こんばんは。

 

東京・目白のリトリートサロンCosmic Sole Tokyoです。

 

 

 

 

前回、Metamorphic Techniqueの観点から乳がんをとらえ直した経緯に

 

ついてご紹介しました。

 

 

Metamorphic Techniqueのセッションだけを見ると、足に施すリフレクソロジー

 

と大差ないように見えますが、実際にはテクニックそのものより、

 

セッションに際しての心構えや、病気や症状に対する考え方が重要です。

 

 

それは簡単なようでいて、日々あれこれ考えを巡らせ、正しいものに

 

こだわりたくなる思考とは全く異なるので、人間としてのあり方を

 

問われます。

 

 

今回私は乳がんになったことで、病気になったことを伝えるということが

 

病気を患う人にとってとてもデリケートにな問題であることを痛感しました。

 

 

病気になったと伝えた時、人は共感し、思いやりの言葉をかけてくれます。

 

けれども、それと共に治療に対する自身の考え方をアドバイスや意見の形で

 

伝えてくださる方が多いのです。

 

 

それは善意からのことであることには間違いないのですが、その善意からの

 

言葉が必ずしも病気を抱えた人にとって必要なものとは限らないのです。

 

 

善意の言葉の中に、ほんの一握りの受け入れがたい態度が垣間見えた時、

 

それが悪意でないことは理解しつつも、どこか引っ掛かりを感じてしまうのは、

 

病気を抱える人の本能的なものでしょうか。

 

 

そこで私は、ますますMetamorphic Techniqueのジャッジしない、

 

アドバイスしない、方向性を定めないあり方の重要性を身に染みて

 

感じるようになりました。

 

 

今回は、Metamorphic Techniqueのあり方に関連して、過去の記事を2件

 

リブログします。

 

Metamorphic Techniqueにご興味のある方に、参考になりましたら幸いです。

 

 

1つは、辛いことがあって美容院に行った時のブログです。

 

セラピーのようにカウンセリングをすることもなく、ただ髪を切っていただいた

 

だけなのに、とても晴れやかな気持ちになったのは、Metamorphic Techniqueの

 

干渉しないあり方に近いなと感じました。

 

 

 

 

もう1つは、ブレインジムでの気づきを整体の先生に伝えた時のブログです。

 

からだの片側だけ動かしにくかったと気づき、それはバランスが

 

整ってないから直さないといけないと思っていた私に対して、先生は

 

ポジティブな見方を教えてくださいました。

 

 

病気になること、症状があることを単純にネガティブなこと、と受け止めず、

 

より高い視点でとらえることはMetamorphic Techniqueのあり方に

 

近いなと思いました。