはなんかなぁ・・せめて「私が馳走しますよ」とかだよなぁ・・。水野様が主役になるって珍しい回だった。タイトルは源さんが主役っぽいんだけど違ってたわ。事件もあったけど、人情話風だった。こういうのもいいんですよね・・。上様と忠相が裏庭で会話するシーンも久しぶり。このシリーズは上様が、ちょいちょい出てくるなぁ~。あと。忠相父・忠高は、おせっかいばっかするね。戸田山城守って悪役だったっけ?今回、水野様の解任を上申したりしてるけど。水野様と土屋様といつもセットで出てたよね・・。