【考え方編】やりたいと思ってるのに、できなくて苦しいこと、ありますか? | 思考も部屋も行動も! スッキリ楽に暮らしたい♪

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片づけが苦手なADHD傾向がある主婦の、部屋も思考も時間も行動もスッキリ楽に快適生活を目指す、記録ブログです。
思ったことを徒然に書きつつ、大切なものを大事にして、楽に自由に生きたいなあと思ってます。

 さくさくと本題へ

 手帳を使えない、という悩みから。

 手帳を使ってできるようになりたいこと。ありますよね。
 家中の片付け、早寝早起き、ダイエット、料理の段どり、献立の充実、
 買い忘れ防止、それこそ今はできてないけど、自分のための時間を持つ、などなど。

 でも、講座を受けても、それらのことが全くできないんです。
 講座は受けると、ハッと目が醒めるし、大きな気付きもあって、
 そのたび「今こそ変われる!!」と思えるんですよ。
 でも結局同じなんです。

 なんとなく、変わってきてる気もするけど、
 でも、今目の前にある「片付けたい問題(上記の部屋の片付けなど)」には全く手付かず…。
 やる気も湧かないし、方向性も見えないんです。
 まずこれこそ、何をおいても取り組みたいと思っているはずなのに…。


 なんでー!?

 という気持ち、わかります。

 講座を受けても、変われる気持ちになっても、変われない。
 ということは、別の記事で書きましたので、今回は、

 やりたいと思ってるのに、手帳を使っても、やれていない!


 こちらに注目

 さて、まずは、私がブラックだった頃(今は違うのかといえば、前よりは)、
 やりたいこと(私もまさしく片付けが一番気がかりでした)があるのに、動けなくて。
 その時に「何の制限もなかったとして、自分が心からやりたいこと、なんですか?」と問われても、さっぱりなにも出てきませんでした。
 もちろん、私はもともと音楽を聴いたり本を読んだりするのが好きだったので、読書とか頭をよぎりました。よぎったけど、思い浮かぶのは、「とにかく、ただ一人で眠りたい」というだけでした

 とにかく、一人になりたかった。寝たかった。布団にくるまって、何も考えずに、ただただ放置されたかった。

 今考えると、完全に、エネルギー枯渇しております

 こんな状態で、やる気が出ますか?

 やる気が湧かないということは、やる気が湧かない理由があるんですよ。

 気力がない、疲れている、などなど自分のエネルギーが足りないこともあります。
 そもそも動けない。まずは休養が必要ということです。体も、心も。

 セルカンでも出てきますが、大風呂敷すぎることには、動きが鈍くなります。
 だって、動きたくても何していいのか、見えてないんです!

 あとは、「自分軸」でも出てきましたけど、「それ、ほんとにやりたいの?」ということもあります。
 あんまり気乗りしないけど、「やらなきゃいけないから」と思っている理由で「一番にやりたいこと」なら、気持ちが動かなくても当然だと思いませんか?

 だから、まずは、やれないことじゃなくて、「何をおいても片付け(それ以外でももちろんいいですよ!)に取り組みたい」と思ってる自分、すごいと思ってあげましょう♪

 だって、やる気もわかないし、方向性も見えないのに、「何をおいてもまず片づけに取り組みたいと思ってる」のは事実ですよね。
 (片づけはあくまでも例ですよ~! あなたが、やりたいと思ってるのにやれていないことに変換して下さいね!)

 やる気がない。やりたくない。やらない~!

 と思ってるわけじゃないんですよ!

 だから、まず、自分の胸に手を当てて、深呼吸して、

 「やり方がわからなくて動けなくてつらいけど、私は何をおいても片づけに取り組みたいと思ってるんだよね」

 とつぶやいてみてください。

 「えらいよね」と付け加えられたら尚いいかもです。

 「えええ?」と思っても、だまされたと思って、できるだけ息を深く吸うことは意識して、嫌々でも言ってみてください。

 そこで少し、何か気持ちが落ち着いたら、
 もうちょっと落ち着いて片づけ(など、自分が苦しくなる原因)を見ることができるかもしれません。

 私、感情が苦しいなあと思ったら、これ良く使います。

 「子供を怒りすぎてる。なんでこんなに怒るんだろう。手まで上げちゃったよ…」

 こんな時は、

 「怒ってしまって苦しいけど、私は怒りたくないと思ってるんだよね。でもできないから苦しいんだよね」

 「もっと食事を充実させるつもりだったのに、手抜き…。疲れてるとか言い訳だよね。家にいただけなのに」

 なんて思うときは、

 「家にいて、でも疲れたのか。今日はもっと食事に手をかけるつもりだったのに、できなかった。でも、やりたかったんだよね」


 まずは事実を。そこに感情は要りません。
 理由も、要りません。

 怒ってしまったなら、怒ってしまったこと。
 やれなかったなら、やれなかったこと。
 疲れたなら、疲れたこと。

 自分でそう思うなら、自分でそう感じるなら、別に自分が言っても嘘じゃありません。
 誰に言うわけでもないんだから、いいんです。

 怒ったから、(怒る母親なんて)ダメだったんだ。
 やれなかったから、(やれるはずだったのに)ダメだったんだ。
 疲れたから、(何もしてないはずなのに)ダメだったんだ。

 それ、自分が決めているだけです。
 妄想しているわけです。

 カントリー姐さんが、自分で他人の言動に妄想をくわえないと書かれていましたが(これ、コミュニケーション講座ではよく出てきます)、
 自分に対しても、妄想は要りません。

 ただ、この自分に対する意識、変えるの難しいのです。

 だから、まずは事実を。
 そして、

 怒ってしまって、ダメな母親だ、と自分は思ってるんだ。
 やれなくて、ダメな人間だ、と自分は思ってるんだ。
 何もしてないのに疲れるなんて、ダメな人間だ、と自分は思ってるんだ。
 
 と考えましょう。

 ついでに、

 そして、本当はどうしたかったのか、付け加えてあげるのです。

 反射的に怒りたいと思ってたわけじゃないんだよね。
 やりたいと思ってたんだよね。
 今日も元気で、〇〇したかったんだよね。


 だから、それを続けて、自分につぶやいてあげればいいのです。

 「今日も、ひどく怒ってしまった。頭ごなしに怒ってしまって、ダメな母親だ。…と、思ってるんだよね。でも、本当は怒りたくなかったんだよね。怒っちゃったけど」

 「今日も、やろうと思ってたことできなかった。やれなくて、ダメだなあ。…と思ってるんだよね。本当は、それをやってしまおうと思ってたのに」

 「何もしなかったのに、疲れた気になってしまった。何にもしてないのに、疲れてるなんて、ダメだよね…と思ってるんだよね。元気に色々やりたかったんだよね」


 これは、感情要りません。
 ただ、淡々と思うだけでもいいです。

 本当に苦しい時は、こう思いながら、眉間にしわよってそうだなあと自分でも思ってます(笑)

 でもこれを2~3回繰り返してつぶやくと、そして深呼吸すると、体の力が抜けるの、わかります。

 これは、自己容認の方法の一種みたいです。(どこで読んだのか、教わったのかちょっと忘れました…)

 ・事実を認識する
 ・自分の感情を認識する
 ・自分の願望を認識する

 これができてから、ようやく「そんな自分を認識できる(認められる)」のです。 


 苦しくてたまらない時、試してみませんか?

 あなたは、苦しくなるくらい、何かを頑張ろうと思ってるのです。
 まずはそれだけで、充分すごいことなのですよ。