【考え方編】家の片づけが、できない!!!その2。 | 思考も部屋も行動も! スッキリ楽に暮らしたい♪

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片づけが苦手なADHD傾向がある主婦の、部屋も思考も時間も行動もスッキリ楽に快適生活を目指す、記録ブログです。
思ったことを徒然に書きつつ、大切なものを大事にして、楽に自由に生きたいなあと思ってます。


 前回の続きです。
 「片づけ」ってものすっご~く大風呂敷なんですよ。

 「片づけしたい!」で、頭に描いている場所が、全部片付くことは、ありません。

 それが、自分一人の部屋ではなく、家族と暮らしている家の中全部、と考えていたら、言うまでもありません。

 まずノートを一冊準備して、片づけたい部屋や場所ごとに、
 その場所を、どうしたいか、どんな部屋にしたいのかを書き出してみるとよくわかります。

 (これ、細分化とゴールの設定(ゴールを想像してみる)なわけですが)

 例えば、私が現在住んでいる家だと、

 ・キッチン
 ・リビング
 ・洗面所
 ・風呂
 ・トイレ
 ・和室
 ・洋室1
 ・洋室2
 ・ベランダ1
 ・ベランダ2

 なんて感じになります。

 例えば、さらにそこで、それぞれの場所に収納があるとします。
 そうすると、その各箇所について、どうしたいのか、を考えなければなりません。

 ・キッチン
  →食器棚1
  →食器棚2
  →カウンター収納
  →シンク上の収納
  →シンク下の収納
  →コンロ下の収納
  →冷蔵庫

 こんな感じでしょうか。 

 各部屋にクローゼットがあれば、クローゼット。
 チェストがあればチェスト。
 押入れがあれば押入れ。

 その中に、今何が入っていて、そして何を入れたいのか。
 部屋を、どう使い分けたら、自分が、家族が使いやすいのか。

 片づけとは、そういうことをすべて把握したうえで、「どうするか」ということです。

 「片づけしたい!」という気持ちだけで、どうこうできることではありません。 
 

 子どもがいて、子どもが小さくて、動き回って、手がかかっているなら、まずは目の前のことをこなすだけで、手一杯ですよね。
 毎日が忙しくて、家にいる時間がないなら、そもそも、無理なわけです。
 まとめて、全部、片づける! なんてことは

 家の中って、部屋も用途も多岐にわたっているんです。
 家族がいれば、それぞれの家族のテリトリーや、持ち物なんかもあります。

 どんな片づけ本を読んでも、サイトを読んでも出てきますが、
 基本的に、自分以外のものに手を付けるのはNGです。

 家全体の片づけをしようと思ったら、手順があります。
 時間もかかります。
 ちょっとずつやっていくしかありません。

 そもそも、掃除と、片づけは別です。
 整理整頓して、それを維持するのも、また別です。

 このあたりひっくるめて考えていると、大風呂敷の大盤振る舞いです
(笑)

 さらに、断捨離や、こんまりさんのときめき片づけ、他の片づけ方法もそうですが、
 行き着くところはどの手帳術とも同じで、

 自分

 です。

 自分が何を大切に思っているのか。
 自分がどうなりたいのか。
 自分は今どうしたいのか。
 自分は何のためにこれをするのか。
 自分は家族とどういう生活をしたいのか。

 ここに行きついてしまうわけです。
 となると、「自分軸」が見えてないと、迷ったりもします。停滞もします。
 違う落とし穴(きれいに見えるか、ファンシーな部屋か、ナチュラルな部屋か、見た目とか方法とか道具とか、収納とか)にはまったりします。

 多少散らかっていても、自分が心地よければいいわけです。
 本来は。
 多少ゴミが落ちていても、誰かが片づけられる仕組みがあればいいわけです。
 本当は。
 多少モノがあふれていたって、自分が笑っていられるなら、いいわけです。


 綺麗に片付いた部屋で、ピカピカに掃除された部屋で、しかめっ面しているより。
 子供の食べかすが落ちているのを小言を言いつつ片づけながら、
 散らばったおもちゃにため息をつきつつも、家族に笑顔がある部屋の方がいいですよね?

 それがわかれば、あとは、不便だな、嫌だな、変えたいな、と思っている所を、少しずつ、改善していけばいいだけです。
 引き出し一個、一日5分、どこかを掃除するとか、片づけるとか、物を捨てるとか、すればいいのです。

 それでも十分、「片づけ」してますよ?


 それでも、やっぱり自分の手に負えない。
 どうしても、今の時期に全体を見直したい。
 どうしても、今の生活を変えたい。


 そう思うなら、他人の手を借りることもありなんですよ。

 結局私は「片づけなければ!!」と決めた家(前住んでいたところなのですが)の片づけ、

お金払って人に手を貸してもらいました。
 途中までやっていたけど(かなりのものを処分することは、自分でもできました)、やっぱりどうしても、うまくいかなくて、行き詰まっていて、人に頼む選択をしてみました。

 その方は知り合いで、片づけのプロではなかったですが、引っ越しの経験回数も多くて片づけが得意な方でした。
 
 たった一日ですが、一緒に片づけをしました。
 そして、私には思いつきもしなかったものの配置場所とか、沢山教えてもらいました。
 物の飾り方とか。
 かなりスッキリとなって驚きました。
 帰宅した夫も「すごいね~」と顔を明るくしてました。

 何と言うか、向き不向きってやつはこういうことなんだなと思いました…。

 なので、今は、不得意な部分に、必要以上に自分の力を使わないのもありなんじゃないかなあとも思います。

 そして、一度手を入れてもらうと、維持がしやすいです。
 崩れる場所は、それがあっていないのだとわかってきます。
 全体が一度把握できれば、変更もしやすくなります。
 
 私は、あの時ほど、人にお願いして良かったと思ったことはないかもです。

 まあ、片づけは書きだすとブログ一つ作れるほど奥が深いので(笑)、このくらいにしておきます。

 別記事で、私が参考になると思っている本やサイトやブログ、紹介させていただきますね。

 ということで、もし、

 「私、片づけしようと思っても、できてないんです…

 な方がいらっしゃったら、まず、それが大風呂敷じゃないかちょっと考えて見てください

 私は未だに、片づけしようと思ったら、

 ・マインドマップで、そこにあると思っているものを書き出して、
 ・最終的にどうしたいのか
 ・そうするために、そこに残したいもの
 ・場所を変えたいものなど


 などを書くようにしています。
 (前の家を片付けようと思った時に、部屋ごとにどうしたいのか、どうするかを書いたノート、何と2冊にもなりましたよ!)

 まだまだ、私も片づけの道は半ばです


 あ、ついでに、片づけも手帳と同じで、終わりはないのです!
 だって生きて生活していれば、部屋の使い方も、物も、変わっていくものですからね~

 だから、あんまり気負わずにいきましょう音譜