先日、思い立ってコーチングの体験セッションを受けてみました。
受けたのはこのコーチの体験セッションです。
Karika Coaching - Karika Coaching / Karika コーチング
この方を知ったのは、こちらの記事を読んで。
その時点でコーチングは知っていましたが、夫婦のコーチングというものは知らなかったので興味津々でした。
夫婦ゲンカが増えたので、「コーチング」を受けてきた - kobeniの日記
とても受けてみたいと思ったのですが、夫はそういうのは不要と考えるタイプ(だと私は感じている)で、対面だけのようだったので不可能。
(鹿児島でこういう関係性コーチングをされている方、いらっしゃるのだろうか?)
ということで、メルマガに登録したりブログを拝見したりTwitterをフォローしたりしてそのまま時は流れていました。
鹿児島に引っ越してから、ネットで検索して見つけた鹿児島在住のコーチに一時期コーチングを受けたりもしていました。
(そちらのコーチとの時間がなかったら、きっともっとブラックな時間を過ごしていただろうなあと思います)
今回は、メルマガが届いて、その記事が面白く、その流れで無料体験セッションを見つけて、最近ずっとモヤモヤしていたことがあったので思い切って申し込んでみたのです。
時間になり、Skypeでのセッションを受けました。
始めに、コーチングがどういうものか、どういうことをするのか、どういうことをしないのかという確認。
そして、何を言ってもいいこと、沈黙してもいいこと、コーチの言葉を否定していいことなどを伝えられます。
私はコーチングそのものは初めてではなかったので(入門講座も受けたことがあるし)、コーチング自体の考え方はわかっているのでそのあたりはすぐ終わり、本題へ。
実質40分のセッション時間で本題は30分弱くらい。
本来パーソナルコーチングは、一定期間をおいて繰り返していくものなので一回ではどうこう言うのは難しいのですが、体験セッションはコーチングがどういうものかを確認したり、コーチとの相性を確認する場になります。
私の場合、テーマは決まっていたので、思っていることを話しては、
コーチがそれに対し言葉を返してくれる、というのが続きます。
ほんとに、人から出てくる言葉って、自分の意図していない方向からのボールのようで、
それを受け止めるためにはどういうものが自分の中にあるのか、と改めて自分を見返すことになります。
これが、コーチングの醍醐味であり、セルフコーチングではなかなか難しいところだなと思います。
自分の自分への言葉って、ある程度予定調和なんですよね。
私はコーチングの経験があったので、それほど違和感なく「ああ、コーチングの質問だな」と思う部分もありましたが、
初めてコーチングを体験するときは、「ええ!?」と思うような質問が繰り出されたりします。
そして、それを、きちんと自分の中で咀嚼する。
そして、言葉にして相手に返す。
本当に難しいけど、それだけを繰り返していくと、
自分の気持ちが少しずつ見えてくるのです。
もちろん、すらすらと返答できるほど簡単なことばかりではないし、
言いたくないこともあるし、
わからないこともあるのですが、
コーチはそれも全部受け止めてくれます。
このあたりがやっぱり、さすがプロだなあと思います。
自分一人では自分に対してできないこと。
ただの友人や知人では、ここまでニュートラルに聴くことはできません。
それっぽいことはできますが、やはり威力が違います。
今回のコーチングを受ける前から、
私は自分の行動を制限しているものを大まかに「恐怖」だと認識はしていて、
その内容もわかっていたのですが、
それがどれだけ根深いか、ということが改めて実感できました。
人にはメールなんかで「こういうことがこわいんですよね~」くらいには言っていたのです。
でも、本音の部分では怖い、どころではなかった感じです。
本来はそれをどうやっていくかというところがコーチングの目的地ではあるのですが、
今回はタイムアップでそのあたりで終了となりました。
しかも、子どもをリビングに固定するために見せていたDVDの時間を間違えていて、
セッションが終わる直前に子供が二人私のもとへやってきて騒がれる羽目に。
とりあえず今回は、自分のネックが予想以上に大きかったのを再確認できたのでよかったです。
行動できなくても仕方ないよね、という感じで。
更に、翌日あたりにタイムリーなブログを見て、いろいろ思うこともあったり。
自分との向き合い方を改めて感じた時間でした。