昨日、『【育児】聴く力を持つために必要なコト。』を書きましたが、
子どもの話を聞いてあげるためには、
自分の話をどこかで聞いてもらわなければその余裕が生まれない。
となると、聞いてもらうためには、話すことが必要になってきます。
でも、自分の気持ちを話すのって、難しいですよね。
愚痴にしたって、もちろん話さないよりり話した方が心は軽くなるけど、
堂々巡りの愚痴を言い続けたってスッキリはしない。
聞く方がテクニックがあれば、すっきりする方向に導くことはできます。
でも、話す方が、自分の心の動きをうまく伝えられなければ、
相手のとる手段も遠まわしにならざるを得ない。
じっくりゆっくり、心を解きほぐしていければもちろんいいけど、
そんな余裕が生活の中にあるかというと、そうそうなかったりしますよね。
プロのコーチやカウンセラーの何が優れているかというと、
普段は自分では気づけない心の内側への視線の向け方、だと思うのです。
そこに導いてくれるからこそ、自分で口に出した時に「腑に落ちる」「スッキリする」言葉が出てきたりする。
この、自分が話した内容で自分自身が「腑に落ちる」「スッキリする」というのは本当に爽快です。
こればかりは経験だなと思います。
そういうことを口にするのって、普通の生活の中ではなかなか難しいのですよね。
でもそれを繰り返していくと、自分の心の動きに対する観察がうまくなる。
するとそれを言葉にして口に出す、というスキルも磨かれる。
ということは、話すのがうまくなる。
話すのがうまくなれば、聞いてもらう時間が短時間でも、
スッキリしやすくなる。
ということは、子どもの話を聞くのに必要な余裕を、
短時間の人との会話で持てるようになる。
聴く力をつけるためには、
話す力も必要なのかも、と思いました。
でもこれって、相手が必要なことなので難しいですね。
これを一人でやるなら、あな吉さんのセルカンとか、
本のワークとかになるんですよね。
私が使っているAndroidのアプリでも使えるものがあったので、
別の記事で紹介しますね。