ドイツ車、フランス車、イタリア車の特徴 | ドイツ、フランス、イタリア、ヨーロッパのクルマが好き

ドイツ、フランス、イタリア、ヨーロッパのクルマが好き

自分の好きなヨーロッパ車のニュースがメインのブログです。
クルマ以外のこともときどきネタにします。

ドイツ車、フランス車、イタリア車の特徴について書いてみました。

 

 

『ドイツ車』

 

速度無制限のアウトバーンを持つ国だけあって、最高速度を維持した高速走行のできるクルマ作りが得意です。

 

高速走行を実現するためには、高いボディ剛性や高速域でも安定した性能を持つブレーキとサスペンション、また、高回転を維持できる耐久性に優れたエンジンなど、随所に高性能と耐久性が求められます。

 

ドイツ車はそれを具現化しており、ドライバーの操作が正確に伝わる運転感覚や、路面を正確に捉える乗り心地はこのためと思います。

 

ドイツ車は、技術で世界をリードしており、真面目で優等生なクルマが多く耐久性に優れているため、安心して乗れます。

 

しかし、真面目過ぎて遊び心や、ゆるさが少ないのも否めません。

 

 

  VolksWagen Golf

 

 

 

『フランス車』

 

デザインに優れたオシャレなクルマ作りを得意とします。

 

クルマ作りにおいては、デザインの優先度が高く、多少使い難くくてもデザインを優先することがあります。

 

しかし、フランスでは実用性も重視されることから、狭い道を走れて荷物を積める小型車に人気があります。

 

また、馬車の時代から続く石畳の道路が多いため、荒れた路面でも乗り心地のよいクルマが求められ、サスペンションに独特な技術を開発してきました。

 

そのため、フランス車は乗り心地がしっとりとしていて、カーブではねばりがあり、しばしば「猫足」と呼ばれる事があります。

 

しかし、最近では理由が定かではありませんが、ドイツ車のように硬い乗り心地のフランス車が多くなっています。

 

石畳のゴツゴツ感の不快さを打ち消すために、サスペンションだけでなくシートも良くできています。

 

シートは、ボリュームのあるシートクッションと独特なホールド感によりコシのある座り心地を持っており、バカンスのような長距離走行もこなします。

 

フランス人の生活を反映したクルマが多いと思います。

 

 

  PEUGEOT 208

 

 

 

 

『イタリア車』

 

古くからスポーツカーを作っており、デザインに優れたカッコいいクルマ作りを得意とします。

 

ジウジアーロやピニンファリーナ、イタルデザインなどの有名なデザイン会社やデザイナーが多く存在するのも、デザインをいかに重視しているかを裏付けていると思われます。

 

国民性からか、細かい事は気にしないらしく、ヨーロッパ車の中では比較的故障しやすいと思われます

 

また、輸出仕様についてもあまり輸出先のことを気にしていないのか、ナンバープレート装着部分に他国用の余分な穴が空いていたり、日本のナビゲーションがビルトインできなかったり、右ハンドル化すると足元が異常に狭かったりします。

 

それでもイタリア車に憧れてしまうのは、スポーツカーのイメージが強く、他国にはないラテンの雰囲気が伝わってきてカッコよく、粋なクルマ生活が送れそうな感じがするからでしょうね。

 

 

  AlfaRomeo 4C

 

 

 

『総括』

ヨーロッパ車は、それぞれの国の国民性が反映されていて良いです。

 

  質実剛健なドイツ車。

 

  オシャレで実用的なフランス車。

 

  カッコよくてスポーティなイタリア車。

 

どれも所有したいクルマばかりです。

 

 

バイバイ