こちらの本、私が一番最初に読んだ時間管理の本だったと思います。
今回読み返して、手帳の使い方もちらっと出てきていることに気づきました
発売とほぼ同時に購入して、何度か読みつつ、久々の再読です。
毎日、仕事をしなきゃと思っているのに(著者はフリーで在宅でイラストなどの仕事をされています)思うように進まず、
ネットをしても返信すべきメールはいつもギリギリだったり忘れたり、
炊飯器のスイッチ入れ忘れて慌てて早炊きしたり、
洗濯をして干すのをすっかり忘れて外出したり、
打合せには、時間ぎりぎりに慌ててシャワーを浴びて髪は濡れたまま飛び出して約束の時間に少し遅刻、
帰りに一息つこうと寄り道したら気がついたら夜になっていて、
帰宅してご飯を作って食べて一息ついたら寝落ち。
そして、さっぱり仕事が進んでいない。
こんな日常を送っている著者が、担当さんとのアドバイスで時間を管理していくことを学んでいく本です。
それがマンガで描かれているのでさくさく読めます。
上記のような日常、身に覚えがありすぎて(笑)身につまされます。
そして、まず本の中で箱のような感じで生活する時間を整理していきます。
1.一週間の行動をノートに記録する(仕事、家事、その他の三色に分けて)
2.それを見て一日仕事のことを考えているのに実際に仕事をしていないことに気づき、
色がぐちゃぐちゃの毎日を送っていると認識する
3.どうするか? ということで、バラバラになっている色をできる範囲で固めることにし、
朝にする家事、昼にする家事、まとめてできる用事、外出などをまとめる
4.1日は24時間でないと気づく
そこで、さらに時間の使い方を考える
5.何かをしているときに他のことが気になって「そわそわ」するのをやめるために
ノートや手帳を使う
こんな感じで話が進みます。
思い当たることある人、いませんか?
共感した個所を抜粋してみるので、参考になりそうだなと思ったら、ご一読をお勧めします♪
(立ち読みでも読み終われるくらいだと思います
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/188.gif)
◆行動をノートに記録するようになって
「自分が普段あんまり時計を見ていなかったことに気づきました」
「時計の数を増やしてみたら… 時計を見るようになりました」
→私はこれを読んで、キッチンのシンクに立っていても目に付くところに時計を置きました(笑)
◆一日の仕事が平日だらっと過ごして、締め切り前に徹夜して仕事をやっている状況に気づいて、平日のだらっとを振り返って
「ちょっと魚さばいたり 本買ってきて読んだりするだけで 一日ってつぶれるものなの?」
→これで一日を見直して、睡眠時間と必要な家事を除いたら12時間しかないと著者が気づくのですが、これ、私がこちらに書いたスケジュールを埋めてみて見える「スキマ時間」と同じだなと思いました。
これが見えないと、自分の手持ち時間がわからないんですよね。
◆上記に気づいて、
「思いつきを何でも即実行に移しては いかんのだな!
たとえそれがどんなに素晴らしい思いつきでも!」
→これ、耳が痛いです。
「一瞬立ち止まって 自分の持ち時間ややることリストと相談しないと…
あとで自分が泣きを見るはめに」
→気を付けようと思いました。
◆デジタル時計について
「デジタル時計はちょっと苦手 なぜなら…
数字に気をとられて 時刻が良く読めないので」
→これわかる! 無意味に数字の並びとかで遊んでしまうのです…。気が逸れる。
◆やることをどうやって進めるかを考えていて
「いっつもそう思うんだわ ガンガン進めるぞ! って
…だけど 思うようにガンガン進められたことないよね?」
→ないのです!!(そのためにどうするかがここから続くので本でどうぞ
![](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/193.gif)
手帳などとはちょっと違いますが、今回はこれを実践してみようと思いました。
◆「そわそわ」(何かをやっていても他のことが気になって集中できない)する時間について
「自分の持ち時間は限られてるんだから あとはそれをどのくらい濃く使えるかだ!」
→まさに! 私もそわそわが多すぎるんだなと再確認しました。
◆外出先で歯が痛いことに気づいて、その場で歯医者の予約をして
歯医者で治療した後
「そうか やろう! と思ったことは
自分から予定を入れてやっちゃっていいのだな」
→これ、私もようやく少しできるようになってきましたが、自分の予定を先に入れること、苦手だったのでよくわかりました。
◆時間の使い方がうまくなり、好きなことをやれたということを担当さんに報告した時に、
担当さんに「よかったですね」と言われて
「仕事以外のことに時間を使ったので叱られるような気がしていた(じーん)」
→自分のやりたいことをやることって、なんで罪悪感がついてくるんだろう、と
改めて思いました。別に、時間を使ったっていいんですよね。
こんな感じです。
実は最初に読んだ時は上の息子が2歳になりたてで、
今のように生活パターンが整っていなかったので、
これを読んでも「やることの時間をまとめる」ということができないと判断していました。
なんにしてもすぐ中断。機嫌を損ねたらなかなか治らない息子。
寝ているときは長い。
なんだかちぐはぐな忙しさと自由度で、さらに生活はぐちゃぐちゃな感じでした。
今考えると、生活パターンを整えてしまえばもっと違ったと思いますが、
当時は無理だったので、
生活パターンが整った今ならもっとうまく取り入れられるんじゃないかな、と思いました。
なので、一番時間を無駄にしている「そわそわ」をもう少し自分からコントロールしていこうと思います。
ちなみに、この方の著書は共感できる部分が多くて笑えるほどですが、
最初はこちらから入りました。
他にも何冊かあるので、また再読してご紹介できたらと思います。