聖ペテロ、鶏鳴後のQuo vadis? | ヤモリのつぶやき

ヤモリのつぶやき

日々のニュース解説等をつぶやきます......

 サンクトペテルブルクというロシアの街がある。
 かつてロシア帝国の首都として栄え、ロシア革命の舞台にもなり、ソ連時代にはレニングラードと呼ばれた街だ。
 ソ連崩壊後の91年にサンクトペテルブルクに街名が戻ったが、これは聖ペテロの街という意味で、本日のスレタイになる。
 このエリアはかつてフランス・ナポレオンに侵攻され、巧みな焦土作戦と冬将軍で大勝し、ナポレオンの凋落の遠因となった。
 また、レニングラードとしては、ドイツに激烈な包囲網を敷かれるが、悲惨な穴熊作戦で耐え抜き、冬将軍の助けも借りて900日を耐えきった。
 聖ペテロと言えばイエス・キリストの一番弟子であり、ピョートルの名もこの聖人にちなむ。
 そして、この街の有名な出身者が、ウラジミール・プーチン大統領だ。

 ロシア・ソ連時代に永きに渡りあちこちと組んず解れつの外交と戦闘を繰り広げたことは説明するまでもあるまい。
 そして、現在、次なる世界情勢の展開が激しく、ロシアの立ち位置がかなり重要なことになってきている。
 例えば、先日のベネズエラの件では、アメリカに敵対する側の陣営に立つ。
 トランプ大統領とのさまざまなやり取りでも、ロシアゲートとして話題になったり、イギリスとの暗殺事件でもたびたび揉めている。
 中東情勢でも、アメリカとやり合う状態だ。
 このままの流れでいうと、米英+日本+イギリス連邦国家vs支那・ロシア+ドイツ+中東のいくつか+南米のいくつかというような敵対関係になりそうな状態だ。
 
 しかしややこしいのは、NATOにはまだアメリカが関連しドイツも入る。
 表向き、ドイツと敵対しているのは経済関連だけだ。
 そうなってくると、展開を考えてどちら陣営につくかは、今後百年を占うものとなるから、かなり慎重な選択が必要となる。
 例えば、ロシアだけで言うなら、かつて第二次世界大戦の際、日本と不可侵条約を結んでいたのは、ドイツと敵対していた為だ。
 ロシアの場合は国家が東西に大きいため、戦力が完全に二分されるから、相当な国力がないと対応しにくい。
 その為、組み合わせが悪いと完全に挟撃されることになり、下手をするとさらに分裂して小さい国家に陥る可能性がある。
 いつまで経っても冬将軍に守られて維持できるとも限らないから、ロシアにとっても難しい状況なのだ。

 そんな中で、一連の安倍総理とプーチン大統領における北方領土と平和条約締結の話が駆け引きとして進むわけだ。
 ロシアには、かつてのソ連時代のボリシェヴィキが27年経っても隠然と存在するし、完全な民主化も不能なエリアだから、取りまとめだけでもめんどうくさい。
 そしてこういった一連の話になっている。
 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
【プーチン大統領また遅刻】46分、安倍首相を待たせる 2019/01/23
http://fxya.blog129.fc2.com/blog-entry-50296.html
【北方領土】プーチン大統領 「平和条約の締結まで 長く辛抱強さ要する」 2019/01/23
http://fxya.blog129.fc2.com/blog-entry-50293.html
日本、ロシア地域からの鶏肉輸入に合意 2019/01/23
http://fxya.blog129.fc2.com/blog-entry-50285.html
 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
日露首脳、平和条約前進で一致 領土「解決は可能」 1/23(水)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190123-00000507-san-pol
【モスクワ=小川真由美】安倍晋三首相は22日午後(日本時間同日夜)、ロシアのプーチン大統領とモスクワのクレムリン(大統領府)で会談した。平和条約締結後に歯舞群島と色丹島を日本に引き渡すと明記した1956(昭和31)年の日ソ共同宣言を基礎とした平和条約締結交渉をめぐり、2月に予定される日露外相会談などで交渉を前進させることを確認した。
 両首脳は会談後、共同記者発表に臨み、首相は北方領土問題を含む平和条約締結交渉について「じっくりと時間をかけ胸襟を開いて話し合った」と強調。「解決は容易ではないが、やり遂げなければならない。両国民が相互に受け入れ可能な解決のためリーダーシップを発揮する決意を確認した」と述べた。プーチン氏も「会談は非常に建設的だった」と述べ、平和条約については「締結を目指す」と明言。領土問題などについて「解決は可能だ」と強調した。
 首相とプーチン氏の会談は通算25回目。共同宣言を基礎にした交渉加速で合意した昨年11月以来、初の本格的な首脳会談となり、約3時間に及んだ。河野太郎外相とラブロフ露外相らも同席した。
 今月14日の外相会談では北方領土をめぐる日露双方の歴史認識の溝の大きさが鮮明になったが、首相はプーチン氏との信頼関係をてこに日露両国民が受け入れ可能な一致点を見いだし、6月に大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議までの大枠合意に向けて弾みをつけたい考えだ。
 会談では、双方の法的立場を害さない形での北方四島での共同経済活動や、元島民の空路墓参など人道措置について具体化を急ぐことで一致した。エネルギーや医療など8項目の対露経済協力プランや防衛当局間の連携強化も確認した。

--------------
【安倍首相】“引き渡し”2島で最終決着へ  パノフ元駐日ロシア大使が見解 2019/01/27
http://fxya.blog129.fc2.com/blog-entry-50390.html
 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
【ロシア大統領府】「何かを返したり、受け取ったりということではなく...」領土問題切り離し平和条約を優先すべきと強調 2019/01/28
http://fxya.blog129.fc2.com/blog-entry-50423.html

 かなり憶測を含んだやり取りをしていることが解る。
 以前から指摘しているとおり、後詰の平和条約の締結は責務で、そのおみやげとして何がもらえますか?ということと、アメリカの了解のと三つ巴だ。
 このバランスを上手く安倍総理が取れるかどうかにかかる。
 以下も参考に。
 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
元CIA工作員が分析。中国対策で「安倍プーチン」急接近の皮算用 2018.11.28
https://www.mag2.com/p/news/377793
【施政方針演説】全文 地球儀俯瞰外交の総仕上げ「ロシアと領土問題を解決、平和条約を締結する」 2019.1.28
https://www.sankei.com/politics/news/190128/plt1901280026-n1.html
ロシアは石ころ1つ返さぬ、「2島返還」コケにされた日本
樫山幸夫 (産經新聞元論説委員長) 2019年1月25日

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/15182
北方領土問題の元凶「ロシア包囲網」から日本はどうやって抜け出すか 2019年01月23日
https://diamond.jp/articles/-/191385
ポリシェビキ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9C%E3%83%AA%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%82%AD

 そして相変わらずのくだらない反対運動だ。
 しかしこれがなかなか面白い
 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ロシアで反対集会 「北方領土の代わりにプーチンを日本にくれてやれ」 2019年01月21日
http://hosyusokuhou.jp/archives/48829054.html
【ロシア国内・北方領土デモ】日本批判が連日テレビで デモは制御不能レベルに 2019/01/22
http://fxya.blog129.fc2.com/blog-entry-50276.html
 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
【えw】ロシア北方領土デモの写真にねらー騒然wwwwwwwwwwwww 2019年01月23日
http://www.moeruasia.net/archives/49622589.html

【元ロシア軍高官】日本「サハリン、北方領土急襲する可能性がある」 ロシア主要メディア一斉に報道 2019/02/01

http://fxya.blog129.fc2.com/blog-entry-50516.html

 

 ロシアにはポリシェビキの残党が巣食っていることと、これが支那と当然のようにつながっている。
 支那の元師匠だから当たり前だ。
 それ故、沖縄でやっている朝鮮人と支那人のセットによる反米活動と同じようなことをしているわけだ。
 露じゃなくて露支那になっていて、あまりにバカバカしくて失笑モノだ。
 しかし、支那にとっては真剣そのものだ。
 もしロシアが寝返れば、支那の立場は絶望的になるし、地政学的にもかなり厳しいから軍事的影響も大きい。
 それ故、日本とロシアが近づくのはなんとしてでも避けたいだろう。
 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「交渉いったん打ち切るべきだ」強硬論も…自民部会で領土交渉への懸念相次ぐ 1/29(火)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190129-00000057-mai-pol

 犬が犬の話を伝聞するような話だ。
 こう言うのを見ると、尚更、支那が都合が悪いと思ってることが解る。
 てか、早くスパイを駆除した方がいいんじゃないのか?

 

まだ2Gも健在 ロシアの開発進む北方領土、通信インフラは驚きの貧弱さ 1/29(火)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190129-00010000-globeplus-int
ロシア政府は現在、北方領土の通信環境に力を入れており、ロシアの通信大手ロステレコムが中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)と協力して択捉島や国後島、色丹島などを結ぶ光ファイバー回線の設置作業を進めている。すでに海底部分は作業が終わり、近く地上での作業も終わる見通しだ。「光ファイバーが敷かれれば通信が劇的に改善し、大陸の人にも疎まれることはなくなる」と期待するドゥダエフさんをはじめ、島民は1日でも早い完成を待ち望んでいる。
-----------

 

 そして米露を取り巻く環境の潮目の変化があった。
 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
トランプ米政権、プーチン氏支持ロシア企業の制裁解除 2019年01月28日
https://www.bbc.com/japanese/47025447
以下抜粋
米財務省が経済制裁を解除したのは、アルミで世界第2位のルサールのほか、複合企業En+グループと電力大手ユーロシブエネルゴ社。デリパスカ氏が3社の経営権を手放したからと説明している。デリパスカ氏自身の米国内資産凍結など、本人への制裁措置は継続する。
財務省によると、ルーサルなど3社はデリパスカ氏との関係はないと証明するため、引き続き「広範な監査の継続」を受け入れると合意した。

-----------
米政権、議会の反発押し切る ロシア企業の制裁解除  2019/1/28
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40557680Y9A120C1FF8000/
以下抜粋
米議会ではトランプ大統領が率いる与党・共和党もロシアに弱腰だとして解除に反発したが、アルミ価格高騰の産業界への打撃を懸念する欧州諸国に配慮するとして押し切った。制裁解除はグローバル経済に組み込まれたロシアを締め付けるほど、米欧経済に悪影響を及ぼすジレンマを浮き彫りにした。
 
--------------
米国、ルスアルなどロシア財閥企業3社への制裁を解除 (ロシア、米国)欧州ロシアCIS課 2019年01月29日
https://www.jetro.go.jp/biznews/2019/01/51f87c729fca8949.html
モラー特別検察官のロシア捜査は「完了間近」-米司法長官代行
Chris Strohm 2019年1月29日
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-01-29/PM2LZI6JIJUP01
▶特別検察官の下す結論は「審査される」とウィタカー氏は発言
▶ウィタカー氏の発言は「恐ろしい」-民主党のクーンズ上院議員

-----------

 この他、平常運転の話もある。
 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ロシア新型ICBM「10発で米国全滅」 軍事専門家試算、1発で3千万人超犠牲 1/29(火)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190129-00000001-yonnana-soci
低出力核弾頭の製造開始=米、ロシア抑止狙う 2019.01.29
https://trafficnews.jp/post/83015
米国、ロシアとの中距離核戦力全廃条約の履行義務停止へ-当局者
Margaret Talev 2019年1月29日

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-01-29/PM2X246TTDS601
▶ロシアが地上発射型巡航ミサイルを廃棄する期限は2月2日
▶米国が完全離脱を通告すれば条約は6カ月後に失効へ

----------全文ソースにて
米、INF条約履行停止へ=ロシアの違反めぐり協議決裂  2019年02月01日
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019020100200&g=int
【ワシントン時事】ロイター通信は1月31日、複数の米政府筋の話として、米国が中距離核戦力(INF)全廃条約で定められた義務の履行停止を表明する方針だと報じた。米政府はロシアが条約順守に立ち返る期限を2月2日と定めていた。これをもって条約失効までの6カ月のカウントダウンが始まるという。
 政府筋は「米国は(履行)停止を表明する」と発言。ただ、ロシア側に正式に条約破棄を通告するかどうかは明言しなかった。
 米国はかねて、ロシアが条約に抵触する地上発射型巡航ミサイル「ノバトール9M729」の飛行実験と配備を行ったと批判し、「完全かつ検証可能な形」で廃棄するよう要求。だが、ロシアは一貫して違反を否定してきた。
 トランプ政権がロシアの違反と中国によるミサイル戦力の拡大を理由に条約を破棄する方針を表明して以降、米ロ両政府は2回の協議を行ったが、いずれも議論は平行線をたどり、交渉は決裂した。

----------
 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
米 INF全廃条約から撤退へ、ロシア側に違反解消を要求 2/2(土)
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20190202-00000000-jnn-int
 アメリカ政府は、ロシアがINF=中距離核戦力全廃条約の違反を続けているとして、条約の義務の履行を停止し、撤退のプロセスを開始すると発表しました。
 「ロシアはこの60日間、条約の順守に立ち戻るいかなる措置を講じることも拒否しました。したがって米国は2月2日からINF全廃条約に基づく義務を停止します」(アメリカ ポンペオ国務長官)
 中距離核戦力全廃条約は冷戦時代の1987年にアメリカと旧ソビエトが結んだものですが、トランプ政権はロシアが条約違反を続け、兵器の開発を進めていると批判。改善が見られないため、アメリカも2月2日から条約の義務の履行を停止し、撤退のプロセスを開始すると発表しました。
 条約の失効は6か月後になりますが、ポンペオ国務長官はロシア側がそれまでに違反を解消するよう改めて要求しています。
 一方、ロシア側からは早速、反発の声があがっています。ロシア上院の国際問題委員会のコサチョフ委員長は、アメリカが「核紛争を防ぐ仕組みを、また破壊した」「“人類の大きな敗北”をロシアのせいにしようとしている」と主張しました。

-----------

ロシアで元米海兵隊員が「スパイ容疑」で拘束される 2019.1.2
https://www.sankei.com/world/news/190102/wor1901020011-n1.html
米国人拘束は米政治の分断を狙ったロシアの策略か 2019/1/28
https://vpoint.jp/world/rosia/129087.html
アフガン和平枠組み、タリバンと合意 米表明  2019年01月29日
https://jp.sputniknews.com/politics/201901295858811/
【中東見聞録】米軍のシリア撤収が生む「力の空白」 2019.1.29
https://www.sankei.com/world/news/190129/wor1901290001-n1.html

 あちこちで米露は絡むわけだが、その流れに変化が出ている。
 ロシアが仮にアメリカと何らかの合意をしているという可能性は、過去例から言えばかなり高い。
 その為、いつものようにギリギリで最善の立ち位置を確保していくだろう。

 簡単に言うなら、目標は支那で、米露はギリギリまで敵対した流れで行くだろう。

 INFの件が、それを如実に物語る。

 敵対しているように見せかけて、アメリカの鎖を解き放つ流れだからだ。

 

 鶏が三度鳴いた後の慟哭の時間が過ぎたら、どこに行くのか。
 最後に、久々にくまニュースが出た。
 ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「クマが一緒にいてくれた」 行方不明の男児を森で発見 2019.01.29
https://www.cnn.co.jp/fringe/35131964.html

 露は歴史上においてもかなりの戦略家で我慢強いのが特徴だ。

 そう見えないとか言っちゃダメ。狡猾度が高いのは米英とて同じだ。
 熟慮の上、損をしない存続の道を選んでいくだろう。
 Quo vadis?

 了

ガンバレ!日本!!
↓ブログランキング参加中↓ポチっていただくと、すごく励みになります♪
いつもポチってくれる方、本当にありがとう!


社会・政治問題 ブログランキングへ